ども。
先日から具合が悪くそろそろお迎えが来るのでは・・・
と思っていた矢先、ついについに通勤快速 兼 代車の
Dioの心臓部からイオン異音が・・・・(マイナス(負)イオン)
クランクシャフトから
ゴリゴリゴリゴリ
まだこの状態でもエンジンも始動しますし、
アイドリングも正常です。
ただし、クランクケースからの音は
尋常じゃないですが。
まぁ・・・通勤だけならまだしも(バイクショップらしくないw)、
こんなコンディションではお客様に代車として
安心してお出しすることが出来ませんねぇ。
って事でですね、なんとか年内に修理しておこうと
年内の作業も一段落したので、
あとは不要な部品を取り除いて、
クランクベアリングの交換ですよ。
ワンオーナーの低走行車だったのに、
1年ほどでクランクベアリング終了とか辛いw
まっ・・・・まぁ・・・・・・・そりゃ色々と
貧乏チューニングは施しましたよ。
お客様への代車はもとより、通勤快速号ですからw
プーリー加工他、クラッチ軽量化、点火タイミング変更、フライホイール軽量化、
ポート加工、ヘッド面研、規制前仕様とかとか・・・・。
余計なことが寿命を縮める (´・_・`;)
を、身をもって実践したって事でww
チューニングは部品の摩耗(寿命)が早まるリスクがありますよって事です。
まっ、ホンダ系のクランクベアリングが
ゴリゴリと異音を発するのは持病みたいなもんですけど。
↓ この続きを読む ↓
明日中にクランクケースを分割して、クランクシャフトに
使用しているベアリングの品番を調べねば。
メーカーから純正部品取り寄せてもいいんですがね、
普通にベアリング業者さんとかから買う方が
断然安いので、あえてメーカーから買う事も無いかと。
最悪、年内に修理出来なくっても代車はもう1台有りますし、
通勤も他のバイクが有るので困ることはないんで。
焦らずやりましょう。
「・・・この適当な感じで、いつしかヤル気が無くなってしまい、
今まで何台のバイクが闇に葬られたと思ってんだ。」
まっ・・・・(・∀・;)・・・・・まぁ。。。
あっ、でも自賠責保険も更新したところだし、
そんなやる気を失うような事無いってば~♪
「 ・・・過去にもそんな事言って、いつも通りヤル気失って、
結局闇に葬った後に自賠責保険を異動したじゃ無いか」
あっ・・・・(・ω・;)・・・うん。。。
でもでも、外装も新品に変えたしさ、フロントフォークも
新品に変えたじゃん?
そこまでしたのに、闇に葬るとか勿体ないじゃん?
「・・・・・・・・・正直、勿体ないとか思ってないだろw」
ぇっ・・・あぁ・・・・(゜。゜;)・・・・・うっううん?(しどろもどろ)
今年の内にクランクシャフトを取り出して、ベアリングの発注まで
済ませてしまえば、ヤル気を失わないさっ!!!!
いつも見える位置にクランクシャフト置いておこーっとw
ぐふw
で、珍しくちょっと冒頭で車両の整備をご紹介してみたいと思います。
っていうのも、記事に出来る程作業が多くなかったので。
時間にしたら15分ほどで解決って訳でして。
なので、冒頭でさくさくっとご紹介します。
車両はこちら。
カワサキ バリオスですね。
当初はエンジンが掛かっていたにも関わらず、
突然プラグが被ったようにエンジンが掛からなくなったそうで。
で、スパークプラグはご自身で取り外して
清掃してみたそうなのですが、結局ダメだった様で
ご入庫と相成ったわけです。
当初は問題が無かったそうなので、トラブルの原因としては
きっと単純だろうという所見です。
スパークプラグとか?
でも清掃したスパークプラグが4本とも同時に
突如お亡くなりになるってのは考えにくいしねぇ・・・。
まぁでもとりあえず、何事も基本からと言うことで
スパークプラグ4本とも取り外しました。
プラグ先端も丸く減っていたんでとりあえず4本とも交換。
取り外したプラグを見て疑問。
結構セル回したはずなのに、なぜだか湿ってない。
うむぅ。。
それに、なんだか違う湿り気もある。
水分です。
うぬぅ・・・。
ガソリンも来てない上に水分まで付着してるとか。
これは実に怪しい。
って事でキャブレターのドレンにホースを接続してっと。
ドレンボルトを緩めてみると・・・
水が混入したガソリンが出てきた。
ああぁぁぁ・・・・。
かなりの量水が入ってる。。
こんなにも水が入ってるとね、ガソリンも吸い上げることが出来ないので
ガス欠のような症状で止まったり、始動困難なわりに
スパークプラグは湿ってないという症状になるって事です。
全てのキャブレターから水分を抜き取り、さらにガソリンタンク内部の
ガソリンも一度全て抜き取って、分離している水を
入れないように上澄みのガソリンだけを戻して
セルを回してみると・・・
(キュルキュ・・・フオォォン・・・ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・)
ぐふw
快調なエンジン始動でなにより♪
何度も始動チェックをしましたが問題なし。
始動性、アイドリング、吹け上がり異常なしです。
で、15分ぐらいで修理完了しましたー。
っていう内容でした♪
あっさりでごめんねw
では今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と
明日の大阪の天気予報をお知らせです。
—℃
今朝も電池切れ状態のまま・・・
曇りのち雪か雨(雪が主体の時)
明日の大阪の天気は、冬型の気圧配置が強まり、
上空には強い寒気が流れ込むため、
北部では雪や雨が降り、雷を伴うところがあるでしょう。
中部や南部でも夕方に一時雪や雨の降るところがある見込みです。
降水確率は午前中まで40%、午後からは50~30%となっています。
一時的な降雪や雨などがありますので、
雨具のご準備はお忘れ無く。
では本日の本題です。
先日からご紹介している
スカイウェイブ250(CJ44A)のロック機構の開閉不良を修理してみよう!
ですが、今日は後編の最終回となります。
前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。
■【前編】スカイウェイブ250(CJ44A)のロック機構の開閉不良を修理してみよう!
■【中編】スカイウェイブ250(CJ44A)のロック機構の開閉不良を修理してみよう!
さて、前回までは確か
フロントカウルの取り外しが完了したところまででしたね。
今日はこの続きを最後までご紹介します。
フロントカウルを取り外すと、向かって左奥の
サイドボックス裏あたりにロック機構を動作させる為の
モーターが配置されています。
モーターって言うと丸い円筒状の物を想像しますが、
これは四角くて横に長いですね。
で、このままでは何も作業が進みませんので、
上に覆い被さるように取り付けられているサイドボックスを
取り外していきましょう。
ちなみに、表側からのボルトを取り外すと
サイドボックスが取り外せそうな雰囲気がしますが、
実際は内側からボルトで固定されていますので外れません。
裏側から表に向かって固定しているボルトを取り外しましょう。
※写真に全て写り込んでいません
表側からも2本ほどボルトで固定されていますので
忘れずに取り外しておいてください。
ボルトを取り外し終えたらボックスをインナーカウルから
取り外すだけなのですが、メーター廻りのインナーカバーが
とにかく引っ掛かって窮屈極まりないです。
それに、カバーを浮かせたくともハンドルポストカバーが
当たって満足いくほどカバーを浮かせることが出来ません。
そんな窮屈な中でも、何とかインナーカウルが変形しない程度に
浮かせた状態で、うまくボックスを取り外すことが出来ました。
これでモーターがよく見えるようになりました。
近づいてモーターをよく見てみましょう。
このロック機構を制御するモーターですが、
どうやらキャノン製の様です。
さらに分解して行きましょう。
制御モーターに入っているワイヤーのカバーを取り外します。
短いプラスドライバーしか入りませんのでご注意を。
で、ボルトは外せたまでは良いですが、
肝心なカバーを取り外すことが出来ません。
そう・・・インナーカバーが真上に有るのでね・・・。
って事で、ここまでハンドルポスト部のカバーを
外さずに作業してきましたが、結局ここまできて
取り外すことが必要となりましたので、
初めからハンドルポスト
カバーは外しておく事。
ハンドルポストカバーを取り外すと、インナーカウルを
グイッと上方に持ち上げることが出来るようになりますので、
先ほどの制御モーターのカバーを取り外すことが出来ます。
さぁここまで制御モーターが露出したところで、
制御モーターが動作していない様子を動画で撮影してありますので
ぜひご覧ください。
[tubepress video=”yRcrBJSfItE” mode=”user” userValue=”centrumMC” description=”false” title=”false” views=”false” length=”false”]
全く動作していませんね。
本来ならばワイヤーを引くはずなのですが。
で、物は試しって事で制御モーターにこうして指を掛けてっと
グイッと縮めてみると、
(ニィィィィ~~ッ)
※モーター特有の音がします
なんだ、結構指で動かせるもんなんだな。
制御モーターをさらに分解してみます。
表面の2本の固定ボルトを取り外すとカバーが外れます。
おぉ。なるほどなるほど。
モーターと言うよりもサーボの動きに近いですな。
ワイヤーが接続されている金属プレートを持ち上げてっと。
んで、この中央の丸っこい部分
これが心臓部(モーター)ですね。
これが180度正転・逆転することによって、
ワイヤーが接続されたプレートを押し引きします。
この押し引きによって、ロック機構の制御を行っているって訳です。
で、ここまで分解して内部を見てもね、
コレといって修理方法がないんですよね~。
メーカーからは制御モーターASSYでしか販売されていませんし。
なので、ここは少々力業ですが・・・・・
制御モーター心臓部を指でグイグイ正転・逆転を繰り返す!!
そう!!!
心臓マッサージのごとく!!
(ニュィィィ・ニュィィィィ・ニュィィィィ・ニュィィィィ)
ふぅ・・・。
よしよし。
これでどうだろうかと、イグニッションをONにしてみたら・・・・
正常に動作したがなw
おっ♪
何度やっても正常にモーターが動いてます。
元通りワイヤーが接続されたプレートとカバーを取り付けて
もう一度動作確認しました。
やっぱり正常動作するがなw
おぅ♪
心臓マッサージが功を奏したようです♪
やってみるモンですなぁ~。
※延命措置とかいわないw
買い直すとなるとお高い部品なので、少しの間でも
問題なく動いてくれれば良いそうで。(オーナー談)
一時的かも知れませんが、今の所正常に動作していますので
もう一度分解して、古いグリスを拭き取ってから、
新しいシリコングリスを塗ってカバーを閉じましょう。
また、制御モーターに接続されているワイヤーにも
注油しておくと良いでしょう。
では、正常動作するようになったロック機構の制御モーターの動きを、
オープン時、クローズ時、そして解錠から自動施錠までの一連の動画
3本をどうぞ。
■制御モーターの動き(オープン)
[tubepress video=”V4VgHhIXaI8″ mode=”user” userValue=”centrumMC” description=”false” title=”false” views=”false” length=”false”]
■制御モーターの動き(クローズ)
[tubepress video=”gKtt1RT0x4″ mode=”user” userValue=”centrumMC” description=”false” title=”false” views=”false” length=”false”]
■制御モーターの動き(オープンからクローズまでの一連)
[tubepress video=”nACyi8l4ivM” mode=”user” userValue=”centrumMC” description=”false” title=”false” views=”false” length=”false”]
見事に心臓マッサージのおかげで、制御モーターが復活です。
まぁいつまで故障なくいけるか分かりませんが、
次同じ症状になったら、制御モーター変えてね♪と、言ってあるので
暫くは様子をみるって感じです。
さぁ、とりあえず修理完了って事になりますので、
元通り外装を組み戻していきましょう。
組み戻し作業については写真だけのダイジェストでお届けです♪
端折り方がハンパねぇっすなw
自分で書くのもアレですが。
外装類の組み戻したら、作業は完了です♪
最後にもう一度全て正常に動作するか
チェックしておくのをお忘れ無く♪
グローブボックス開けることが出来ますか?
フューエルリッドも開けることが出来ますか?
イグニッションOFF後、自動的にロック掛かりますか?
以上3点、問題なければ作業は完了です~♪
なお、この時はスカイウェイブを3台修理預かりしていて、
3台同時に修理完了だったのでトラックの上には
CJ43A:CJ44A:CJ45Aがキレイに並びました♪
ビッグスクーター3台とか、閉店の時に場所取るんですよ。
それ以外にもお預かりの車両があるんで、
爪楊枝の先ほどの敷地しか無い当店では、閉店時に
大変ぎゅうぎゅう詰めにせねばなりませんの。ええ。
まぁ今回のスカイウェイブ250も、なんとか一命を取り留めることが
出来て何より何よりでした♪
最後までいつも読んで頂き有り難う御座います!
明日からはまた別の記事をご紹介しますのでお楽しみにねっ♪
じゃ今日の作業はここまで!
最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。
・・・そういや、電池まだ買ってないんで
撮影すらしなくなった件。
ぐふw
ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆
コメント
ご無沙汰しております。高知の黄色ウェイブです。閉店されてからも、たまに覗かせて頂いております。
最近は充電はバッテリー外して月2~3回しているのですが、その度にフロントボックスのロックがかかりにくくなります。(7~8回バタンバタンしてやると!いつしかかかります。)
今回の不具合はフューエルリッドが閉まらなくなったのです。(閉まったと思ったら、走行中に開きます)7~8回バタンバタンやって閉まればいいのですが。
今回過去記事を読ませてもらい、
ヒントを頂けた気がします。
温かい日にでも、注油をして様子をみてみます。
どうもありがとうございました。