ども。
前回途中だったヴォーグのテールを安価にLED化の続きです。
前回はキャップに穴開けを行って、LEDを差し込んだところまででしたね。
中心の2箇所の穴は、小さい方の電球の場合抵抗を差し込みますので忘れずに
LEDをハンダ付けするまえに穴を開けておいて下さい。
次はLEDをアノード・カソード間違えずに直列で繋いでいきます。
足の長い方がアノード(+)で、短い方がカソード(-)です。
直列で繋ぎますので、+-+-+-の順番で順に接続していきます。
LEDはキャップにピッタリと密着させず、3~4mmほど浮かせた状態で
ハンダ付けをしてください!
完全に乗せてしまうと面白くないテールランプになってしまいますから。。
ハンダこてを少し当てるだけでハンダが溶けてくっつきますので、
接続する足同士をうまく折り曲げてちょちょいと繋げていきましょう。
ハンダが多すぎると、ハンダ同士がくっついてしまったり、ソケットに入れた際にハンダ部分が
ソケットに接触して通電時にショートしてしまいますので、極力薄くハンダ付けします。
写真のハンダ付けは参考にしないでくださいw(量が多すぎですw
周囲からLEDを配置していき、ぐるっと1周回ったところで、
アノード(+)とカソード(-)の足が残っていると思います。
中心2ヶ所の穴に抵抗を差し込みます。
ブレーキランプ点灯時よりも暗くする為と、LED保護の為に220Ωの抵抗を使用しています。
これよりも抵抗値が低いとブレーキ点灯時との明暗の差があまり無くなりますので、
220~250Ωぐらいまでがよいと思います。
で、中心に抵抗を差し込みます。
抵抗には極性はありませんのでどちら向きでもOKですので、
抵抗の一方の足をLEDのアノード(+)と接続します。
抵抗の残っている足は、そのまま電球の電源供給部と後で接続しますので
切らずにそのままにしておきます。
ブレーキランプの大きい方の電球の場合は抵抗が不要ですので
プラス・マイナスの足1セットを残しておきます。
次は残しておいたカソードについてですが、この足は電球ソケットにアースさせる必要が有ります。
大きい方の電球(ブレーキランプ)の場合は、ソケットにマイナス配線を
接続する為の切り込みが合りますが、小さい方の電球(常時点灯)の場合は、
切り込みが有りませんのでソケットの一部をニッパーなどを
使用して切れ込みをいれておきます。
で、ここまで終わったところでチープな基盤をはさみ等を使用して整形します。
極力小さくコンパクトに仕上げましょう。
このとき間違っても配線を切り取ってしまわない様に注意して下さいw
さぁて準備が整いました。
いよいよソケットとの接続です。
ソケットの電源供給部のハンダを溶かして除去します。(ハンダ吸い取り機があると便利♪
こんな感じになったと思います。
整形し終わった基盤をソケットに載せます。
この時注意しないといけないのは、ハンダ付けした部分がソケットと接触していると
問題が有りますので接触している場合はハンダ付けをやり直すか、
当たらないように対策して下さい。
残っているアノード配線をこの穴に通して外部に出します。
カソード配線はソケットに入れておいた切り込みから引き出します。
カソード配線をソケットとハンダ付けします。
この時、ハンダは薄く付けておかないと電球の差込部分に入らなくなりますのでご注意を。
このぐらいのハンダ付けをすると、確実に入らなくなりますwww
で、残るはアノード配線です。
アノード配線はそのまま元合った状態のように、多めにハンダを使用して
ソケット底部に固定します。
ポッコリと山のようにハンダを付けないと、車体側の電源供給部分と接触しませんので
少し多い目ぐらいでもOKです。
そして完成した電球がコレ。
LEDの足を浮かせてハンダ付けしたのは、直線的に発光するLEDの光を
テールランプ内部で周囲の反射板に当てて拡散させる為に
LEDを浮かせて配置し、それぞれのLEDを外周方向に広げたかったんです。
こうする事で、反射板にうまく当たってテールランプ全体がいい感じに光ってくれます☆
すばらしい。
お手製感バツグンw
しかも超テキトーw
振動対策も全くしてないし。
ご心配な方はソケットに基盤を載せる時に、ソケット内部と
足の部分にコーキングなどを充填したりすればOKでしょう。
出来上がった電球を並べて撮影♪
大きい方の電球はソケット内部に納まりましたが、
小さい方の電球はあまりに小さすぎて採寸ミスで納める事が出来なかった為、
ソケットの上に乗っかってますw
初めからもっと小さめに採寸しておくべきでした。。
まぁなにわともあれ、とりあえず完成したので車両に取り付けてみました。
ここで失敗に気が付きました。
ソケットを差し込みにくい・・・・。
LEDの足を引きちぎらない程度に押し込みながら回して、なんとか取り付け完了。
取り付けた際にLEDの向いている方向がバラバラになったので、
外周方向に向くように微調整。(そんなたいそうな・・・
よぉし。
意気込んでエンジン始動!
ピカーーーーーーーーーーー!!
無事点灯♪
ホッとしますね。
テールレンズを取り付けて作業完了です。
レンズ取り付け時に、LEDを外へ広げすぎていると入れにくいので
広がりを調整しながらレンズを取り付けます。
LEDのこのクイックな点灯が感動を誘います♪
ピカッ!ピカッ!(写真上:LED 写真下:電球
すばらしい。
うまくテールランプ全体が光ってくれているので一安心しました。
LEDを外に向けてなかったら、横方向からの視認性も悪いし、
点灯時にも 【 点 】 の光になってしまいますので、
LED電球を作る際にはLEDの特性にご注意を。