【第3回】VRX400ロードスターのキャブレターをオーバーホールしてみよう！

2014/6/15 2016/11/21 VRX400

ども。

今日は朝からお客様宅へと出張修理。

予め発注しておいた部品を持って現地で作業です。

ホンダ　TODAY(AF61)なんですけどね、先週末にも

一度現車確認に来て、プラグキャップのリークによるトラブルだと

判断出来たので、対策だけ施して部品発注していたって訳でして。

目で見てプラグキャップが物理的に割れて無くても、

アースさせたドライバーなどをキャップに近づけて

パチパチと音と共に細い火花がリークしたら、要交換です。

この場合、雨が降った日などにエンジンの始動不良や、

走行中(特にアイドリング中)のエンジン停止などが発生することも。

今回、プラグキャップとスパークプラグを交換して

トラブルは解決している予想ですが、モデルが古いだけに

完全に解決しているとは思えませんが。

しばらくは様子を見て貰う様にお願いしてきました。

↓　この続きを読む　↓

んで、さらにもう1台脇に置いてあった原付も

長いこと動かしていないけど、動くようにして欲しいって事で

軽トラックに積んで引き取ってきました♪

お客様とお話している際に、家の中から姿は見えないですが

母『修理して貰うでー！』

娘『バイク綺麗にしといてー！』

ぶはっｗｗｗ

いやいやいやいやいやいや・・・丸聞こえですってｗ

さっ・・作業ご依頼ありがとうございます(・∀・；)

ちなみに、引き取ってきたスクーターですが・・・・

・リコール　1件

・サービスキャンペーン　2件

・改善対策　1件

合計4件の改修に該当しているので、今回の作業時に全て

改修作業しておきます。

お知らせのハガキ、来てなかったっすかねぇｗｗｗ

んで、作業と引取りを済ませて帰社したらもうお昼時。

って事で、今日もいつもの・・・・

ふらんかいの唐揚げ丼です♪

もちろんむね肉だけの唐揚げ丼で、今日はどうやらやげん軟骨を

揚げるのを忘れていたようで、後ほど皿で出てきましたｗｗ

でね・・・ふらんかいではもうお馴染みになってしまっているのでね、

最近ではオーダーすら不要と感じているようですｗ

いつも同じ唐揚げ丼の大盛りしか食べないんでｗ

もちろん今日もオーダーを取らずに調理に取りかかり、

唐揚げが揚がる頃合いを見計らって、

『さぁ、今日は久々に野菜カレーにしよっかなぁｗ』

(ちょっと喰い気味で)

『もう無理ですっｗ』

キッパリ。睨みをきかせながら。

ぶはぁっｗｗｗｗｗｗ

「もう」ってなんだ、「もう」ってｗ

オーダー聞いてませんやんｗ

真剣な表情で、

『えっ、ほんとにカレーにします？？』

って聞いてくれるのかと思いますよね？

その確認すら皆無ｗ

※冗談と分かってるから

まっ、唐揚げ丼しか食べないんで問題ないですけどｗ

大阪ならではのこのやりとり、なかなかですな。うん。

大阪に生まれて良かったぁ～♪

そして、昼食後に店に戻るとご予約のお客様が

既に店前で到着していました。

お待たせして申し訳ないです。

さらに、お土産まで頂きましたよ～♪

喜界島　黒糖焼酎♪

毎度美味しいお酒を有り難うございます！！

いつも持って来て頂く焼酎は、飲んだことが無い物ばかりで

初体験の味覚で酒の肴が捗りますｗｗｗ

いくらメタボリックな体型とは無縁な体質とは言え、

ほどほどにせねばならぬ年ですよね。うんうん。

内臓をいたわらねば。

では、今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

34.2℃

晴れ時々曇り！！

～06時:10%　～12時:0%

～18時:10%　～24時:10%

明日の大阪の天気は、今日に引き続き高気圧に覆われて

概ね晴れる予報ですね♪

最高気温も30℃ぐらいになる予想なので、熱中症対策はお忘れ無く！

明日は月曜日で週の始まりです！頑張りましょう～！

私にとっては週末ですけどｗｗ

では今日の本題です。

先日からご紹介している

VRX400ロードスターのキャブレターをオーバーホールしてみよう！

ですが、今日は第3回目となります。

前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

■【第1回】VRX400ロードスターのキャブレターをオーバーホールしてみよう！

■【第2回】VRX400ロードスターのキャブレターをオーバーホールしてみよう！

さて、前回までは確か

取り外したキャブレター内部が、オーバーホールしたはずなのに、

汚れているじゃんかー！って所まででしたね。

今日はこの続きをご紹介していきます。

この時点で他店で実施されたオーバーホール作業に対し、

少々の不信感を抱いているので、さらに確認を続けます。

バキュームピストン周辺も確認する必要が有りますので、

周辺のホース類を取り外していきます。

まずは交換予定のガソリンホースを取り外してっと。

続いてエアーベントチューブも取り外しましょう。

キャブレタートップカバーを取り外していきましょう。

ボルト4本で固定されていますが、内部のスプリング張力によって

カバーが浮き上がってきますので、必ず最後までカバーを

押さえ込んだ状態でボルトを取り外すこと。

ボルトを取り外すとカバーが外れますので、

ゆっくりとカバーを開けましょう。

内部にバキュームピストンが見えますね。

早速バキュームピストンを取り出して確認してみましょう。

取り外したバキュームピストンのラバースカートを

早速確認してみましょう。

ラバースカート周辺のトラブルも多いんでね・・・・。

通常オーバーホール時に確認必須部位なのですが、

先のスロージェットの件もありますし。

少々の硬化は認められる物の、ラバー部分に

ダメージがなけれ・・・・

ひび割れてますやーん。。。

あかん・・あかん・・・あきません！！

この状態ですと、穴が開くのは時間の問題です。

やはり・・・確認していないようですね。

もう一方のバキュームピストンも同様に

確認してみると・・・

こっちは完全に穴が開いてますー。

多少ラバーを引っ張っているので穴は大きく見えますが、

実際は小さな穿孔です。

ふぅぅぅ・・・残念です。

実に残念です。

この時点でお客様に状況を写真を添えて説明し、

折角ここまで分解しているので、キャブレターのオーバーホール作業を

やり直してみませんかという提案を出しました。

先のショップでの作業を信用できないので、

これらの現状、そして先のショップの不手際を指摘し、

対応して頂くようにとお客様に促し、再度こちらでオーバーホール作業を

実施させて頂く運びとなったわけです。

これが今回のタイトルになっている事の顛末であります。

失敗は誰にだって付きものです。

弘法も筆の誤りといいますし。

プロショップとはいえ間違いだって有ります。

先のショップとお客様との対応がどのようになったかは

ここではあえて書きませんが、

誠意ある対応であった事は確かです。

自らの非を認め、謝罪する事はとても大切なことです。

ただし、作業クオリティについての不信感だけは

到底払拭できない物でしょう。

後味が悪くなくなったというだけで、お客様の再来が

あるかどうかはまた別問題です。

これは先のショップだけに言えることではなく、

当店もいつ何時こういう事態になるかもしれません。

その時に誠意ある対応が出来るかどうか、お客様の立場になって

物事を考えることが出来るかどうかで、全てが決まります。

信頼は最大の武器です。

全てのお客様に満足して頂けるセントラムモーターサイクルに

1歩でも近づけるように日々勉強、日々精進です♪

じゃ、今日の作業はここまで！

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

27.6℃

明日も暑くなりそうですね～。

そろそろ替えのTシャツを準備しなきゃ

いけない季節になってきました。

夕方になると汗臭くてかなわんすーｗ

ファブリーズせねばｗｗ

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょーーーう☆