ども。
今日は朝からお客様からお預かりした、
ツーリング中に過積載のために金属疲労で
折れてしまったシーシーバーを修理して貰う為に、
いつもお世話になっている鉄工所にお邪魔してきました。
全長1mぐらいでしょうか。
中腹あたりにあるフェンダーステーがポッキリと
折れてしまっています。
以前にもクラックが入った事があるようで、その時も
溶接して修理したようですが、どうも溶接が甘かったみたいです。
溶接した部分からポッキリ折れています。
鉄工所にお願いして補強を入れつつ、以前の溶接ビード部を
削り落としてもらって、同じ場所が二度と折れないように
して貰うようにしました。
週明け頃には出来上がるっぽいので、また完成写真も
冒頭でご紹介しますね。
過積載は危険ですw
↓ この続きを読む ↓
まぁでも、フェンダーステーが折れて大事に至らなかった
だけでも一安心ですよね。
リヤタイヤは削れて白煙モクモクだったそうですがww
ビニールテープで補強してでもツーリング(キャンプ)を
続行する、40オーバーのおじさまのソウルには完敗です♪
最近の若いライダーには無いパワーはさすがバブル世代。
バルブ世代の方は遊び方が豪快♪
午前中の作業をサクサクっと済ませ、
今日はお弁当が無いのでいつもの・・・・
ふらんかいの唐揚げ丼~♪
しかも、胸肉だけを載せて貰いました。
胸肉だけの唐揚げ丼とか最高すぎます。ええ。
ふらんかいのHPはこちら。
■まぶし唐揚げ ふらんかい
ちなみに、店舗情報では私がいつも行ってる
お店の情報は載っていませんので、地図で場所だけ紹介しますので
お近くに来た際は、ぜひ一度ご賞味あれ♪
カレーやお昼のランチもメニューにありますので、
唐揚げ丼以外も楽しめます♪
そして、午後からはちょっと年の離れたお友達が
店に遊びに来てくれました~。
海外出張が多いお仕事なので、いつも初めて見る
お土産を頂いています。
で、今日はこれを頂きました~。
フランスのお土産です。
L’AteLierと書かれていますがよく分かりませんw
レーズンサブレであることは間違いないですが。
でね、開封してびっくりびっくり。
お国が違えば国民性も違う。
もちろん、お土産だってこんなに違うんですよ。
袋にバサーっとサブレを入れてるだけwww
雑ぃなオイww
個包装されているのが日本では当たり前。
海外でもそうなんだと思っていましたが、どうやら
全然違うようです~。
サブレっていうとクッキーと違って食感が独特ですよね。
でもでもこのサブレってばね、私の知ってるサブレを
随分と通り越して、新食感w
一口噛んだ瞬間にね、パサッ・・・ギュッ♪
こんな感じwwww
噛んだ瞬間はややしっとりしていてパサッと柔らかく、
でも、歯で咀嚼を始めるとね、何とも言えない
絶妙なまとまり感が出るんですよ。
さらにしっとりして来るって言うんですかね。
バターが大量に使用されていると、どうやらこういう食感になるそうで。
とにかく、こんな食感のサブレは初めて食べました。
レーズンが苦手だったんですけどね、これなら何枚でもイケるww
いつもお土産有り難うございます♪
では、今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と
明日の大阪の天気予報をお知らせです。
30.2℃
晴れ!!
~06時:0% ~12時:0%
~18時:0% ~24時:0%
明日の大阪は文句なしの晴れ!!
降水確率は1日0%で雨の心配は無しです~。
最高気温も今日よりさらに2℃程高くなるので、
日中はジリジリと日差しが厳しくなるでしょう♪
夏だ夏だ夏だ夏だぁぁぁぁっ!!
もうすぐ待ちわびた夏だ~♪
毎日が楽しみで仕方有りません。ええw
では今日の本題です。
昨日書く予定だった・・・
グラストラッカービッグボーイのキャブレターをオーバーホールしてみよう!
ですが、今日は最終回となります。
前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。
■【第1回】グラストラッカービッグボーイのキャブレターをオーバーホールしてみよう!
■【第2回】グラストラッカービッグボーイのキャブレターをオーバーホールしてみよう!
■【第3回】グラストラッカービッグボーイのキャブレターをオーバーホールしてみよう!
さて、前回までは確か・・・
ジェットニードルホルダーを取付け終えた所まででしたね。
今日はこの続きを最後までご紹介していきます。
今日はまずスロージェットの取付けから。
セカンダリジェット、メインジェットをしっかり取り付けます。
適切なトルクで締め付けておかないと、
走行中の振動で緩んで落ちてしまうこともありますので。
過去に何度もそういう事例に出会ってますから。
でも、そういう事例って殆どの場合が
お客様によるオーバーホール直後なんですよねぇ・・・。
締めすぎも良くないですが、緩めた時の感覚を覚えておいて貰い、
締めつける時も同じ締まり具合になるようになればGOODです。
規定の締め付けトルクなんて、たんなる目安の数値ですから。
現場サイドでは部品やボルトなどの状況を見て、締め付けトルクを
加減しますからね。
あまり数値にこだわりすぎるのも良くありませんのでご注意を。
続いてエアージェットを取り付けます。
細く小さいジェットなので、マイナスドライバーでも
かなり細いタイプを使用しないと、取り外すことすら出来ません。
続いてフロートにフロートバルブをセットしてから
キャブレターに取り付けましょう。
今回、フロートレベル(油面)は標準値の13.5mmの
基準値内でしたの未調整です。
オーバーフローしてしまう場合や、燃調がリッチな状態が
続く場合は、油面の調整を実施しましょう。
特に問題が出ていなかった場合や、油面調整が
どういう影響を及ぼすのか理解できていない場合は、
むやみにフロートレベル(油面ね)を調整するのはやめましょう。
フロートの組み付けが終わったら、
フロートチャンバーを取り付けて行きましょう。
締め付ける時は対角に均等に締め付けていきましょう。
次はエアーカットバルブを取り付けます。
予めダイヤフラム先端部にシリコングリスを薄く塗っておきます。
ダイヤフラムをキャブレターにセットして、
スプリングを載せてカバーを閉じましょう。
次はパイロットスクリューを取り付けて行きますが、
こちらも予めOリング部分に薄くシリコングリスを塗っておくと
取付時にも調整時にも良い具合になります♪
パイロットスクリューをキャブレターに取り付けて、
標準の2-3/4戻しで一旦止めます。
マフラーも変更されていますし、それ相応に走行距離も
重ねてきておりますので、実際はエンジン始動後に
微調整するので、半回転ぐらいは調整範囲と思っていると良いでしょう。
残る部品をサクサク取り付けていきます。
チョークバルブも取り付けますが、こちらも予めバルブ部分に
シリコングリスを薄く塗っておくと良いでしょう。
シリコングリスを塗っておくことにより、
チョークレバーの動作が軽快になります♪
チョークバルブを取り付けた際は、ナット部分を
スパナ等で強く締めすぎないこと!
ペンチで掴んで締める、そんな程度のトルクで十分ですよ。
締めすぎたらポキンっと折れて大変お高く付きますから。
続いてバキュームピストンの組み付けです。
バキュームピストンに予めジェットニードルとスプリングを
セットした状態でキャブレターにセット。
このグラストラッカービッグボーイのバキュームピストンの場合は
ラバースカートの座りが良いので、バキュームピストンを
落とし込んだ状態でも、トップカバーを閉じる際に
ラバースカートを噛み込むリスクも少なそうです。
でも、注意しながらトップカバーを閉じてくださいね。
バキュームピストン取付け後は、必ず正常に動作するか
テストを実施しておくこと。
テストに関しては車種は違いますが動作チェックの手法は
同様なので参考にして下さい。
[tubepress video=”fsRNMoqZB1U” mode=”user” userValue=”centrumMC” description=”false” title=”false” views=”false” length=”false”]
2分10秒あたりからバキュームピストンの動作チェックを実施しています。
バキュームピストンのテストが終わったら、
最後の仕上げです。
キャブレタークリーナーの原液層に浸け込んだので、
リンケージ部分やバタフライの回転部分のグリスが
流れ出ていますので、グリスアップしておきましょう。
表面のEクリップを取り外します。
取り外す際に飛んでいってしまい、
紛失してしまう恐れがありますので注意して取り外しましょう。
Eクリップを取り外すとナイロンワッシャが入っていますので
これも取り外しましょう。
ナイロンワッシャを取り外すと、ベンチュリー側へ
空気や水分を吸い込まないようにオイルシールが付いています。
オイルシール内側を細い綿棒やこよりなどで
汚れを拭き取ってから、シリコングリスを充填しておきましょう。
シリコングリスを充填しながら、何度かスロットルを操作して
グリスをしっかり馴染ませてあげて下さいね。
元通りナイロンワッシャとEクリップを取り付けたら、
次はスロットルリンケージ側のグリスアップです。
スロットルリンケージ側にはリターンスプリングが
取り付けられていて、分解するのは大変なので
スプリングを開いてこの隙間から、
いつも使用しているこれを吹き付けます。
WAKO’sのワコービスタックですね。
吹き付けた瞬間はサラサラとしててすごく馴染みやすく、
揮発分が無くなるにつれて、粘っこいグリス分だけが残る、
狭小部などのグリスアップに最適なのです。
ピットに1本あるとかなり重宝します。
グリスアップが終わったら、
これでキャブレターのオーバーホール作業は完了です!
あとは取り外し時と逆の手順でキャブレターを
エンジンに装着していくだけですね。
ここからは取り外し時と記事が重複しますので、
サクサク~っと写真メインでご紹介していきます。
エアークリーナー側からキャブレターを差し込んでっと。
そのままエアークリーナー側へと押し込みつつ、
マニーホールドにキャブレターを寄せていきます。
マニーホールドにしっかりとキャブレターを差し込んだら、
マニーホールドやダクトを噛み込んでないか必ずチェック!
噛み込みなどが無ければ、それぞれのバンドを
締め付けて固定しましょう。
燃料ホースやドレンホースなどを忘れず取り付けてっと。
スロットルケーブルを取り付けて、スロットルの遊び量を
調整してからアジャストナットを締め付けて固定します。
スロットルケーブル出入り口部分のグリスが切れていたので、
ワイヤーにグリスを塗ってからスロットルを操作して
グリスを馴染ませておきます。
こうして出入り口付近だけでも気が付いた時に
グリスアップしておくと、スロットルケーブルの寿命も
幾分か長くなると思います。
定期的にケーブル全体に給油する事もお忘れ無く♪
以上でキャブレターの取付けも完了です。
残すはエンジンを始動させてチェックするだけ。
・・・エンジン始動はどうだったか。
ガソリン充満後はセル一発始動♪
アイドリングも終始安定して、吹け上がりも大満足の具合です。
最後の仕上げで試乗を実施して問題ないことが確認出来ましたので、
グラストラッカービッグボーイのキャブレターオーバーホール作業は
これにて完結です~♪
今回も最後まで読んで頂き本当に有り難う御座いました。
また明日からは別の記事をご紹介しますので
お楽しみに~~~♪
じゃ今日の作業はここまで!
最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。
25.8℃
そろそろ海ではイカが釣れ始めているとか・・・。
もう少し夜が暖かくなったらイカ釣りに出掛けてきますw
店の表でイカ干そうww
アジの開きも作るかwww
野良猫注意
このあたりにも結構居てるのでね。
また干物造りをしたらご報告します♪
ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆