【第2回】スティードのハンドルバーを純正から社外品に交換してみよう!

ども。

17時過ぎ頃からゴロゴロと鳴り始め、空がピカピカと光り始めました。

こりゃもうすぐ嵐が来るな・・・と思いつつ空を見ていると

雷鳴と共に空が明るく 1 雷鳴と共に空が明るく 2

稲妻でも撮影出来たらラッキ~なんて、思いながら

雨が強く降り始める前にカメラを連写設定にして、空をたまたま撮影したら

うまい具合に稲光で明るくなる瞬間が撮影出来ました。

2枚目の写真だけだと、昼間に撮影している写真に見えますね。

光の強さがよく分かります。

まぁ言えば地球規模のフラッシュですからね。

んでそんなゴロゴロピカピカと空模様が怪しい中、

ツーリングにお出掛けしていたと思しきお客様から入電。

『1時間以内に向かいます~。今日はそのまま置いていきますので!』

この段階ではまだ雨はポツポツ程度で、走行にはまだ支障が出るほど

ではなかったのに・・・

たった数分の後に・・・

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あっという間にこんな状況へと変化。

大雨

いやいやいやいや・・・いけませんってば、こんな雨になっちゃ。

そりゃもうすんごい勢いだったんですから。

あれよあれよという間に、側溝が水であふれてオーバーフローw

オーバーフローした水は店内へと少しずつ流れ込んできます。

急いで水切りモップを用意して排出作業。

外へ水を押し出しても押し出しても押し出しても押し出しても押し出しても

ええぇぇぃっ!くそぅっ!!

やってもやってもらちがあきません。

根本的にこれじゃ解決にならないぐらいの勢いで浸水。

まぁそりゃやらないよりは、やっている方が少しはマシですけどね

途中で無駄に思えてきたので・・・・

(ガラガラピシャッ)シャッター締めた

シャッターを締める方がきっとマシだろう。って事で

浸水が酷い間口部分だけシャッターを締めたら・・・

(ポツポツッ・・・ポツッ・・・ポツッ・・・ポツッ・・・)

雨降りしきる中、背中を濡らしながらシャッターを締めたのに、

何故このタイミングで小康状態になるんやw

だからつって、俺がシャッターを開けたらどうせまた降るんだろ!

分かってるんだよ!こんにゃろう!

・・・。

・・・。

・・・。

降らんのかいw

裏をかいてシャッター開けなかったのに、

どうやら天候ってのは相当なイヂワルな様です。ちぇー。

まぁ雨もぽつぽつ状態になったので、お客様も

なんとか来ることが出来るだろうし。

んでお客様到着。

豪雨の中走行してきたのかと聞くと、どうやらガソリンスタンドで

雨宿りさせて頂いていたようで。

でも、一瞬の豪雨で全身はビショビショで寒い寒い寒いの連呼w

そりゃそうでしょう。

でも、そんな豪雨の中でもこの車両を乗りこなせるなんて、

実に素敵なナイスガイですw

ガーターフォークのスティード

以前も当ブログに登場したことがあるので見たことがある方も

いらっしゃるかと思います。

ガーターフォークってば、とにかく不安定きわまりないっす。

ハンドルバーに幅があればなんてこと無いんですけどね・・・・。

超絶ナローなハンドル装着w

もうね、手首が折れそうなぐらいハンドリングが重たいです。

走行中はそうでもないんでしょうが。

アメリカンは見た目1番、乗り心地なんて求めちゃならん!

ってのがヒシヒシと伝わってくる1台です。

まぁあながち間違っていないですな。うん。

かっこよさを取ると、乗り心地はガマンせねばなりません。

では今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

・・・ごめん。

朝の温度計測していなかったようですw

って事で天気予報だけ。

曇り

曇り時々晴れ

晴れ

明日の大阪の天気は、寒気や気圧の谷の影響で北部を

中心に雲が広がりやすく、雨の降るところがある見込みです。

北部では雷を伴うところがあるでしょう。

降水確率は午前中は10%で午後から30%となっています。

場所によっては雨となる場所もあると思いますので、

雨具は準備しておくと良いでしょう。

では本日の本題です。

昨日からご紹介している、

スティードのハンドルバーを純正から社外品に交換してみよう!

ですが、今日は第2回目となります。

前回の記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

 ■【第1回】スティードのハンドルバーを純正から社外品に交換してみよう!

さて、前回までは確か

ハンドルポストの取付完了

ハンドルポストを仮固定したところまででしたね。

今日はこの続きをご紹介していきます。

今回チョイスしたハンドルバーは、アルキャンハンズ製の

オールドトラッカーバーをチョイス♪

お客様のご要望通りの寸法だったので即決。

早速開封してハンドルポストに取付け。

ハンドルバーを取り付けた

ちょっとハンドルを手前に寝かしているのは、

お客様からのご要望です。

通常ならばハンドルバーを取り付ける際は、

図で示すような角度で取り付けるのが美しいと思っています。

理想のハンドル位置

フロントフォークからハンドルポストを通って、

ハンドルバーまで一直線になっているのが、横から見た時に

私の中で最も美しい取付け位置だと思っています。

まぁこれは人それぞれの価値観なので、必ずお客様には

確認を取るようにしています。

ハンドルバーの位置、角度を決めたところでハンドルポストを

本締めしておきましょう。

ハンドルポストの本締め

ハンドルポストを固定し終えたら、上から見てハンドルポストが

左右歪んでいないかチェックしておいて下さいね。

歪んでいる場合は、ハンドルバーのクランプ部を一度緩めてから

再度締め直し、それからハンドルポストを緩めて締め直しましょう。

取り付けたハンドルバーを前から見てみましょうか。

前から見てみる

続いて運転手目線。

運転手目線で見てみる

ワイドになってハンドリングもかなり軽くなったし、

乗車姿勢もゆったりと乗れるようになりました。

きっとお客様も喜んでくれるはずです~。

ハンドルバーの位置が完全に決まったところで、

ブレーキホースの長さを計測してアルキャンハンズさんに

メッシュブレーキホースを発注っと。

スロットルケーブル、クラッチケーブルに関しては15cmロングからしか

設定が無いようなので、そちらも合わせて発注。

発注した翌日には全て揃うので、アルキャンハンズさんには

いつも感謝感謝です~♪

ハンドルバーにパーツを取り付けていきましょう。

まずはクラッチレバーホルダーを仮固定しておきます。

次にハンドルバーに薄くゴム糊を塗ります。

グリップの固定用です。

フーフー乾かして、表面が少し白く濁るぐらいが

ちょうどいい頃合いです。

ゴムノリを塗っておく

グリップをハンドルバーに差し込んでいきます。

途中で止めると厄介なことになりますので、手のひらで

バーエンドを押して差し込んでいきましょう。

グリップを取り付けた

グリップの位置が決まったら、次にスイッチボックスを

こんな風にハンドルバーに当てがって、廻り止めの穴加工位置を

下からマークします。

スイッチボックスの位置合わせ

この時のマークでスイッチボックス取付時の

角度が決まってしまいますので、穴位置をマーキングする時は

スイッチボックスの位置をしっかりと確認するように。

んでマーキングした状態がこちら。

穴位置をマーク

右側も同様にして、スイッチボックスを仮固定してっと。

スロットルケーブルは取り付ける必要はありませんが、

スロットルカラーは必ず入れた状態でマークしましょう。

スロットル側をマークする際は、

バーエンド内側がハンドルバーに接触しないクリアランスは必ず確保しておくこと。

ハンドルバーとバーエンドが内部で接触していると、

スロットルの戻りが悪くなったりしますので。

右側のスイッチボックスの位置決め

右側のマーク位置はこんな感じ。

右側のマーク位置

スロットルカラーからこれぐらい離れた位置に

スイッチボックスの穴位置があります。

で、さすがに下から上に向かってドリル作業は困難なので、

ハンドルバーをくるりと反対向けて作業しやすくしましょう。

ハンドルバーを反対に向ける

なお、ハンドルバーをこうして動かす前に、

ハンドルポストのクランプとの合わせ位置にポンチマークを

打っておくと元の位置にハンドルバーを戻せます。

で、穴開け作業に入る前に、先ほどマーキングした位置に

予めセンターを見据えてポンチを打っておいてから、

センターポンチ

ドリルを使用して穴を開けていきましょう。

穴を開ける

穴を開け終えたらバリを処理してからスイッチボックスが

ちゃんと取付け出来るか確認です。

穴が小さいと入らないのでね。

スイッチボックスを取り付けて確認

同様にして右側も穴開け作業完了です。

右側も穴開け完了

スイッチボックスを取り付けて穴の大きさを確認。

右側もスイッチボックスを取り付けて確認

良い具合です♪

この穴開け加工がめんどくさいとかいって、スイッチボックス側の

凸部を削り落としたりしないように。

まぁ・・・一般ユーザーさんの場合、ドリルとかお持ちじゃ無いでしょうから

苦渋の決断で凸部を削り落とすのは仕方ないですが。

基本は穴を開けてしっかりと廻り止めを施すことをお勧めします。

ハンドルバーを元の位置に戻して、クラッチレバーの高さを調整します。

クラッチレバーの高さを決める

この作業は、必ずシートまで取り付けた状態で

最も操作が楽に出来る位置に合わせましょう。

バカ正直に水平にする必要はありません。

乗車位置に対して、レバーが下に垂れていると、とにかく操作が疲れます。

少し上向き気味である方が操作性は圧倒的に高いです。

これはブレーキもクラッチも同様です。

左右のレバー高さがズレているとか問題外なので、

取付け後は必ず正面に立ってレバーの高さが左右共に

合っているか確認しましょう。

※左右でズレている車両がかなり大多数です

色々と試して最も良い位置を探して下さい。

指の長さも手の大きさも人それぞれ違いますので。

右側マスターシリンダーも取り付けて、ハンドル廻りへの

部品の取付け作業は完了です。

部品の取付完了

ブレーキホース、スロットルケーブル、クラッチケーブルはまだ

取り付けていませんが、見た目はほぼ完成状態に見えます。

ハンドルを操作して、グラつきや違和感、そしてスイッチボックスの

左右の面が揃っているか確認です。

左右でスイッチボックスの面がズレている場合は、廻り止めの穴を

ほんの少しずつ左右共に広げて微調整しましょう。

調整幅は1~2mm程度までにしましょう。

これ以上広げると廻り止めの意味が無くなりますので。

さぁこれでハンドルバー周辺作業は完了したので、

あとはケーブル類とブレーキホースの取付けですね。

この続きはまた明日の更新でご紹介する予定です♪

明日も忘れずにチェックチェック~です。

じゃ今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

11.8℃

ブログを書いている間に、また大雨になったらどうしようかと

心配していましたが、どうやら雨も完全に上がったようで一安心。

帰りは路面が濡れているので気をつけねば。

明日の車検の準備がまだ残っているので、これから

もう少し残業を続けます~。

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆

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