ども。
みなさ~ん、ゴールデンウイーク楽しんでますか~?
絶好のツーリング日和じゃないですかぁ♪
私も午前中にお客様からのお電話で誘われて
お昼前からツーリングに出掛けて来ました!
ただし・・・
軽トラックでツーリングですがw
しかも、向かう先は奈良県桜井市。
眼前の電光掲示板には・・・・
渋 滞 5 k m
の文字。
ってかさ、それってツーリングじゃなくって
レッカー依頼じゃね?w
ご名答♪
この時期はどこをどう通っても渋滞渋滞渋滞渋滞渋滞。
まぁ仕方有りません。
で どうやら、朝からツーリングに出掛けたその帰りに
トラブルに見舞われたようで、二進も三進も行かなくなって
立ち往生しているとのご一報。
※第一報は10時頃でした
ですが、そんな時に限ってタイヤ交換作業で
ご入庫された車両が先約になっているとか・・・。
↓ この続きを読む ↓
大急ぎでタイヤ交換作業を済ませ、
お客様にも無理を言って早々に車両のご返却。
昼飯を食わずに一路、奈良県桜井市までしゅっぱーつ!
で、さっきの写真って訳です。ええ。
カーナビ非搭載の軽トラックなので、事前にGoogleで
お客様の居てる場所と道順を確認。
コレ必須。
ガラケーなので現地で地図を確認することは出来ませんので、
毎度引取に出掛ける前に、入念にお客様とお電話で
場所の確認を実施します。
まぁ、今までこのやり方で迷ったことないので
カーナビも必要無いって感じです。
それにしても、奈良盆地は美しいですな。
山に囲まれただだっ広い盆地。
この盆地の中にいくつもの歴史的価値の高い建造物が
ゴロゴロしているなんて、 町全体が歴史の教科書ですな。
そして車を走らせること1時間半。
ようやくお客様と合流です。
カワサキ Z400FXですな。
フロントスプロケットの固定が外れてしまったようで、
動力がスプロケットに伝わらなくなり立ち往生でした。
まぁ・・・フロントスプロケットの固定が外れると一口に言いましても、
実はこのFXはちょいと特殊な方法でフロントスプロケットが
固定されていましてですね、以前からお客様とも
この部分がいつかネックになる日が来るとお話していた、
それが今日、ツーリング中だった訳でw
ぐはぁwww
タイミング悪い。
でも、転倒など無かったのが不幸中の幸いです。
いやぁしかし、な~んにも周辺に無いこんな場所で、
長時間お待たせしてしまい申し訳ない。
周囲で目立つ建物と言えばこれぐらいかしら。
巽製粉(株) 三輪素麺の工場です~。
他は・・・バイパスの高架と田んぼぐらい?w
目印もなーんにも無いしw
でもまぁ、この巽製粉さんがあったおかげで、場所の特定も
スムーズに出来たのでラッキー♪
車の通りも殆ど無いし、周囲はのどかな田園風景が広がっているので
私なら日陰まで移動して爆睡ですなw
それぐらい日中は天気良かったですし。
んでんで、引取したFXは店に下ろさずに
一旦お客様のガレージにご入庫。
修理はしばらく先になる予定ですので。
往復3時間のツーリングお疲れ様でした~っと♪
では、今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と
明日の大阪の天気予報をお知らせです。
22.2℃
曇り時々雨!
~06時:30% ~12時:60%
~18時:60% ~24時:30%
明日の大阪は気圧の谷が通過するため雲が広がり、
夕方に掛けて雨が降るでしょう。
朝から雨が降る所もあるようなので、雨具のご準備はお願いしますね♪
では今日の本題です。
先日からご紹介している、
グランドマジェスティ250の駆動系をオーバーホールしてみよう!
ですが、今日は最終回となります。
前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。
■【第1回】グランドマジェスティ250の駆動系をオーバーホールしてみよう!
■【第2回】グランドマジェスティ250の駆動系をオーバーホールしてみよう!
■【第3回】グランドマジェスティ250の駆動系をオーバーホールしてみよう!
■【第4回】グランドマジェスティ250の駆動系をオーバーホールしてみよう!
さて、前回までは確か
プーリーやドライブフェイスの組み付け作業が
終わったところまででしたね。
今日はこの続きを最後までご紹介していきます。
ドライブフェイス、クラッチアウターを組み付けた所に、
プーリーカバーを取り付けて固定しますが、
その前にカバー側のベアリングにグリスを塗っておきましょう。
カバーを取り付ける前に、いま一度
クラッチアウターとクラッチキャリアの間に
このワッシャを入れ忘れていないかチェックしておいて下さい。
カバーを取り付けてから、クラッチ側、プーリー側それぞれの
センターナットを取り付けましょう。
インパクトレンチを使用してそれぞれ固定します。
センターナットの固定が終わったら、次はカバー周囲の
ボルトを固定していきましょう。
カバーの固定が終わったら、ちょっと写真は作業が前後していて
申し訳ないんですが、エアーエレメントを取り外して
エアーブローして清掃しておきます。
まぁそんなに汚れているわけではありませんが、
ここまで分解しているついでなので一緒にやっておくと良いでしょう。
清掃したエアーエレメントを取り付けてっと。
エアークリーナーボックスを閉じてっと。
あとはエンジンを始動して駆動部の動作チェックですが、
その前にスパークプラグの交換と、エンジンのコンプレッションテストを
実施しておきます。
スパークプラグは、メットインボックス前方のサービスカバーを
開けて作業します。
サービスカバーを開けるとシリンダーヘッドが見えます。
プラグキャップも目の前にあるのですぐに分かります。ええ。
プラグキャップを取り外して、プラグレンチを使用して
スパークプラグを取り外しましょう。
んで取り外したスパークプラグがこちら。
良い感じに先端部分が白ぼけてます。
ちょっと薄い証拠なのですがね、インジェクション車の場合
最適というよりも、ややリーン寄りの設定になっているので
これが適正とは言いませんが、やや白っぽくなるのは
正常の範囲と言えます。
※排気ガス規制をクリアする為に薄めのセッティングになっています
新しいスパークプラグを取り付ける前に、
コンプレッションゲージを取り付けて、エンジンのコンプレッションを
計測しておきましょう。
プラグサイズに合っているホースを
プラグホールに取り付けて行きます。
ホースを取り付けたらコンプレッションゲージを差し込んで
コンプレッションを計測する際は、
スロットルを全開にした状態
で計測すること。
で、セルを回してコンプレッションを計測した結果は・・・
1300kPa!
十分な圧縮ですね~。
これだけあれば、まだまだ元気に走ってくれます♪
ピストンリングの摩耗などが進むと、1000kPa以下になり
1000kPaを下回ると始動困難な症状が出始めます。
特にエンジンが暖まっている時なんかは
より顕著にその症状が出ます。
あと、アイドリングもばらつきが出てタコメーターの針が
上下に振るとか。
※同調調整がズレていないという仮定の下
エンジンの圧縮もバッチリ有るのが確認も出来ましたので、
新しいスパークプラグに交換して、ひとまず駆動部の
オーバーホール作業とコンプレッションテストは完了です♪
今回のお話はこれで一応完結ですが、
作業としてはまだ続きます。
明日からはグランドマジェスティのエンジントラブルで
意外と多い症例である、バキュームピストンのラバー交換
作業をご紹介します。
このグランドマジェスティの本当の意味での作業完了は、
このバキュームピストンの交換作業後と言うことになります。
明日からもまた忘れずにチェックをお願いしますね♪
じゃ今日の作業はここまで!
最期に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。
17.8℃
今日はちょっと冷え込みますね。
温度にしたら数度の差なんですけどね、体感的には
3月頃の寒さです。ええ。
半袖の作業着を着ている自分が憎い。
くっそ寒いww
ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆
コメント
グランドマジェスティの駆動系オーバーホールの工賃はいくらぐらいするのですか?
あとダイヤフラムの部品代と工賃 も教えて欲しいです。
コメント有り難うございます。
使用(交換)する部品によって値段に開きがありますが、
作業内容としてはブログをご覧の通りです。
単純な交換だけではなく、しっかりと各部位分解、給油、清掃を
実施しています。
※作業完了報告時に作業写真をお渡ししています
駆動部の分解O/Hは作業内容や
コンディションによって多少異なりますので参考までに。
■駆動系O/H作業
~20,000円(税・部品代別途)
■ダイヤフラム交換作業※カスタム内容などによって変動
~15,000円(税・部品代別途)
ダイヤフラムの金額はヤマハオフィシャルで
車体番号を入力して検索すれば出てきますので
ご自身の車両にあった部品をご確認下さい。
参考までに。(初期)
5RU-24411-00 ダイヤフラム 1,966円(税込み)