ども。
今日は朝からぽっかぽか陽気でしたね。
そりゃもう春じゃないの?って位暖かくってね、
いつもなら寒くて居てられないのに、
朝から整備の相談で来られていた業者さんと、
あまりにも暖かいので、店の前のベンチに座って
あれやこれやとしばしお話。
最近は客足が悪くってね、
あーでも無い、こーでも無い、
ラジコンがどーだ、こーだ・・・・
って、ラジコン話かw
いや、そういう話もしますよそりゃ。
単なるキズの舐め合いばかりじゃ
気分が落ち込んで行くだけでしょうにw
仕事:1 雑談:9
ぐらいの割合ですけどw
でね、ベンチに座って話をしている最中に、
何度も何度も同じジェット機が上空を通っていたんですよ。
空を見上げて、右方向から飛んでくる事が殆どなのに、
今回ばかりは全て左方向から同じ飛行機が旋回して飛んできます。
小型ジェット機なので、よく目立ちます。
普段この上空で見掛けるジェット機とは
方向も形状も音も違うんでね。
これって、ボンバルディアのCRJ-200って
機体でしょうかね。
一目で分かる尾翼のエンジンと、主翼先端の曲げっていうの?
なぜ何度も旋回していたんでしょうね。
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だって、ベンチで座っている間だけでも
とか、
とかw
何度この上を通るんだw
結構低い位置を飛んでるんで音が大きいんですよね。
まぁこういう空飛ぶ物が好きなので一向に構わないのですが。
私の素人的考えでは、きっと関西国際空港の
離発着便が多い時間帯(お昼前)なので、
管制からの指示で上空待機が出ているんでしょうな。
で、何度も何度も通るもんだから、貨物機なのか旅客機なのか、
それともプライベートジェットなのか気になったので、
いつものサイトで確認してみました。
これね、FlightRadar24ってWEBサイトなんですがね、
全世界を飛んでいる航空機をリアルタイムに表示してくれるサイトなのです。
※リアルタイムと言っても秒単位ではありません
今頭上に飛んでいる飛行機は、一体どこからどこに
向かっているんだろうか・・・・っていう悩みを解決してくれます。
とは言っても、全ての航空機がこのサイトで確認出来るわけ
じゃ無いので、頭上を飛び回っていたジェット機も表示無し。
結局何か分らず終いで。
でも、ヒマな時に空を見上げながら、
『あー、アレは九州から成田に向かってるのかー。』
なんて飛行機を見ながらつぶやくと、
少し楽しくなってきます♪
ぜひ、今アナタの頭上を飛んでいる飛行機を調べて
見て下さいね。
WEBサイトは以下よりどうぞ。
■Flight Radar24
https://www.flightradar24.com/
ちなみに、ブラウザを開いて一定時間マウスの操作が無いと
自動的にサイトとの接続が切れますのでご注意を。
※サイトの負荷軽減の為です
では今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と
明日の大阪の天気予報をお知らせです。
3.2℃
~06時:30% ~12時:80%
~18時:60% ~24時:40%
明日の大阪は雨。
湿った空気が上空に流れ込む影響だそうで。
地域によっては雷を伴って強く降るところもあるので
落雷などには十分ご注意くださいね。
バイク通勤の方は、忘れず雨具をご準備ください。
また、いつもよりも通勤時間には余裕を持って出発しましょう。
では本日の本題です。
まずは車両のご紹介から。
ホンダ クレアスクーピーですね。
先日、お客様より電話があり引取に行ってきた車両です。
電話で症状を聞いたところ、どうやらVベルトが切れているようです。
エンジンは始動出来るが発進しないとの事。
スクーターの場合、この症状が確認出来た時点で
かなりの高確率でVベルトが切れています。
この症状に遭遇した場合は、
必要以上にエンジンを始動させない。
これを守ってください。
切れたVベルトが最悪の事態を引き起こすこともありますから。
例えば・・・
中途半端に切れたVベルトの繊維がクランクシャフトや
ファイナルギアのシャフトに絡まってしまい、
エンジン回転によって絡みついた繊維がシャフトを引っ張ってしまい
最悪の場合、クランクシャフトやファイナルシャフトを
曲げてしまう事があります。
発進出来ない症状は、
いくら回転を上げても発進しません
ので、ご自身でトドメを刺す様な事だけはしない様に。
ほんと、これでトドメを刺してしまう人が居ますので。ええ。
早い内にエンジン止めてりゃこうはならなかったのに・・・・って。
症状はハッキリと分っていますので、
早速作業に取りかかりましょう。
まずはエアークリーナーボックスの固定ボルトを取り外します。
エアークリーナーボックスの固定ボルトを取り外すと、
こんな風に少し持ち上げることが出来ます。
こうして持ち上げておかないと、
上側のプーリーカバーの固定ボルトが取り外せませんので。
プーリーカバーの固定ボルトを全て取り外します。
プーリーカバーはダウエルピン(ノックピン)が2箇所ついているので、
引っ張ったぐらいでは外れません。
外れにくい場合は、プラスティックハンマーなどで
少し叩いてあげると外れやすくなります♪
カバーを取り外してみました。
いつもこの瞬間はドキドキします。ええ。
Vベルトがやはり見事に破断しています。
もちろん粉々になったカスも大量にカバー内側から排出されました。
それにしても・・・・
Vベルト捻れ過ぎですなぁ・・・・。
普通はここまで捻れないんですけどね。
嫌な予感がします・・・・(ごくり)・・・・。
とにもかくにも、駆動部を全て分解して行きましょう。
まずはプーリー部分からセンターナットをインパクトレンチで緩めて
ドライブフェイスを取り外しましょう。
ドキドキしながらドライブフェイスを取り外します。
Vベルトがどうなっているかって言うと・・・・
ベルトのコグ部分がプーリーと接触。
さらに激しくエンジンを回転させたと思しき跡がくっきり。
・・・・こりゃ相当エンジン回したな。
プーリー表面にも、ベルトのコグが挟まって溶けた跡が
びっちりと付いています。
続いてクラッチ側も分解して行きましょうか。
センターナットをインパクトレンチで取り外してっと。
クラッチアウターを取り外しました。
ん??
んんっっ??
うわぁ・・・・・。
Vベルトがクラッチキャリアとエンジンの間に
挟まってしまっている為、クラッチキャリアが外れません・・・。
もちろん、ベルトを手で引っ張ってもビクともしませんし。
あれこれと試してみましたが、どうにもこうにも挟まった
Vベルトが外れません。
完全に一体化してしまっています・・・・。
カッターナイフとかで切ったりもしてみましたけどね、
Vベルトの繊維が固すぎて歯が立たず。
くっそぉ~~うっ!!!
叫んでも状況は一向に良くなるもんでも無いので、
ここは落ち着いてまずは深呼吸。
(ふぅ・・・はぁ・・・ふぅ・・・・・)
よし、コレしか無い。
って事でマイクロリューターに歯をセットしてっと。
※MAX54000rpmです♪
狭い隙間に挟まっているVベルトを
リューターを使用して少しずつ小さくカットしていきます。
もうね、黒い粉は大量に飛散するし、
ゴムの焦げた匂いが店に充満するし、
それどころか粉に火が付いて煙も出るし。
で、上側を少し削ってカットしたので
もうクラッチ外れるかも~♪
んぐぐぐんぐぐぐっ・・・・!
微動だにしないwww
くそぅw
状況は相変わらずって事か。
って事で下側に挟まっているVベルトも
時間を掛けて少しずつ削ってカットしていきます。
悪戦苦闘の結果、なんとか下側に挟まって
プーリー側へと伸びていた破片を切り離しました。
でも、これはほんの少しだけなので
まだクラッチキャリアは微動だにしてくれそうにありません。
大部分はまだエンジンとクラッチキャリアの間に
挟まったままですので・・・。
気合いを入れて下側に挟まっているVベルトをリューターで
うおぉりゃあぁぁっ!!
と、削ると・・・・
白煙が大量発生w
臭せーよーw
煙たいよーw
紛争地域に居るみたいだよーw
でね、煙が出るって事は
そう、火種発生です。
Vベルト内部の繊維に含まれているワイヤーと
リューターの歯が接触することによって、火花が出て
細かく削れたゴムの粉に火が付いた様です。
危ないのですぐにフゥフゥして消しました♪
そして、あんなこんなと格闘すること数10分・・・・
でんっ
ででんっ
でで~んっ♪
ついに外れました。
不可解な効果音と共にw
いやぁ・・・大変でした。
まさかあんな隙間にVベルトが挟まっているとは。。。
リューターが無ければもっと大変な作業になっていたことでしょう。
考えただけでも恐ろしや。
そしてこれが闘いの跡。
黒いゴムマットに黒いゴムの粉が大量に。
白い床ならもっと分りやすいのにねw
さぁ・・・何とかVベルトの取り外しも完了したので、
この続きはまた明日の更新でご紹介しましょうかね。
じゃ今日の作業はここまで!
最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。
-3.2℃
朝とは真逆で寒すぎます。
シート表皮?
カッチカチに凍ってますよ。
そのまま座ったらどうなるかって?
親分がアカンなるわっw
ぐふw
ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう~☆