ども。
バイクショップを営んでいるとね、
産業廃棄物とは切っては切れない関係になるのです。
※バイクショップにかかわらずですが
例えば割れて交換したカウリングや、切れて使えなくなった
各種ワイヤー類、使い古したタイヤやチューブなどなど。
我々ショップは交換工賃の中から、こういった作業で出てきた
産業廃棄物を有料で処分しているのです。
店から出る通常ゴミですら、我々の様な事業所は
すべて有料で回収してもらうのです。
自宅の様に決まった日の朝に店の前にゴミ袋を
表に出しても、ゴミ収集車は・・・・
華麗にスルー♪
※場合によってはシールぐらい貼ってくれます
『事業所のゴミ収集は有料です』ってw
で、何が言いたいかっていうとね、
油断していると、こんな風にあっという間に廃車した
車両が店の脇に溜まってきますw
もうね、車両の場合はゴミのように小さくないんで
すぐには処分が出来ないんですよね。うんうん。
それにエンジンが焼付いている車両とか、朽ち果てている
車両などもあるのでね。。。
※ある程度台数をまとめないとね。
で、本題はこれですよ、これ。
ワコーズ製フラッシングオイルの空き缶。
まぁ・・・こういうのはワコーズが回収してくれるので、
店に溢れかえるって事は無いんですけどね。
※この空き缶はワコーズに頂きました
この空き缶に限らず、ワコーズの空き缶ってば
デザインも悪くないんで結構重宝するんですよね~。
色々と。
↓ この続きを読む ↓
さっきのこの空き缶をね、
エアーソーを使って7:3ぐらいの割合で半分に切断して、
取っ手が付いている側をオイル受け皿などとして、
残ったキャップ側を小物入れとして再利用です♪
取っても付いてるし容器は液漏れしない造りだし、
何かと重宝します。
でも、切断したままだと危ないので、切断部分を
ぐるっと一周折り曲げて、さらに折り曲げた部分を
ベルトサンダーで仕上げてあります。
これで怪我をする心配もないです♪
こんな感じの容器が当店には沢山有るのです。
この空き缶も産業廃棄物ですが、リサイクルされる前に違った形で
容器としてもう一度新しく生まれ変わることが出来ます。
これ以外にも、ワコーズ製クイックリフレッシュの空き缶が、
ペン立てになってます~。
もちろんこれも缶切りで上蓋外してから、怪我しないように
フチの部分をベルトサンダーとペーパーで研磨してあります♪
他には・・・
灰皿とか。
まぁこれは完全にノベルティですけどね。
こんな感じで、捨てればゴミですがまだまだ
使えるものが多いので、工夫を凝らして再利用です♪
では今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と
明日の大阪の天気予報をお知らせです。
20.4℃
晴れ!!
~06時:10% ~12時:0%
~18時:0% ~24時:0%
明日の大阪は高気圧に覆われて晴れるでしょう。
ただ、最低気温が今日よりも4℃ほど低くなり
朝晩の冷え込みが厳しそうですのでご注意を。
では今日の本題です。
まずは車両のご紹介から。
ホンダ フュージョンX(MF02)ですね。
既にシートが取り外されているのには訳があります。
ご自身でキャブレターのオーバーホール作業を
実施された様ですが、状況は良くなるどころかさらに悪化。
んで、シートも取り外したままご入庫となったわけです。
ほんのちょっぴり手間が省けますw
症状ですが、エンジンは容易に始動出来ますが
スロットルを操作するとエンジンストール。
どれだけじっくりとゆっくりとスロットルを操作してもダメ。
うぬぅ・・・・。
アイドリングは問題ないんですがね。
その状態を動画に収めていますのでご覧下さい。
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ね?
なんかおかしいでしょ。
スロットル操作に対して、こんなにも過敏に反応して
エンジンストールするなんて異常です。
って事で、目視でバキュームピストンの動きを
チェックしてみたいと思います。
エアークリーナーボックスとキャブレターを繋いでいる
ダクト部分を取り外していきましょう。
バンドと固定ボルトを取り外します。
バンドを緩め固定ボルトを取り外したら
ダクト部分を取り外しましょう。
キャブレターが丸見えになるので、まずは
エンジンを始動させずにバキュームピストンを
指で触ってみて異常が無いかチェックします。
指を突っ込んでバキュームピストンを持ち上げ・・・・
軽っ!!!
なんだこれwww
通常はスプリングの張力が掛かっているので
抵抗があるハズなんですが、全く無い。
いや、スプリングが入ってないww
だって、バキュームピストンも戻ってこないしw
おーいwおーいw
何度読んでもバキュームピストンは下がってきてくれません。
スプリングが無いって・・・・そりゃダメですやん。
いやいや・・・あれ・・・・?
あらららら???
ぶっw
ニードルホルダーも無いがなw
ダメだぁぁぁっ・・・・。
そりゃダメだよ・・・・。
バキュームピストンのスプリングも入ってないし、
ジェットニードルホルダーも入ってないし。
そりゃまともにスロットル操作に反応しませんよ。
って事で、キャブレターの分解作業です~。
今回は新たな試みとして、写真では無く
取り外し作業を動画で撮影してみました。
ちょっと細かい手順は分かりづらいかもしれませんが、
どうかご容赦くださいまし。
[tubepress video=”xnG4a8oN_As” mode=”user” userValue=”centrumMC” description=”false” title=”false” views=”false” length=”false”]
三脚立てて撮影したんですけどね、
やっぱり手元が分かりにくいんでダメっすねw
今まで通り写真で細かく活字で説明する方が
分かりやすくっていいですね。
あー、それプラスこういう動画があればなおよしって感じですかね。
活字の数が減ってしまうので、SEO的にはあまりヨロシクないですし。
googleのクローラーのヒットも少なくなってしまうのでねぇ・・・。
やっぱり活字(文字数)ですよ!
本格的なSEO対策なんて専門外なのでよく分からない、
そんな方はとにかく打つべし!
打つべし!打つべし!打って打って打ちまくれー!
これがSEOに効果がありますw
※眉唾ですけどw
話がそれました、んで動画を使った手順紹介を
してしまったので、あっという間にキャブレターの取り外し完了です。
キャブレターを取り外し終えたマニーホールドには
タオルなどを突っ込んで、異物が入らない様にしておきましょう。
んでこれが取り外したキャブレターですね。
この写真を見て気が付いたソコのあなた。
素晴らしい。
そうです。
キャブレターのトップカバーが浮いてます・・・。
これってつまり、バキュームピストンが噛み込んでいる証拠です。
はぁ・・・・。。。。
じゃまずはキャブレターのトップカバーを開けていきましょうか。
スプリングも入って無さそうですしw
あっっと・・・、その前にオートチョークや各種ホース類が
邪魔なので取り外しておきましょう。
んでトップカバーのボルトを緩めていきます。
非常に舐めやすいボルトなので注意して緩めましょう。
ボルトを取り外してトップカバーを取り外してみると・・・
やっぱりスプリングは入ってないし、
バキュームピストンもガッチリ噛み込まれてて
ペシャンコになってるしww
まぁ・・・なんとか再使用出来そうな程度の
潰れ具合なのでよかったですけど。
んでこれが取り外したバキュームピストンとカバー。
バキュームピストンの噛み込んでないラバー部分も
点検しましたが、特に異常も無く再使用はこれで問題無さそうです♪
さぁここからはフロートチャンバーを開けて、
インナーパーツを取り外していく作業ですが、
今回は冒頭の取り外し手順を動画1つで端折ってしまったので、
ちょっと写真が少なくて寂しいですが、今日はこれぐらいで終わりにしますw
この続きはまた明日更新の記事でご紹介しますね。
じゃ、今日の作業はここまで!
最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。
13.4℃
明日の朝は冷え込みそうなので、やはりまだまだ
紳士用肌着は手放せません。ええ。
花粉もまだまだ飛んでいるので・・・・いや・・・もしかしたら、
私の顔の周りにだけ飛んできてるのかもww
くそぅw
鼻と目玉を取り出して洗浄液に浸け込みたいw
ではまた明日も元気でお目に掛かりましょうね♪