【最終回】マジェスティ250-2(SG03J)のフロントフォークをオーバーホールしてみよう!

ども。

今日は久しぶりのぽかぽか陽気になって、ほんっと良い1日になりましたね。

おかげ様々で今日も忙しい1日を過ごさせてもらい、

感謝感謝の1日でした。

遠くは滋賀県より車両の現車確認やら、日々のメンテナンスの為に

ご来店いただいたお客様、タイヤ交換でご来店のお客様。

ありがとうございます

いつもご来店有り難うございます!

昨日ご紹介した、このブログのページビューがランキングでナンバー1になり、

ブログもたくさんの人に見ていただき、さらにたくさんのお客様にもお店に

足を運んでもらえ、大変嬉しく思います♪

今後もセントラムモーターサイクルをご贔屓にお願いします♪

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今日はねちょいと夕方からご来店下さっているお客様と、

話に花が咲いてしまい、ついつい話し込んで遅くなってしまいました。

ここんとこブログの更新時間が遅くなっていますので、今日の冒頭のお話は

これぐらいにして一気に本題に入りますよ~!

でも、冒頭記事が面白くないからってポチッとしないとか無しの方向でお願いしますね♪

では今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

22.8℃

晴れ

晴れ時々曇り

曇り

明日の大阪の天気は、高気圧に覆われて中部では概ね晴れますが、

北部では寒気の影響で雲が広がり、朝にかけて雨の降るところが

ある見込みです。南部では、湿った空気の影響で雲が広がりやすいでしょう。

降水確率は午前中まで0%ですが、午後から10%台となり

明日以降はまたグズグズの天候になる1週間となりそうです。

では本日の本題です。

先日からご紹介している

マジェスティ250-2(SG03J)のフロントフォークをオーバーホールしてみよう!

ですが、今日は5回目の最終回となります。

前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

 【第1回】マジェスティ250-2(SG03J)のフロントフォークをオーバーホールしてみよう!

 ■【第2回】マジェスティ250-2(SG03J)のフロントフォークをオーバーホールしてみよう!

 ■【第3回】マジェスティ250-2(SG03J)のフロントフォークをオーバーホールしてみよう!

 ■【第4回】マジェスティ250-2(SG03J)のフロントフォークをオーバーホールしてみよう! 

さて、前回までは確か

メッキカバーを取り付けた

フロントフォークのオーバーホールを完了し、

メッキカバーの取り付けまで終わったところまででしたね。

今日はこの続きを最後までご紹介しますね。

今日はまずはブレーキディスクの交換からご紹介していきましょう。

今回取り付けるブレーキディスクがこちら。

ブレーキディスク

現在取り付けられているディスクは、使用によって摩耗が進んでいます。

パッド接地面が指で触ると波打っています。

パッド接地部分の摩耗

ブレーキディスクは摩耗が進むと、ブレーキの効きが悪くなるどころか

最悪の場合摩耗が進むと、熱によるクラックなどが発生しますので

摩耗が進んでいる場合はお早めに交換をお勧めします。

摩耗度合いの緊急度については、一度ショップにご相談下さい。

まずはホイールに取り付けられているディスクを取り外していきましょう。

固定ボルトはヘックスボルトを使用されており、高いトルクで締め付けられている上、

ネジロック剤もボルトに塗られています。

また、腐食によるボルトの劣化もあり、非常に舐めやすいので

予めショックドライバーを使用して先に少しだけ緩めておくと良いでしょう。

ショックドライバーで緩める

最初だけ緩んだらあとはインパクトレンチで一気に緩めて取り外しましょう。

インパクトレンチで緩める

ボルトを取り外すとブレーキディスクが取り外せます。

ブレーキディスクを取り外す

新しいブレーキディスクを取り付ける際は、ボルトのネジ山部分に

ネジロック剤を散布してから固定しましょう。

ネジロック剤を塗る

ボルトを締め付けるときは、インパクトレンチを使用せず

必ずラチェットを使用して手で固定しましょう。

固定時にインパクトレンチを使用しないのは、厳格なトルク管理が

必要な部位なのと、過度の締め付けによるボルト折損です。

インパクトレンチは締め付けトルクが分りづらいので、必ず手で締め付けしましょう。

ラチェットでボルトを締め付ける

以上でブレーキディスクの交換作業は完了です。

記事の都合上、写真が少々前後してしまいますが適当に読み替えて下さい。

次はフロントタイヤを交換していきましょう。

今回使用するタイヤはいつも同じみのこちら。

ダンロップ スクートスマート

ダンロップ製のスクートスマートですね。

スクーターにはこのスクートスマートが定番です。

価格もパフォーマンスもオススメできるタイヤです。

まぁ、作業する側からの視点で言えば、ビードとトレッド面が

少々固すぎてタイヤ交換時に辛いことぐらいでしょうか。

んで間の作業の写真がなぜかなく、あっという間にタイヤの取り外し作業完了です。

タイヤを取り外した

んで今回はタイヤ交換と合わせてエアバルブも交換しておきます。

古いエアバルブはニッパーで切り取ってしまうと早いです。

エアバルブを交換

んでまたまたあっという間にタイヤの取り付け作業完了ですw

ごめんね、色々と端折りすぎてw

タイヤ交換完了

さぁこれで分解しての作業は完了です。

ここからは車両への部品の取り付け作業です。

細かいカウリングの取り付け作業などは、分解時の記事を参考にして下さいね。

取り付けについてはざっくりと説明していきます。

まずはフロントフォークのトップキャップを取り外してから、

ステム(アンダーブラケット)に差し込んでっと。

フォークを差し込む

工具に予めメガネレンチを掛けておいて、トップキャップに工具差し込んで

締め付けていきましょう。

トップキャップを取り付ける

トップキャップを締め付ける際は、インナーチューブが共回りしてしまいますので

手でしっかりと押さえながら締め付けましょう。

ただし、本締めできるほどは手で押さえられないので

アンダーブラケットのボルトをインナーチューブが回らない程度まで締め付けます。

アンダーブラケットを締め付ける

締め付けてから、もう一度トップキャップをしっかりと締め上げて、

その後またステムのボルトをまた緩めて、またもう一度ステムを締め付けて、

またトップキャップを締め付けます。

この作業を2~3回繰り返せば、しっかりとトップキャップを締め付けることが出来ます。

右側も同様にしてフォークを取り付けます。

以上でフォークの取り付け作業完了です。

フォークの取付完了

アクスルシャフトに予めグリスを塗って準備しておきましょう。

また、ホイール側のベアリングにもグリスを塗っておくのをお忘れ無く。

アクスルシャフトにグリスを塗っておく

ABSセンサーのパネルなどをセットして、ホイールをフォークの間に

ゆっくりと入れて行きます。

ホイールを入れて行く

ジャッキアップしたままですので、アクスルシャフトはある程度まで

締め付けておけばOKです。

アクスルシャフトを仮固定する

ブレーキキャリパー、ABSセンサーの配線を元通り取り付けてっと。

ブレーキキャリパーなどを取り付ける

仮固定とは言えホイールが取り付け終わりましたので、

この時点でジャッキアップされている車体を下ろして着地させましょう。

着地後はいつも通りの作業場に車両を移動させました。

作業場に移動してきた

やっぱりここで作業するのがいいですね。

慣れた場所で作業するのが一番捗ります。ええ。

アンダーカバー、フロントフェンダーを取り付けます。

フロントフェンダーを取り付ける

アッパーカウルを元通り取り付けていきます。

アッパーカウルを取り付けるときに、元々付いていた電飾品の

配線を全て忘れずに取り付けますが、アッパーカウルのボルトを

完全固定する前に、電飾品が全て正常に作動するか確認しましょう。

まずはフォグランプの点灯確認。

フォグランプの点灯確認

次はヘッドライトの点灯確認です。

ヘッドライトの点灯確認

ヘッドライトのHIDも正常動作確認です。

次はグローブボックス内側に取り付けられている

オーディオが正常に作動するか確認です。

オーディオの確認

FMラジオに切り替えて確認しましたが、正常にすべて作動しました。

電飾品が多く取り付けられている車両は、必ず事前にこの作業を実施しておくこと。

動作するだろうの体(てい)で完全固定してしまうのは、二度手間になる可能性がありますので

面倒と感じても必ず確認作業は実施しましょう。

サイドカバーとフロアボードを固定します。

フロアボードを固定する

以上でカウル類の取り付け作業は完了です。

ボルトが残っていたりしていませんか?

スクーターの分解後はボルトが余ってしまう!!なんて言う方が居ますが

あり得ません

必ず1つ1つ手順を確認しながら固定していけば、ボルトが余ると言う事は

発生しませんので、指差ししながら確認すると良いでしょう。

あとは追加で作業ご依頼があったブレーキフルードの入替作業です。

マスターシリンダーカップを開けて、内部の古いブレーキフルードを確認します。

古いブレーキフルード

やや黄色く変色していますね。

ブリーダーを使用して古いブレーキフルードを吸い取ります。

ブレーキフルードを吸い取る

新しいブレーキフルードを注ぎ入れます。

新しいブレーキフルードを入れる

あとはブレーキキャリパー側のエア抜きボルト部から

ブリーダーを使用してマスターカップ1杯半のブレーキフルードを、

前後共に入れ替えて作業完了です♪

ブレーキフルード入替、タイヤ交換、フロントフォーク分解、ブレーキディスク交換等、

フロント廻りを殆ど分解していますので、入念に試乗を実施して

問題が無いことを確認しておきましょう。

んでこれが試乗完了後の記念撮影っと♪

試乗後 作業完了

以上でマジェスティ250-2(SG03J・3連メーター)のフロントフォークの

オーバーホール作業は完了です!!

最後まで今回も読んでいただき本当に有り難う御座いました。

明日は定休日でブログの更新はありませんが、

また水曜日から別の作業をご紹介していきますのでお楽しみにね♪

じゃ今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

17.4℃

今日はそういえば何とか流星群?(オリオン座流星群)のピークらしいですね。

19時頃から見えるらしいですが、地平線近くで見えづらいらしく

深夜には見えやすい位置で流星群が見えるそうです。

多いときであれば1時間に20個ぐらい?見えるそうなので、

時間がある方は観測してみて下さい♪

ではまた水曜日にまたお目に掛かりましょう~☆

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