【最終回】CBR1100XXブラックバードのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

ども。

ついに無人投稿も今日で最後ですよ!

また 明日からは心温まる、有人投稿がまたいつも通り始まります♪

心がこもっていて、それでいて時事ネタもあって、

笑いも、今日の業務のことも、全てを収めた

心温まるブログです。

こんな冒頭の内容が薄い7日間なんて、

とっとと終わっちまえ!w

はい、ついに今日が最終日です。

何度も言うようで申し訳ないですが、この冒頭を書いているのは

12月29日なので、私の場合はまだコレからですがw

明日からはまた、いつも通りの内容でブログを発信していきますので、

明日からも忘れずチェックしてくださいね♪

晴れ

天気予報で使用する、↑晴れマークとかのお天気マークも、

すべて一新してお届けする予定になっていますので、

楽しみですね~♪ワクワクしますね~♪どきどきしますね~♪

※ホラーマン口調で (*´艸`)

でも、まだ一新する予定は立っていますが、

どんな絵にするかは決まっておらず。

当初はこんなにも常用するだなんて思っても無かったので、

マイクロソフト謹製のペイントで適当に描いただけの

マークを何となく最後まで使い続けましたが・・・。

ちょうど良い節目の時期ですので、これを機に

より精錬されたデザインに変更します♪

※ハードル上げすぎw

あっ・・・コレ使って♪

というイラストレーターさんがいらっしゃいましたら、

お気軽にイラストを添えてメールでご相談ください。

かなりの高確率で採用されますからw

月間20万ページビューに、ほぼ毎日晒されますので

絵を知って貰うチャーーンス!!です。

ま、バイクブログで使ってもあまり評価されないような

気もしないでもないですが・・・(–;)

↓ この続きを読む ↓

まぁ、そうは言っていてもきっとイラストは

自分で用意することになると思うので、

年明け早々はこのイラストの準備に取りかかります♪

では無人投稿最終日、本日の本題です。

先日からご紹介している、

CBR1100XXブラックバードのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

ですが、今日は最終回となります。

前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

【第1回】CBR1100XXブラックバードのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第2回】CBR1100XXブラックバードのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第3回】CBR1100XXブラックバードのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

【第4回】CBR1100XXブラックバードのキャブレターをオーバーホールしてみよう!

 

さて前回までは確か

アイドリング調整ノブを取り付ける

バキュームピストンを取り付けて、キャブレター廻りのパーツの

部品の組み戻し作業が完了したところまででしたね。

今日はこの続きを最後までご紹介していきます。

まず今日は同調の調整から始めて行きましょう。

同調調整はアイドル調整ノブを回していき、

バタフライが少し開いた所に見える、この小さな穴の見え方を

キャブレターとキャブレターの間にある調整ボルトを

左右に回して全て同じ開き量になるように合わせましょう。

穴を合わせる1 穴を合わせる2

合わせる際の基準となるキャブレターは、

基本的にどの車両でも同じですが、スロットルケーブルを

取り付けるリンケージがあるキャブレターが基本となります。

このブラックバードの場合で言うと、2番と3番の間の

同調調整ボルト

調整ボルトを始めに調整して・・・・文章で説明すると

分かりにくいので順番に手順を書きます。

1: 2番と3番のバタフライの開き量を合わせる

2: 1番と2番のバタフライの開き量を合わせる

3: 3番と4番のバタフライの開き量を合わせる

4: もう一度2番と3番のバタフライの開き量を確認する

5: バタフライ側を光源に向ける

6: ベンチュリー側から除いて、バタフライから漏れる光の量を

  確認して、微調整をする

以上で同調調整は完了です。

最終的にはエンジンに取り付けてから、バキュームゲージを使用して

もっと細かく同調調整します。

※手間を省く為にもここで概ね全て揃えておきましょう

同調の調整が済んだら、取り外しておいた各ホースを

元通り取り付けておきましょう。

ホース類を取り付ける

キャブレタークリーナーの原液に浸け込み作業をしたので、

各リンケージ部分のグリスが流れ出てしまっているので、

キャブレターを取り付ける前に、各リンケージ部分にグリスアップ

しておくのをお忘れ無く。

※バタフライのリンケージ部分から2次エアーを吸う場合があります

まずはスロットルポジションセンサーがついていない

右端4番の末端部分にシリコングリスを充填します。

シリコングリスを充填する1 シリコングリスを充填する2

次は他のリンケージ部分へのグリスアップですが、

さすがに4番の様に指でグリスを入れれる部分は無いので、

これを使用します。

ワコービスタック

ワコーズ製のワコービスタックです。

これは以前も紹介したことがあると思いますが、スプレータイプで

吹き付けた瞬間はサラサラとしていて馴染みやすく、

しばらくするとサラサラした成分は揮発してしまい、

最後には固めのグリス分だけが残るという、こういう

狭い場所には最適なグリスなのです!!!

狭くてグリスを入れれない、こういうリンケージ部に

グリスを塗る場所

プシューと吹き付けて、すぐに指でリンケージを操作して

リンケージ内部にグリスを浸透させます。

指で動かす

スプリングにリンケージ部分が隠れている箇所が多いので、

スプリングを少し寄せてから吹き付けると良いでしょう。

全てのリンケージ部にグリスアップが完了したら、

キャブレターのオーバーホール作業は完了です♪

キャブレターのオーバーホール完了

さぁ~ここからは早いですよ~♪

キャブレターをエンジンへと取り付けていきましょう。

キャブレターを取り付ける

キャブレターを取り付ける前に、予めマニーホールドに

グリスを塗っておきましょう。

マニーホールドにグリスを塗っておく

こうしてグリスを塗っておくと、取付時に楽に

キャブレターをマニーホールドに差し込むことが出来ます。

併せてキャブレター側にもグリスを薄く塗っておくと良いでしょう。

※今回は中古の固いマニーホールドを使う為、万全を期していきます。

キャブレター側にもグリスを塗っておく

ヒーターガンを使用してマニーホールドを十分に

暖めておきましょう。

グリスも塗ってあるので、少々近づけて暖めても問題ありません。

ヒーターガンで暖める

十分にマニーホールドが暖まったら、冷えて固くなってしまう前に

急いでキャブレターをマニーホールドに当てがって差し込みましょう。

キャブレターを差し込む

取り外し時に比べて、取付けは結構あっさり取付出来ます。

キャブレターがきちんとマニーホールドに入っているか、

また、マニーホールドを噛み込んでいないかチェックして、

問題なければ、固定バンドを締め付けていきましょう。

バンドの締め付けには、緩める際にも使用した

このフレックスタイプの工具を使用します。

フレックスタイプの工具

ぐにゅ~っと曲げながらバンドを全て締め付けていきましょう。

マニーホールドはまだ熱くて火傷する可能性がありますので、

火傷しないように冷えてから作業するか、十分に注意しながら

バンドを固定してくださいね♪

バンドを固定する

バンドの固定も無事に完了したら、次は

スロットルケーブルをリンケージに取り付けましょう。

取り外し時よりも、こちらは取付けの方が困難です。

指先の器用さが本領発揮する瞬間です。

スロットルケーブルを取り付ける

引きと戻しのスロットルケーブルを間違えないように

事前に確認してから取り付けましょうね。

スロットルケーブルを取付け終えたら、

アジャストナットを適切な遊び量に調整してから固定します。

アジャストナットを固定する

スロットルケーブルを固定し終えたら、エアークリーナーボックスを

キャブレターに取り付けて、左右に配置されているイグニッションコイルを固定します。

イグニッションコイルを固定する

あぁそうだ、書き忘れていましたけど、ここまでエアークリーナーボックスを

取り付けてしまう前に、エアークリーナーボックス前部にある

ブローバイガスのホースを忘れずに先に差し込んでおくのをお忘れ無く。

んで、キャブレターからきている、エアベントチューブを差し込みます。

エアベントチューブを差し込む

ダクト部分をキャブレター内部に巻き込んで

いないのをチェックしてから、ダクト部のバンドを固定します。

ダクトのバンドを固定する

エアークリーナーエレメントを取り付けたら

エアークリーナーボックスをフタしてしまいましょう。

エアークリーナーボックスを閉じる

ガソリンタンクを取り付けるのはもうちょっと待って下さい。

先にバキュームゲージを使用して、最後の同調調整を行います。

同調調整の為の負圧の取り出し口は、マニーホールド下にある

この小さなボルトを取り外してバキュームゲージのアダプタを取り付けます。

負圧の取り出し口

写真は1番と2番ですが、3番と4番も同じ場所にありますので

取り出し口にアダプタを取り付けてホースをバキュームゲージと接続しましょう。

バキュームゲージで同調調整

CBR1100XXの燃料ホースは太くて、さらに2分岐されているので

ガソリンを供給するタンクをちょっと工夫しないと、エンジンを始動して

同調調整出来ませんので、予めホースなどを用意しておくと良いでしょう。

で、上の写真はエンジンを掛けてチェックしているところですが、

ほぼ調整無しでこの同調です。

目で合わせてもコレぐらい同調が合っていれば、アナタも手練れの部類ですよww

しばらくアイドリングさせて同調の変化などを確認しましたが、

特に異常も出ずですし、不調も解消しているようでホッと一安心♪

キャブレターが一発で決まると、ほんと嬉しいw

手間掛けて、時間掛けてオーバーホールした

甲斐があるってもんですよ。

1回で決まらなくって、何度もやって完成しても、それは

それだけ時間を掛けているので当たり前って事ですから。

キャブレターは手間と時間を惜しまず、1回でバシッと決めれるように

いつもしたいですね♪

まっ、それもなかなかうまくいかない時だってありますが。。

最後にガソリンタンクを取り付けていきましょう。

前部のラバーをエンジンに落っことさないように注意しつつ、

タンクのフチとフレームを接触させてキズを付けないように

ガソリンタンクを取り付けます。

ガソリンタンクを取り付ける

燃料メーターの配線、ガソリンホース、負圧ホースを元通り

差し込んでから、ガソリンタンク後部の取付けボルトをしっかりと

固定してっと。

タンク後部を固定する

で、事情があってこの後の作業の写真が消失。

まぁそういう事もあるって事で・・・・。

取り外してあるインナーパネルやアンダーカウルの固定ボルトを

忘れずに全て固定したら、CBR1100XXブラックバードのキャブレター

オーバーホール作業は完了です!!

いやぁ~長かったwww

しかも連休中にまさかこの記事を書くとは思ってもみませんでした。

全5回を連休中に全て見て頂いた方も中にはいらっしゃるでしょう・・・。

本当に有り難うございます!

今年もセントラムモーターサイクルは、少しでも皆様のお役に立てるよう、

毎日中身のある記事を発信し続けていきます!!

その為にも、去年よりもより一層の皆様の励ましのコメントや

メールをお待ちしております♪

じゃ今日の作業はここまで!

明日ももちろんブログの更新はありますよっ♪

ぜひまた読んで下さいね~。

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう~☆

明日は無人投稿ではなく、

人投稿なので、ちょっと暖かみがあるかもよ?w

明日からもバリバリはたらくぞ~っと♪

最終日のキーワードは、

『 三日月 』

です。

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コメント

  1. くま太郎 より:

    このページとても役に立ちました。ずっと残しておいてください。