ども。
今日は朝から予定外の事が連続しておりましてですね、
実はまだ今日完了予定の作業が全く出来ておりません。
週末と言う事もありご来店になるお客様も多いんで余計にでしょうけど。
そんな中、テールランプの球切れでご来店の
ご近所にお住まいのマダム。
電球代だけ頂きますね~♪って言うと・・。
ゴソゴソとメットインを開いて、中に入っていた
買い物袋を開き、みかんの入ったビニール袋を
(ふんぬっ!ビリ・・・)
『オヤツにどうぞ♪』
いや・・・そんなお気遣い頂き有り難うございます♪
そういえば、こちらのマダムには以前もスティックパンを
頂いたような気がします・・・。
『お腹空いてるんとちゃう?これお食べ~♪』
こういう差し入れってホント嬉しいです。
今日はね、他にも色々と差し入れを頂戴致しましたが、
差し入れ報告ブログじゃないので、絵面など総合的な判断で割愛w
今日はね、まだまだ作業が残っているので
追い込みの為にも急いでブログ更新ですぅ♪
↓ この続きを読む ↓
なので、珍しく冒頭のお話を続きを読むまでに完結させるという
暴挙に出た次第でありますw
今日はご勘弁をば。
指先を使う細かい作業もちょっとしていたんで首も痛いし・・・
そんなん知らんがなw
そりゃごもっともw
では今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と
明日の大阪の天気予報をお知らせです。
9.0℃
晴れ時々曇り!
明日の大阪の天気は、日本海に中心を持つ高気圧に覆われて、
南部では概ね晴れますが、寒気の影響で北部では雲が広がり、
朝にかけて雨の降るところがある見込みです。
中部でも午前中を中心に雲が広がりやすいでしょう。
降水確率は、夕方まで10%でその後は0%となっています。
日中、ツーリングに出掛けられる方も多い事と思いますが、
明日は雨の心配はなさそうですのでしっかり楽しんで来て下さいね♪
ツーリングとか長らく行ってないな・・・・(ボソリ)・・・
では本日の本題です。
昨日からご紹介している、
フォルツァ(MF08)のフロントタイヤ交換とHID点灯不良を修理してみよう!
ですが、今日は後編の最終回となります。
前回の記事は以下のリンクよりご覧頂けます。
■【前編】フォルツァ(MF08)のフロントタイヤ交換とHID点灯不良を修理してみよう!
さて、前回まではたしか
愚問!GUMONDER
のタイヤをご紹介したところまででしたねw
今日はこの続きをご紹介していきます。
それにしても、面白いネーミングw
ちなみに、タイヤに張られているラベルはこんな感じ。
台湾製なのか・・・。
台湾でもこのクオリティなのか・・・・。
台湾はもう少しクオリティが高いと思っていたのだが。
まぁそれもこれも、クライアントからの要求に応えた結果なのでしょうけど。
それにしても、驚くほど安く売られているタイヤなのに、
それでも利益が出るってのがすごいですな。うん。
使用上の注意をよく読んで使用しましょうw
普通なら殆ど読まないんですが。
では早速交換作業です。
まずは劣化してボロボロになっていたエアバルブを
ニッパーで切り取ってっと。
交換する物なので、丁寧に取り外す必要はありません。
時間短縮の為に切り落とすのが最善です。
新しいエアバルブに薄くグリスを塗ってから、
ちゅぽんっ♪っとホイールに取付けっと。
専用工具がよく売られていますが、無くてもなんら困ることはありませんw
エアバルブの取付けはドライバー1本あれば可能です。
いや・・・細い棒があればOKです。
さぁ・・・この石のように固いタイヤをホイールに
取り付けていきましょうか。
固いのでホイールにタイヤを半面入れるのは容易いですね。
体重を掛けて押しつけるとポコンッ♪と入ります。
そしてタイヤレバーを使用して残る半面のビードを入れて行きます。
※ビードを入れている最中の写真が無くって・・・(汗)
で、あっという間にタイヤの取付完了。
ここからですわ・・・。
んまぁ~とにかくトレッド面もサイドウォールも石のように固いので、
エアーを入れてもビードが出ない。
普通なら、
(プシュ~・・パンッ!パンッ!)
で終わりなのですがね。
コイツはそんな容易くビードが上がってくれそうにありません。
あちらこちらの隙間からエアーが漏れて、圧力が掛からんのですわ。
なので、こうしてホイールを立てた状態にして
タイヤを上から押しつけて、さらに残っている手で
タイヤをホイールに押しつけます。
あっ、足でタイヤゲージ(空気入れ)を押さえてエアーは
常に送り続けています。
時には地面にタイヤを叩き付けたり、
荷重をかけながら前後にコロコロ転がしてみたりして、
ほんの一瞬でもいいんです。
ビードが塞がれば圧力が掛かりますので。
んで、やっとこビードが上がって作業完了っと。
近所のガソリンスタンドさんがね、時折・・・
『ビードが上がらないんですよぉ・・・助けて下さいw』
って来ることがありますが、未だかつてビードが上がらなくて
どうしようも無くなった・・・なんて経験ありません。
それに、ガソリンスタンドさんのコンプレッサーよりも
当店のコンプレッサーの方が圧力弱いはずなのにw
活字では説明出来ない、何かなのでしょうけど。
自分ではよく分かりませんが。(経験とか?手の動きとか?体重移動とか?)
さて、タイヤの交換作業も終ったので車体に
組み戻していきましょう。
組み戻す前に、ホイールベアリングの状態チェックと
グリスアップを実施しておきましょう。
ベアリング左右の動作チェックとグリスアップが終ったら
アクスルシャフトにもグリスを塗っておきましょう。
写真には撮っていませんが、スピナーのベアリング部にも
グリスを塗っておくと良いでしょう。
スピナーのベアリングはグリス切れになっていることが多く、
このグリス切れによって、風切り音のような独特の音を出すことがあります。
走行には関係ないパーツとはいえ、異音ってのは気になる物ですから。
スピナー、カラーをセットしてホイールを
フォークの間に入れてアクスルシャフトを通します。
ホイールを取り付けて荷重が掛かる瞬間に、
ジャッキを忘れず取り外しましょうね♪
そのまま荷重をかけるとカウルが割れてしまう可能性がありますので。
アクスルシャフトを通し終えて、ジャッキから車体を下ろしたら
アクスルナットを本締めして、ブレーキキャリパーを
取り付けたら、フロントタイヤの交換作業は完了です♪
メッキホイールなので手垢が目立ちますので、
忘れずに作業完了後は洗車しておきましょう。
クレンザーを使用するとメッキ部分は美しく洗車出来ますよ♪
さて、タイヤ交換作業は以上で完了です。
ここからはHID(ヘッドライトね)の点灯不良を見ていきましょう。
既に現時点でHIDが点灯しない事は確認済みです。
また、Lo/Hiの切り替えの為のマグネットも効いていないのも確認済み。
これはつまり・・・電源が何らかの影響で通って無い?
もしくは、バラストユニットの不良の可能性が有ります。
単純に点灯しないだけならば、Lo/Hiの切り替えは
通常通り作動するはず。
いづれにせよ、HIDユニットにアクセスするには
フロントカウルがお邪魔なので、順に取り外していきます。
※カウルの着脱に関しては、大部分を割愛しています※
※他の記事で詳しく紹介していますのでそちらをどうぞ※
まずはフロントマスク取り外しっと。
エアロが付いているので、少々フロントカウルの取り外しに
難点が多かったですが、何とか取り外し完了っと。
やはりビッグスクーターのフロントカウル内側は
カオスな事になっていますな・・・。
めげずに作業を進めます。
基本的な電源の入力ラインやアース部分を確認しましたが、
問題なしときた。
電源もヘッドライトカプラから正常に供給されてますなぁ。
ふぬぅ・・・。
って事で、とりあえずまずはバーナーやバラストを
単体でテストしていきます。
まずはバーナーの点灯テスト。
他のHIDユニットを接続してバーナーをテストしています。
バーナーは異常なしっと。
ふむぅ・・・。
次はバラスト・・・・と思い
周辺の配線を触っていると・・・・
(カチッカチカチッ)
ん??
なんだ今の音。
※イグニッションをONの状態にしてあります
もう一度配線をゴソゴソしてみると・・・
(パチッパチパチッ)
※よく聞いたらカチカチではなく、パチパチという音だったってことw
・・・・どっかで配線の接触不良らしき音がします。
その音と合わせてバラストにも通電する音が聞こえましたので、
これがきっと原因だと言う事で、
配線をゴソゴソしながら追求していってたどり着いた先はこちら。
そうですね。
HIDの電源リレーユニットですな。
でも、このリレーユニットから聞こえる音ではなさそうです。
さらにゴソゴソしていると原因が判明。
バッテリーからの電源入力ラインがこの状態ってw
銅線巻き付けてるだけじゃダメでしょうに。
ビニールテープでグリグリ巻きにしてありましたが、
長期間の使用によってビニールテープ内部に空間が出来、
どうやらこの巻き付けていた配線が接触不良を起こしていたようです。
そりゃバッテリーからの電源がこなきゃHIDも点灯しませんわ。
って事で、配線をしっかりと巻き付けて状態を確認したところ、
HIDは見事に点灯確認♪
HIDの交換にならなくて良かったですね~。
バッテリーから引いてあるリード線先端に、
丸形端子を圧着し、HIDユニットの丸形端子と
ハンダ付けで永久固定。
※写真無くてスミマセン。。。
点灯テストを実施して、問題ないことが確認出来ましたので
元通りフロントカウルを取り付けて、三度(みたび)点灯テスト実施。
よしよし♪
今回のトラブルは、実に初歩的な取付け施工ミスでした。
この記事を見ている方で、今まさに電飾部品を取り付けようとしているのであれば
銅線を巻き付けるだけの施工はやめましょう。
時間が経過すると、かなりの頻度で今回の様な接触不良を起こします。
どれだけ強く巻き付けても同様です。
材質が銅であるいじょう、金属疲労や摩耗には負けますから。
それぐらいオートバイというのは振動を常に受けている乗り物なので、
確実かつ継続的に使用出来る施工を心がけて下さい。
急いで取り付けたい、はやる気持ちを抑えて確実な作業をお願いしますね♪
最後にフロントマスクを取り付けたら作業完了です~。
それにしても、ヘッドライトの色青すぎやしませんかw
ブルーがキレイなんですがね、雨の日前見えにくそうですよね。
やっぱり雨天時は黄色の純正ライトバルブが最も見やすいです。
以上でフォルツァのHIDの点灯不良と、フロントタイヤ交換作業はおしまい♪
最後までいつも読んで貰って有り難うございます。
また明日からは別の記事をご紹介しますのでお楽しみに!
じゃ今日はここまで!
最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。
6.2℃
なんとか氷点下にならない日を維持していますが、
これもあと何日続くことやら・・・。
年の瀬になる頃には氷点下になることでしょうなぁ・・・。
あぁ・・・やだねぇ・・・冬・・・・。
夏はまだかw
いっそサイパンにでも行って、夏を満喫したいほど♪
ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆
さっもうちょっと仕事しよーっと。