ども。
大雪だった昨日が、まるで嘘のように
いつも通りの週末を迎えたここ大阪。
昨日日中に降り続いていた雪も、午後から次第に
霙(みぞれ)へと変わり、夜には雨に変わり
雪によって大幅に乱れていた交通や輸送への影響も
夜には次第に回復しました。
昨日の記事でも書いた通り、大雪だったので私は
徒歩で通勤した為、家に通勤用のバイクを置き去りにしてあり、
帰宅も徒歩となったわけです。
夜になって雪も溶けていたせいか、
幹線道路を走る車もいつも通りの
猛スピードで走っています。
雪が溶けたからって、いつも通りのスピードで走る
車を見てるとね、雪解け水による路面凍結とか
気にしてないのだろうかとか、歩道を歩いていても不安になります。
あのスピードでスリップして、ガードレールが無い
こっちに飛んできたら・・・・
全身を強く打って・・・ry
こっえww
雪に対して抵抗がないというのは、ここまで
強弱がついてしまうのかと、ある意味感心です。
雪 → 氷だからゆっくり走ろう → 溶けた → 水だからもう大丈夫
きっとこういう思考回路なんでしょうな。
雪(氷)は危ないと分かっているだけに、
それが溶けて水になった途端に、妙な安心感が沸くんでしょうね。
「雨の日と同じでしょ?もう大丈夫さっ♪うはははっ♪」
一人でもこんな考え方の人が減れば、事故も
減って良いのになー。とか、思います。ええ。
ここで一言。
卓上食塩は融雪剤になりません。
※実証済み 粒子が小さすぎて効果がありません。
どうせなら、5mm大に砕いた岩塩を撒いた方が
相当効果があります。ええ。
※塩害に注意
↓ この続きを読む ↓
んで、てくてく歩いて帰宅したわけですが、
とにかく足元が悪すぎます。
新雪の方がよっぽど歩きやすい。
水分を大量に含んでシャーベット状になった
雪って本当にタチが悪い。
水浸しの汚泥の中歩いているのと
さして変わり有りません。
いくら長靴履いているとはいえ、ほぼ氷水の中に
足を突っ込んでるのと同じなので、足先は冷えてくるし。
家に着く頃にはね、親指の感覚が無くなるほどですよ。
雪の中を歩いている時はそんなこと無かったのにね。
十分に雪を堪能させて貰いました。ええ。
雪だるまも作ったし、雪かきもしたし、徒歩での通勤もしたし、
人助けもしたし、アイゼンも自作したし。
雪、もうええですわw
では、今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と
明日の大阪の天気予報をお知らせです。
3.8℃
曇りのち晴れ!
~06時:20% ~12時:10%
~18時:0% ~24時:0%
明日の大阪は午前中は雲が広がって、
所によっては雨が降るところもありますが、
午後からは回復して、概ね晴れてくるでしょう。
では本日の本題です。
先日からご紹介している
バルカンドリフターのリヤブレーキキャリパーをオーバーホールしてみよう!
ですが、今日は後編の最終回となります。
前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。
■【前編】バルカンドリフターのリヤブレーキキャリパーをオーバーホールしてみよう!
■【中編】バルカンドリフターのリヤブレーキキャリパーをオーバーホールしてみよう!
さて、前回までは確か
ピストンをキレイに磨き終えたところまででしたね。
今日はこの続きをご紹介していきます。
磨き終えたピストン表面に、薄くシリコングリスを塗っておきます。
シリコングリスを塗りおえたら、ピストンを
ブレーキキャリパーに真っ直ぐに差し込んで行きましょう。
真っ直ぐに差し込まないと、途中で引っ掛かって
止まってしまいます。
ピストンが入ったら、最後までピストンを押し込んでおいて下さい。
ここでキャリパー側の作業は一時中断。
周辺部品の作業に取りかかります。
まずはパッドピン表面の汚れと腐食を落とします。
グリスは塗らないように。
次は取り外してあるブーツの汚れを
掃除しておきましょう。
ブーツ内部にパーツクリーナーを入れて、
内部の古いグリスを洗浄しましょう。
長時間パーツクリーナーを入れっぱなしにすると
ブーツを傷めてしますので、手短にしておきましょう。
ブーツ内部に残っている古いグリスを、さらに
綿棒を使用してキレイに掃除しておきます。
ブレーキキャリパー側のブーツ取付部も
内部にグリスが残っていますので、綿棒で掃除しておきましょう。
キレイになったブーツをブレーキキャリパーに取り付けて、
ブーツ内部にグリスを少量入れておきます。
予め清掃しておいたキャリパーサポートの
スライドピンにも薄くグリスを塗っておいてから、
キャリパーサポートをブレーキキャリパーに取り付けます。
取付け後は、スムーズにキャリパーサポートが
スライドするかどうか、必ずチェックしておくように。
続いてブレーキパッドの取付けです。
新品に交換されているようでしたが、鳴き止め用の
面取り作業がされていないので、面取り作業を実施します。
角を全てベルトサンダーで削り落とし、
ディスクと最初に接する部分を広く深く削り落とします。
こんな感じでね。
これで全ての鳴きが止まるって物ではありませんよ。
一種のおまじないですよ。お・ま・じ・な・いっ♪
このブレーキパッド、ベルトサンダーで削っていても分かりますが、
とにかく固いんですよね。
そりゃ安価ですし、減らない、効かない事で有名なブレーキパッドなので
当然でしょうけど・・・・。
面取り作業が終わったブレーキパッドのバックプレートに
さらに鳴き止め用のグリスを塗っておきます。
準備が出来たブレーキパッドを
ブレーキキャリパーに取り付けていきましょう。
パッドピンを取り付けて、ベータピンで忘れず固定しましょう。
これでブレーキキャリパーの作業は全て完了です。
作業が終わったブレーキキャリパーを、車体側の
キャリパーサポートに固定してっと。
あとはブレーキラインにブレーキフルードを入れて
エア抜き作業をするだけですね。
マスターカップ内部のブレーキフルードを
全てブリーダーを使用して抜き取っておきましょう。
古いブレーキフルードを抜き取ったら、
カップ内部をティッシュなどで軽く拭き掃除してから、
新しいブレーキフルードを注ぎ入れましょう。
次にブレーキキャリパーの遠い方のエア抜きボルト部に
ブリーダーを接続して、カップ半分のブレーキフルード
が無くなるまでブリーダーで吸い取りましょう。
エア抜き作業についての詳細は
ここでは説明しませんのであしからず。
カップ半分のブレーキフルードを吸い取ったら、
十分にブレーキホース内部にブレーキフルードが
満たされているはずなので、
カップに再度ブレーキフルードを追加して、ブレーキペダルを踏みながら
エア抜き作業を行いましょう。
マスターシリンダーから遠い方のエア抜きバルブで
作業していますが、基本的には遠い方のみの
エア抜きだけでも十分にエア抜き作業を
終えることが出来ます。
抜けきらない時や、ブレーキタッチに不安が残る場合は
もう一方のエア抜きボルトからもエア抜き作業を行うと良いでしょう。
ピストンを完全に押し戻した状態からの作業なので、
エア抜き完了後はブレーキフルード容量が
ピストン露出分だけ減っている為、必ず液量を確認して
ブレーキフルードを追加しておくように。
※ブレーキパッドの残量を見て調整して下さい
最後に、各部位締め付け忘れが無いかチェックして、
リヤ回りを洗車したら作業は完了です♪
ブレーキの引きずりやブレーキの鳴きは
どうなったかって?
もちろん解消しましたよ♪
ブレーキの鳴きに関しては、今までは押し引きだけでも
鳴っていたのが無くなっただけで、実際の運用上で発生する
鳴きに関しては別件です。
※ディスクの摩耗とブレーキパッドの性能の影響もありますので
ちなみに、ブレーキの引きずり解消後も
動画を撮影していますので、当初の状態と見比べてみて下さいね♪
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どうでしょうか。
当初よりもスムーズに回転していますね。
これでバルカンドリフターのリヤブレーキキャリパーの
オーバーホール作業は完了です!
最後まで読んで頂き有り難う御座いました。
また明日からは別の作業をご紹介しますのでおったのしみに~♪
じゃ今日はここまで!
最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。
0.4℃
もうね、昨日の雪かきと雪だるま作り、そして徒歩での
通勤のおかげで、下半身が筋肉痛でボッキボキです。ええ。
それどころか、なぜだか腹筋も筋肉痛だし。
あ、これは雪かきのせいか。
年が行くとダメですね。
あちこちボロボロになりますし、治りも悪いですわぁ。
それもこれも、運動不足が原因なのでしょう。
そろそろまた運動始めないと、このままだと
さらに年齢を重ねたら・・・・普通のおじぃになってしまいます。
みなさんも、適度に運動をしましょうね♪
ではまた明日も元気でお目に掛かりましょ~う☆