【第4回】エリミネーター250Vのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

ども。

今日は朝からご予約のお客様がご入庫下さいました。

遠く奈良県よりブログをご覧頂き作業のご依頼です。

ホンダ PCX125

ホンダ PCX125ですね。

こちらの記事をご覧頂いたようで、ぜひ同じように

していただきたいとの事です。

【前編】PCXのリヤタイヤを交換してみよう!STD→ワイド化

【後編】PCXのリヤタイヤを交換してみよう!STD→ワイド化

エイボン AM63F

目指すところはこちらですね。

ノーマルのPCXに比べて、随分と極太くなって

リヤ廻りの見た目がいいですな。

ノーマルが細すぎるんじゃいw

いやいや、ホントマジで。

まぁでも・・・燃費やら性能やらコストとか考えたら

14インチでこのトレッド幅で・・・って事なんでしょう。

今回ご入庫下さったお客様も、

これと全く同じ完成写真になる予定です。

PCXのリヤタイヤのワイド化の記事は既に一度

書いているのですが、動画なども交えてもう一度新しく

記事を追加する予定ですのでお楽しみに♪

↓ この続きを読む ↓

んでさらに、PCXと併せて今日ご入庫になったのがこちら。

ホンダ スティード

ホンダ スティード400のガーターフォーク仕様。

まぁ・・・まぁ・・・・とにかく長いのなんのって。

ハンドルも絞って絞って絞りきったハンドルなので、

操舵性能は著しく低く、車両を移動させるだけで

手首が折れそうですww

マッハで作業したので当日中に出庫できましたがw

とにかく長いので、お預かりするにも予め予約して貰わないと

入りきらずに閉店できない事も有り得るんでね・・・・。

んで、今日頂いたお土産のご報告です~♪

まずはこちら。

タケノコ

今が旬のたけのこ~♪

今年はまだ食べていなかったのと、ちょうどそんな話を

していたところに、超絶ナイスタイミングで頂きましたん♪

旬の物を頂くと体にも良さそうですね。うんうん。

そして次はこちら!

茎わかめ わかめ

わかめと茎わかめです!

味噌汁も良し、ポン酢で食べても良し、

酒のアテにも抜群のわかめ盛りだくさん♪

タケノコとわかめ・・・・この2種が揃ったということは、

煮物確定な予感♪ (*´艸`)うぷぷぷw

10~20代の頃の雑多な味付けではなく、和食が良いと思える

自分にシフトしていく、これこそまさに

 加 齢 ww

30代半ばともなると、大半の方が和食にシフトするでしょw

そういうもんです、加齢ってのは。うんうん。

では加齢の話はこれぐらいにし・・・・・

あ、今日のお昼ご飯の話忘れてた。

今日のお昼ご飯はこれ。

チキンカレー

加齢ーカレーですw

今までの話がフリに見えてきますね。

いや、フリじゃないですよ、狙ってもいません。ええ。

たまたま、今日のお昼ご飯はカレーだったっていうお話です。

なんか締まりが悪いですが、冒頭はこれぐらいにして

いつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と明日の大阪の

天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

24.6℃

晴れ

晴れ!!

~06時:0% ~12時:0%

~18時:10% ~24時:10%

明日の大阪の天気は今日に引き続き晴れ。

気温もさらに上昇して24℃ぐらいになる予報です。

今日もかなり日中は暑かったので、そろそろ昼間は

半袖の作業着に着替えたいぐらいですね♪

では今日の本題です。

先日からご紹介している

エリミネーター250Vのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

ですが、今日は第4回目となります。

前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

【第1回】エリミネーター250Vのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第2回】エリミネーター250Vのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第3回】エリミネーター250Vのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

さて、前回までは確か

別容器で浸け込む

キャブレター本体、ジェット類をキャブレタークリーナーの

原液に浸け込んだところまででしたね。

今日はこの続きをご紹介していきます。

キャブレタークリーナーの原液層からよく振るってから

本体を取り出して、ジェット類を入れていた別容器の

キャブレタークリーナーも原液層に戻しておきましょう。

いつも同じ事を何度も何度も書きますが、

キャブレタークリーナーの原液は繰り返し使用が

可能な液体ですので、捨てずに出来るだけ振るい落として

再使用しましょう。

取り出したキャブレター本体を洗浄油で

洗浄して行きましょう。

洗浄油で洗う

毎度のことですが、洗浄中はデジカメに触れることが出来ませんので、

あっという間に洗浄完了です♪

洗浄完了

洗浄後のキャブレターなどは、パーツクリーナーと

エアーブローを併用して経路内部に残っている

洗浄油を全て排出して脱脂しておきましょう。

脱脂完了後、まずはコンパウンドを先端につけた

綿棒でバルブシートを磨いていきます。

バルブシートも汚れがひどかったので、綿棒で入念に磨き

上げておきました。

フロートバルブとの接触部分も激しく研磨した場合は、

必ずバルブシートのすり合わせ作業を実施しておくのをお忘れ無く。

バルブシートを磨く

そしてこれが磨き終えた状態ですね。

バルブシートを磨き終えた

美しくなりましたね。

続いて洗浄し終わったジェット類の疎通再確認と

表面の研磨作業です。

ジェット類の疎通再確認

もちろん、きちんと抜けているので写真をよく見ると

細い霧状のパーツクリーナーの液が出ているのが分かると思います。

ジェット類の表面を真鍮ブラシで磨き終えた状態がこちら。

ジェット類の研磨完了

う~んキレイですねぇ~♪(長嶋風で)

キレイになったジェット類を元通りに全て取り付けて行きます。

前後のジェット類の番数違いはありませんので、

安心して取り付けて行きましょう。

ジェット類を組み付けた

フロートバルブとバルブシートの摺り合わせが終わった

フロートを組戻します。

フロートを組み付ける

フロートを組み付け終えたら、バルブシートの摺り合わせ作業を

実施しましたので、フロートレベルを調整します。

フロートチャンバー合わせ面にノギスをこんな風に立てて、

フロートがフロートバルブ先端部に触れている状態でキープして

その高さを計測します。

フロートバルブ先端のスプリング部が凹んでない状態

で有ることが必須です。

逆も同様です。フロートバルブ先端部とフロートのリップが

浮いている状態もダメです。

フロートレベルの計測 フロートレベルの計測

規定のフロートレベルの数値は以下の通りです。

フロント側:4.7mm(±1mm)

リヤ側:2.1mm(±1mm)

実油面計測時の場合は以下の数値です。

基準線より -17mm(±1mm)

ダウンドラフトキャブレターの場合、手は掛かりますが

実油面で計測する方がより正確に油面を調整できます。

ただし、まずはフロートレベルで合わせてから、

エンジンの吹け上がりやオーバーホール前の症状と

変化が見られない場合などに、実油面を計測して微調整を

実施すると良いでしょう。

※今回の様にメーカーがフロートレベルと実油面双方のデータを

出している場合は特に。

他のメーカーのダウンドラフトキャブの場合は

実油面の数値しか出ていないことが多いんですがね、

こういう部分はカワサキは親切ですね。ええ。

んでフロートレベルの調整が完了しました。

フロートレベル調整完了

各ジェット類の締め忘れがないかチェックしたら、

フロートチャンバーを締めてっと。

フロートチャンバーを組み付けた

同調の調整については、写真撮影を忘れていたため

今回は割愛させていただきました。

もうしわけないw

さて、残る写真も少なくなってきましたので、

今日はこれぐらいにして残りは明日の最終回でご紹介しますね♪

だから明日も忘れずチェックをお願いしまーす。

じゃ今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

17.2℃

夜になっても随分と過ごしやすくなりましたが、

まだまだ日中に比べれば肌寒い位なので、

帰りはネックウォーマーは必須ですw

なんて寒がりな私ww

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆

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