【後編】クレアスクーピーの駆動系をオーバーホールしてみよう!

ども。

昨日はブログの更新をお休みさせて頂き

有り難う御座いました。

無事に何事も無く、焼き鳥 たろやんさんでの

最近どうよ?の会を終える事が出来ました。

会話の内容と言えば

8割:去の話題

1割:の上話

1割:離滅裂な会話

最近どうよ?はどこいったw

えー・・あー・・・うん、ちょっと話した様な、

話していない様な・・・・気がしない事も無いですね。

駆け付け1杯と同時ぐらいに、最近どうよ的な会話

交わしたっきりかも。

せっかくデジカメも持って行って、じゅーじゅーぱちぱちと

脂をぶっ飛ばしながら焼けていく、臨場感溢れる焼き鳥の写真を

撮ろうと思ったのにね。

左胸に異物感を与えるだけの存在でフィニッシュ。

動物はあなたのごはんじゃない。

動物はあなたのごはんじゃない

分かっております。分かっております。

食物連鎖という名の大義名分の元、

目一杯、美味しく最後まで頂きました。

感謝の気持ちを込め、お残しせずに全て

美味しく頂戴致しました。

おかげでこうして、今日も元気に仕事をこなし、

いつも通りブログも書くことができ、我々人間の為に

食材へと変化した鶏に極大感謝の気持ちを込め、

今日もセントラムモーターサイクルより全世界のお茶の間の

皆様にいつものブログをお届けします。

↓ この続きを読む ↓

うちのブログってば、整備部分の記事が主な

トラフィックの要素となっているんですけどね、

定期的に読んで貰える様になるきっかけってのは

この冒頭部分の記事なのかな~とか思っています。

正直な話、整備の記事って必要な時に、必要な部分だけ

読めれば、あとは見返す様な事も無いと思うのです。

整備前の予備知識として読んでいるという方が

大半だと思うので。

予備知識として手順の確認や、予め注意しておくべきポイントを

知ると言う事は、整備を実施する際に非常に大きな力になります。

※我々は経験が予備知識として機能します

でも、本当に整備の記事だけ読みたい方にとっては、

この冒頭部分のお話ってば

要らないのでは?

スマホなどで閲覧されている場合なんて特に。

冒頭部分長げーよ-。

スクロールするの面倒だよー。

ってきっとお思いでしょう。

冒頭部分にアンカーテキスト作って、

■ サクッと整備記事だけ読む ■

ってリンクで整備記事の冒頭まで飛べれば

ユーザビリティも向上間違い無し。

分かってるならやれよw

えーっ。

だってそれしちゃったらさ、ホント冒頭見てくれない人が

続出するでしょきっと。

いや待てよ・・・・javajQueryあたりを使って

ニュル~っと動かせば、移動中に冒頭の文面が流れるな・・・。

※通常のアンカーテキストだと移動では無く偏移っぽくなるので

『ん??』

ってなればさ、逆に戻って冒頭から

しっかりと読んでくれそうじゃない?

今後のやりたい事リストに加えとこーっと♪

・・・また今日もどうでもいい内容の冒頭になりましたね。

まぁこれがうちのブログなのですが。

何の脈略も無く、時事ネタでも無く、

今日店で起こった出来事でも無く、

思いつきで突っ走る冒頭

が常でありますw

でね、今日の確信はこれから書きます。

つまり、今日は何が言いたいかって事。

僕たちはあなたのおかずじゃない。

いやいや、それはもうエエんねん。

今日、お昼ご飯を食べながらいつもの様に

Tumblrのタイムラインを眺めていると、

実に秀逸な一文を発見。

いや、私にピッタリというか、ブログを書く私そのものを

表しているなと思い、著者に連絡を取り転載させて頂きました。

出典:傘をひらいて、空を より

■作文が終わらない https://d.hatena.ne.jp/kasawo/20100420/p1

七つの女の子と話をしていたら、作文が終わらなくて困っているという。

彼女は小さい子にしては要領よくしゃべるんだけれども、なにしろ七歳は

七歳なので、話がくどい。しかもしょっちゅう脱線する。最後まで聞いて

推測するに、どうやら何を書いて何を省くかがわからないので作文が

長くなっている、ということらしかった。

学校の授業の作文で七五三の話を書くことにして、けれども原稿用紙六枚

書いてもまだ、当日の朝ごはんが終わらない。メニューとその匂い、

湯気のようす、パンの焼き加減の好みに関する主張で六枚目が

終わってしまった。今までのぶんを捨てて書き直すべきか、という意味のことを、

彼女は言う。読ませて頂戴と言うと、ずいぶんとはずかしがってから、

結局読ませてくれた。

八枚切りのパンを焦げるぎりぎりのところまで熱してからバターを塗り、

しみこませて食べる、ジャムはパンに塗るべきではない、ヨーグルトに

いっぱい入れたほうがいい、なぜなら赤(いちごジャム)や

むらさき(ブルーベリージャム)が白いのに混ざるのがおもしろいから、

あと、わざとちゃんと混ぜないで甘いところと甘くないところをつくる、

生の食パンとか意味わからない、不味い、というようなことが延々と

書いてあって、私はいたく感動した。ニコルソン・ベイカーみたいだ。

徹底した脈絡のなさがすばらしくリアル。他者の価値観を一顧だに

しない主観がなんてクール。

たぶん彼女は記憶と思考を選ぶことが、まだうまくできないのだ。

それに抽象概念の操作にも慣れていない。だから頭の中を

時間軸だけで切り取ったような文章を書いている。

これはすごくいい文章だよ、と私は言った。七五三なんか放っておいたって

いいじゃない、ここはひとつ朝ごはんまででいこうよ、捨てちゃうの

もったいないよ。私がそう提案すると、彼女は重々しくうなずいて、

まあね、これ自分でもわりと気に入ってる、と言った。

でも彼女はそういう作文を書きつづけるにはいかないことを

ちゃんと知っていて、きれいにまとまった文章を作る方法を

知りたがってもいた。だから私は作文を終わらせる方法を教えることにした。

あのさ、まず書くことを決めるじゃない、最初に。七五三とか。で、書くことの

前とか後とかあるでしょう。七五三の日の朝ごはんみたいなこと。

それはちょっと短くする。どうやって短くするかっていうと、八枚切りのパンを

反りかえるまで焼いてから反対側もちょっとあぶって、

それからバターをつけて、って書きたいところを、お父さんとお母さんと一緒に

パンを食べました、って書くんだ。もちろんお母さんが起きてからよくわからない

部屋着に着替えてそれから出かける格好になることの謎についてとか、

お父さんのひげそりの音が変化に富んでいて魅力的だと

いうこととかは書かない。もっと省きたかったら、

ただ「朝ごはんをすませて」、って書く。文いっこもいらない。

もっと短くしたかったら、と彼女は訊いた。私は彼女の真似をして

重々しくうなずき、「支度をして家族みんなで家を出ました」って書くの、

と言った。もっと、と彼女が言うので、神社の階段を登っているところから

始めてもいい、と私は教えた。もちろん一日は朝起きたところからはじまる、

でも作文では石段に足をかけたところからはじめてもいい、

なんなら帰ってきたところからでもいい。

彼女はやはり重々しくうなずき、ありがとう、と言った。

どういたしましてと私はこたえた。

でもそれはほんとうはつまらないことなのだ。

誰かの要求にあわせて作文を刈りこむなんて、書く意味があることと

ないことをふるいわけるなんて、所定の枚数にきれいにおさめるなんて。

思いついたことは思いついた順に全部書けばいいんだけどな、と思う。

いやぁ・・・この女の子の気持ち分かりますわ。

書きたい事が整理出来なくって、頭に浮かんだ物をそのまんま

ずらずらと書くもんだから、気が付いたらうまく結末を迎える事が

出来なくなっていたり。

書きたい事を凝縮して書けば良いんですよ。

そう言われてもね。

全部書きたいんですよ。

頭に浮かんだ文言を全て書きたいのです。

何の脈略もないような事でも、全て書きたいのです。

整理しろ、○○○○文字で収めろなんて、

どう考えても無理。

書きたい事を、書きたいだけ書く。

それが脳味噌にとっても、書き手にとっても宜しい。

今日はこの一文を見つけて、夕方にもつい読み返してしまいました。

今日の言いたい事

書きたい事は端折らず書き殴れ

物書き人(ものかきびと)には頭が上がりません。ええ。

今の私を形作っている成分の8割が、こういった物書き人から

インスパイアされて出来た副産物(生成と熟成を繰り返した)ばかりなので。

今日はまたいつもに増して冒頭が長くなってしまいました。

読み飛ばすにしても、随分とスクロールしなきゃダメですね。これ。

あっ、ここまでスクロールご苦労様ですw

では今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

3.2℃

雨のち晴れ

~06時:70% ~12時:50%

~18時:10% ~24時:10%

明日の大阪は午前中まで雨で

午後からはお天気も回復する見込みです。

日曜出勤の方は雨具のご準備をお願いしますね♪

私もカッパを家に持って上がっておかねば。

では本日の本題です。

先日からご紹介している、

クレアスクーピーの駆動系をオーバーホールしてみよう!

ですが、今日は後編の最終回となります。

前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

【前編】クレアスクーピーの駆動系をオーバーホールしてみよう!

【中編】クレアスクーピーの駆動系をオーバーホールしてみよう!

さて、前回までは確か

クラッチキャリアの組み立て完了

クラッチの組立作業が終わったところまででしたね。

今日はこの続きをご紹介していきます。

今日はまずプーリーの掃除から始めましょう。

ウェイトローラーの溝部分をパーツクリーナーと

歯ブラシを併用してキレイに洗浄します。

プーリーを洗浄する

熱で溶けてしまったウェイトローラーの一部も

プーリー内部に付着しているので、

ピックツールなどを使用して剝がし取っておきます。

んでこれが洗浄完了後のプーリーですね。

洗浄完了のプーリー

洗浄が完了したら、予めメーカーから取り寄せておいた

ウェイトローラーを組み込んでいきましょう。

これがメーカーから取り寄せておいた、新品の

ウェイトローラーとスライドピースですね。

新品のウェイトローラーとスライドピース

いつも通りウェイトローラー表面に

薄くシリコングリスを塗ってプーリーに組み込んでいきましょう。

シリコングリスを塗っておく

ウェイトローラーには向きがありますので、

入れる方向を間違えない様に注意して組み込みましょう。

プーリー向かって半時計方向に、ウェイトローラー横面の

リブが分厚い方を取付けましょう。

ウェイトローラーの向き

ランププレートに新品のスライドピースをセットして。

スライドピースを取り付ける

プーリーのスライドピースとの接触部分に

薄くシリコングリスを塗っておくと良いでしょう。

ランププレートを取り付ける

これでプーリーの準備は完了です。

さぁあとは駆動系を組み立てていくだけですね。

今回使用するVベルトはこちら。

RK-GATE製Vベルト

お馴染みのRK-GATE製のVベルトですね。

純正よりも丈夫で耐久性も抜群。

それでいて、純正より少しお買い求め安い♪

Vベルトをクラッチに予めしっかりと落とし込んでおいてっと。

ベルトを落とし込んでおく

あぁそうだ、写真がちょっと前後してしまいますが、

クラッチキャリアのベアリング部には、予めグリスを

しっかりと塗っておいて下さいね。

ベアリングにグリスを塗っておく

Vベルトを取り付けたクラッチキャリアをエンジンに取付け、

次にプーリーを取り付けます。

Vベルトは少し下方へと避けておくと良いでしょう。

プーリーを取り付ける

プーリーを取り付けたら、Vベルトを握ってしっかりと

たわませておいてから、ドライブフェイスを取り付けます。

ドライブフェイスを取り付けた際は、クランクシャフトの

スプライン部が写真と同じように、十分な量露出している事を

確認しておく様に。

スプラインの露出量が少ない場合は、もっとベルトをクラッチに

落とし込んでから、ドライブフェイスを押し込みましょう。

ドライブフェイスを取り付ける

ドライブフェイスを取り付けたら、スプライン部にしっかりと

填まっているのを確認して、センターナットとキック用金具を

スプライン部に入れて固定します。

ナットを取り付ける

ナットとキック用金具はしっかりとスプライン部に入りましたか?

きちんと入っていたら、あとはインパクトレンチで

センターナットを本締め。

センターナットを固定する

続いてクラッチアウターも本締め。

センターナットを固定する

クラッチに落とし込んでいるVベルトは、手でベルトを引っ張って

回転させる事によって、クラッチの外側へと戻りますので、

エンジン始動前に必ず戻しておく様に。

以上で駆動系の組み戻し作業完了です♪

駆動系を組み戻し終えた

プーリーカバーを元通り取付けてっと。

プーリーカバーを取り付ける

最後にエアークリーナーボックスも固定しましょう。

エアークリーナーボックスも固定する

最後にエンジンを始動させ、問題なく変速されて

異音などが出ていないのをチェック。

もちろん、色々と気になっていた部分はありましたが、

何ひとつ問題となる様な事も無く一安心です♪

変速もスムーズ♪

近所を少し試乗して、走行にも異常が無いかチェックが終わったら

洗車作業を行ったら、クレアスクーピーの駆動系オーバーホール作業は

これにて完了です~♪

作業完了

今回は、いつものVベルト破断の交換作業では無く、

少々手間取ってしまいましたが、こうしてまた元気に

走り出すことが出来て何よりですね。

皆様もVベルトが破断してしまう前に、定期的に

Vベルトの交換をお勧めします。

また明日からは別の作業をご紹介しますので

お楽しみにねっ♪

では今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

3.0℃

今日は暖かいですね~。

いつもなら夜にはグッと冷え込んでるんですが、

日中の暖かさといい、この夜の暖かさ・・・・

春 が 近 い

ですよね。

早く夏来い~!

寒い冬なんて早く北方へとお帰り下さいっ!

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう~☆

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