【最終回】バリオスのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

ども。

昨日造った弓ですがね、今日のお昼休みに

試射していたんですよね~。

初めは割と良い具合だったんですけど、数発試射すると

竹のしなりが悪くなってきて、最終的には

中央でサクッとひび割れて撃沈。

割れた弓

やっぱり半分に割っただけの竹じゃダメっすね・・・。

完全に強度不足です。

本物の和弓のようにヒゴを造って貼り合わせて・・・・とか、

そんなのはさすがに素人なので無理。

いや、時間を掛ければきっと造れると思いますけど、

基本は

夏休みの工作レベル

の域を出ない事が大前提です。

でも、今回の様にあっという間に破損して

志半ばで撃沈してしまうとねぇ・・・ちょっとモヤモヤが残ります。

でね、気が付いたらこんな物が店の前にwww

長い竹が

3m以上はあろうかという青竹がコロリ。

フフフフフフッ・・・・

↓ この続きを読む ↓

前回造った弓はあっという間に破損してしまったので、

次はもうちょっと強度を出した弓を造ってみることに。

今回は前回のように半分に切っただけの竹では無く、

太めの竹を4つ割りにし、それを3枚を合せて強度を

出してみました。

休憩中に少しずつ作業を進めて、

やっとの思いでここまで来ました。

新たに造ってる弓

3枚を削って合わせてあります。

さすがにこのままの長さだと驚く程の大弓になるので、

最終的には1節切り落とす予定です。

1節切り落としても全長は1m50cmぐらいになりそうな予感。

次こそもうちょっと長持ちする弓を造りたいと思います。ええ。

また進捗状況は日々お知らせしていきますね♪

仕事しろw

※休憩中にしていますのでご安心をw

今日は色々と事情があってちょっと冒頭が短めで申し訳ない。

では今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

27.2℃

曇り

曇り!!!

~06時:10% ~12時10%

~18時:30% ~24時:40%

明日の大阪の天気は、気圧の谷や寒気の影響で雲が広がり

昼頃から雨や雷雨となる見込みです。

ところによっては激しく振る地域もあるので注意して下さいね♪

では今日の本題です。

先日からご紹介している

バリオスのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

ですが、今日は最終回となります。

前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

【第1回】バリオスのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第2回】バリオスのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第3回】バリオスのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第4回】バリオスのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第5回】バリオスのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第6回】バリオスのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

さて、前回までは確か

オーバーホール完了

キャブレターの同調調整作業とオーバーホールが完了したところまででしたね。

今日はこの続きを最後までご紹介していきます。

オーバーホールが終わったキャブレターをエンジンに取り付けて行きますが、

予めマニーホールドに薄くグリスを塗っておきましょう。

グリスを塗っておく

キャブレターをフレームとメインハーネスの隙間を縫って

入れて行きましょう。

キャブレターを入れて行く

マニーホールドの噛み込みに注意しながら

キャブレターをマニーホールドにセットします。

マニーホールドにセットする

キャブレターをセットしたらマニーホールドのバンドを

締めて固定しましょう。

バンドを締める

チョークケーブルは後でも取付けが出来ますが、

工具の問題などもあるのでキャブレターをマニーホールドにセットする前に

予め取り付けておくのが無難です。

※私は後で取り付けます

次にスロットルケーブルを取り付けて行きましょう。

スロットルケーブルを取り付ける

キャブレター側にスロットルケーブルを取り付けたら、

スイッチボックス側もスロットルケーブルを取り付けて行きましょう。

スイッチボックスを閉じる

スイッチボックスまで取り付けたら、スロットルの操作を確認して

遊び量も調整しておきましょう。

スロットルケーブルの取付けと調整が済んだら、

キャブレターを仕上げていきましょう。

キャブレターに取り外して冷蔵庫に保管しておいた

Oリングをセットしていきます。

Oリングを取り付ける

Oリングを取り付けたら、エアークリーナーボックスのベースを

取り付けて行きますが、Oリングがズレないように注意しながら

ベースを取り付けて行きます。

同時にクランクケースからのブローバイガス排出用配管とも

接続する必要が有りますのでご注意を。

ベースを取り付ける

本当にOリングがズレやすいので注意してベースを

取り付けて下さいね。

Oリングがズレないようにベースをうまく取付け出来たら、

ボルトを固定していきましょう。

ボルトを固定する

ベース部分の固定が終わったらあと少しですよ~。

予め止水してあるアイシング防止のクーラント配管を

キャブレター底部に取り付けましょう。

アイシング防止用ホースを取り付ける

両方共ホースを差し込み終えてからクランプを取り外しましょう。

ホースを取り付け終えたらエアークリーナーエレメントを

セットしましょう。

エアークリーナーエレメントをセットする

エアークリーナーボックスを閉じましょう。

エアークリーナーボックスを閉じる

メインハーネスをエアークリーナーボックス上部を通し、

キャブレターからのエアーベントチューブをエアークリーナー

ボックスと接続します。

配線を通す

さすがに汚れたままガソリンタンクを取り付けてしまうのは

なんかこう・・・作業したぞ!って気が薄いんで、

エアークリーナーボックス上部の汚れをタオルで

キレイに拭き取っておきましょう。

タオルで拭いておく

キレイになった所でガソリンタンクを元通り取り付けて行きます。

取り外し時と同様に、ガソリンタンク前部のフチが

フレームと接触して塗装が剥がれないように手で保護しながら、

前方にスライドさせるようにして取り付けましょう。

ガソリンタンクを取り付ける

ガソリンタンク前部を規定位置まで入れ終わったら、

前部のフチに注意しながらタンクを持ち上げて、

タンク底部の水抜きホースやフューエルレベルゲージの配線カプラを

忘れずに接続しておきましょう。

配線カプラを接続する

ガソリンコックにも負圧ホース、ガソリンホースをそれぞれ

接続してバンドで固定しておきます。

ガソリンホースを取り付ける

ガソリンホースを取り付けたら、ガソリンコックをPRIに切り替えて

強制的に弁を解放してガソリンをキャブレターに送りましょう。

※通常、PRIレンジは使用しません

PRIに切り替える

エンジン始動まであと少しです。

最後に取り外してあるサイドカバーを取付けてっと。

サイドカバーを取り付ける

シートも取付けたら作業完了です!!

作業完了

では緊張の瞬間です。

エンジンを始動してチェックしましょう。

エンジン始動は動画にて撮影しておりますので

ご覧下さい。

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吹け上がりも異常なしです~♪

アイドリングも安定していて快調です。

今回は全7回となりましたが、最後まで読んで頂き本当に有り難う御座いました。

また明日からは別の整備をご紹介していきますので

継続してご購読をお願いしますぅ♪

あ、応援などの激励コメントも随時募集中です♪

じゃ、今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

28.2℃

今日は夜になっても随分と蒸し暑いです・・・。

ブログを書いている最中も、首筋がベトベト、背中がジトジト。

早くお風呂に入ってサッパリしたいですわ。

明日は日曜日なので、なんとか雨が降らずに持ちこたえて

くれれば良いのですが。

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆

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コメント

  1. kijin より:

    先月バリオスA4を買い、突如始動困難になり、このブログを拝見しました。
    バリオスの整備に関しては日本一の情報量と丁寧さだと思います。
    今日一日かけてキャブ整備と油面を行い、やっと始動しました。
    このバイクは、Oリングやフロートバルブというよりも油面ですね。
    数ミリの調整でオーバーフローしたり止まったりしますね。
    本当にありがとうございました。

  2. ランク より:

    お疲れ様です!
    質問があります
    今バリオスa1に乗っています
    キャブレターの調子が悪くこの記事を参考にして分解洗浄して組み立てたのですが。
    エンジンが掛かるものの全くふけません
    スロットルを回してもぶぶぶぶっとなるばかりで回転数が上がらずスロットルを離すとすぐエンジンが止まります。
    原因として不完全燃焼なのでしょうか?
    返答よろしくお願いします。

    • お疲れ様で御座います~♪

      不完全燃焼というよりも組み付け不良の
      疑いの方が強い気がします。

      エアークリーナーボックス(上側のみ)を取外し、
      バキュームピストンの動作が分かる状態にしてから
      エンジンを始動させ、バキュームピストンが
      スロットル操作に併せてブルブル震えながら
      4つとも同じ動きをしているか確認してください。

      動きが不自然な物があればバキュームピストンの
      組み付け不良が原因かと。

      ただし、以前の状態が分からないので
      何とも言えませんが、以前から同様の症状であるならば
      オーバーホール作業が不完全である可能性があります。

      以前はもう少しちゃんと吹けていたのであれば、
      明らかに組み付け不良が疑われますので
      もう一度見直しすることをお勧めします。