【第1回】マジェスティ250-2(SG03J)のフロントフォークをオーバーホールしてみよう!

ども。

今日は週に1度の競りの日。

しかも、第三週目と言う事で記念オークション開催♪

これは期待出来るぅっ~♪

・・・。

・・・いやいや

そもそも当店が欲している車両の出品が皆無に等しい。

とりあえず良さそうな車両を20台ほどピックアップして、競りを見つつも

順番が来るまでは整備作業を実施して、

・・・その結果。

落ち込む

この画像からも分かるとおり、今週の競りでは良い車両に巡り合えず。

いやぁ~ここだけのハナシ、

作業に没頭しすぎて見逃した

ってのはココだけの話です・・・・。

だからこの写真のように落ち込んでるって訳でして。。

↓ この続きを読む ↓

で、さらに気分を害する事象が1つ。

数日前に右上の歯が少し欠けましてですね、その掛けた部分の尖っている所に

舌が接触してずーーーーーーーーーーーーーっとぴりぴり痛いんですよね。

口の中の事って、ほんと憂鬱です。

はぁ・・・そろそろ歯医者に行かなきゃ。。

これも考え始めると憂鬱で仕方ないっす-。

小学生の頃に歯の治療中に受けた激痛が、今でも忘れられず

トラウマになっています。

いい大人なのにこんな事言ってると笑われそうw

で、競りも早々に見切りを付けて、整備やら車両のご契約やらの業務をこなし、

日が落ちて寒くなる前に登録が完了した車両の試乗に出掛けました♪

いやぁ~寒い。

16時頃でしたかね・・・冬用のジャケットを身に纏って試乗に出掛けましたが、

地域性もあると思いますが、首元から入ってくる風が冷たい。

グローブも着用していますが20分ほど走ると指が痛いんですよね・・・もう。

で、今日はいつもと違うコースで試乗を行って来ました。

っていうのも、マフラーなどの加工などでお世話になった鉄工所さんに

お礼方々訪問してきました。

もう何年のお付き合いになるでしょうか・・・15~6年のお付き合いになりますね。

そこいらの鉄工所とは違い、技術も確かですし、何より大きいスペックは・・・

バイクのことが分かってらっしゃる♪

これ、すんごい重要です。

ざっくりと伝えるだけでも、こちらの意図を汲んで思い通りの形に仕上げてくれます。

しかも、仕上がりも抜群、納期も申し分なく早い。

いつも有り難うございます!

って事で、試乗したバイクと合わせて記念撮影。

でも、プライバシーに配慮して一部画像には処理を施しておきました。

試乗中に立ち寄った

しかもちょっとセピアで古めかしい写真を演出。

ノイズも少し加えたのでより一層古めかしさUPですw

仕事しろよw

って声が聞こえてきそうですね。

では今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

20.6℃

曇り

曇り!!

明日の大阪のの天気は、気圧の谷の影響で雲が広がり、

昼過ぎからは雨の降るところがある見込みです。

降水確率は午前中までは10%台で午後からは20%台となっています。

降水確率は低めですが、一日中曇り空なのでいつどこで雨が降るか

微妙な状況なので、雨具はご準備頂く方が宜しいでしょう。

にわか雨、通り雨、ゲリラ豪雨、言い方は何でもいいですが、とにかく雨です、雨。

では本日の本題です。

まずは車両のご紹介から。

ヤマハ マジェスティ250-2

ヤマハ マジェスティ250-2ですね。

これはマジェスティ250Cと同じ、SG03Jの型ですが

3連メーターのマジェスティです。

作業内容はマジェスティ250Cと同一です。

フロントマスク上に大きなエンブレムが・・・(ボソッ)

あと、過去にもマジェスティ250Cのフロントフォークオーバーホールの記事を

ご紹介したことがありましたが、この際なので殆ど作業内容は同じですが

記事重複してでもまた記事にしておこうかと。

過去の記事も参考までに目を通してみて下さい♪

※書いてること違うぞおい!的な物を発見しましたらコメントフォームでどうぞw

【前編】マジェスティ250Cのフロントフォークをオーバーホールしてみよう!

【中編】マジェスティ250Cのフロントフォークをオーバーホールしてみよう!

【後編】マジェスティ250Cのフロントフォークをオーバーホールしてみよう!

で、今回はフロントフォークのオーバーホールと合わせて、

フロントディスク、フロントタイヤ、前後ブレーキフルード入替作業も同時交換となります。

追って作業をご紹介します。

ではまずは現時点でのフロント廻りの状況から。

フロントタイヤの状況

フロントタイヤが摩耗限界(スリップサインが出ている)なのと、

ひび割れが出ていますね。

ブレーキディスクとフロントフォークは写真じゃ分りにくいですが、

まずディスクは痩せてパッド接地面が波打っています。

フロントフォークはオイル漏れなどがあるわけでは有りませんが、

もう数年間使いっぱなしなので、ここらで一度リフレ~ッシュ♪しておこうかという

オーナー様からのご依頼です。

では早速作業開始です。

まずはフロントマスクを取り外していきます。

フロントマスクを取り外す

フロントマスクのエンブレムについては多くは語りませんが・・・・

ダークサイド

なのだと言う事は分りますよねw

このマジェスティもトラン○フォームするのか!?

いや、しませんけどw

ある意味、フロントフォークのオーバーホールとタイヤ交換で

リフレッシュという名のトラン○フォームはしますが。

社外品のフロントマスクはボルト2本で固定されているので

あっという間に取り外し完了です。

フロントマスクを取り外すと、メーター上のバイザーが見えますので、

そのバイザーも取り外しましょう。

バイザーを取り外す

バイザーを取り外すとアッパーカウルの固定ボルトが見えます。

アッパーカウルの固定部

まだアッパーカウルの固定ボルトは外さないように。

このままフロア部分に作業は移ります。

フロア部分のプレートを左右共に取り外しましょう。

プレートを取り外す1 プレートを取り外す2

プレートを止めているボルトは、フロアに対して非常に弱く

締め付けられていますので、取り付ける際はぐいぐいと強いトルクで締め付けないように。

すぐにフロアボード部の穴が負けて、タッピングビスが効かなくなってしまいますので。

プレートを取り外した

右側のプレートを取り外すと、バッテリーが収められている部分が見えます。

さらに、外側のフチに近い部分にはアッパーカウルの固定部と、サイドカバーを

固定している部位が見えますが・・・

殆どボルトが入ってない(・∀・;)

まぁビッグスクーターでは良くあることですね。

カウルが殆ど固定されていないとか、固定部のナットが折れていて

そもそもボルトを入れた所で固定出来ないとかって。

だってね、ボルトが入ってる部分があったとしても、ボルトを取り外すと

アンダーカバーの下から・・・・

固定部分が落ちてきた

ボルトの固定部、そう、足の部分が取れて落ちてきました。

足が折れていたということはつまり、カウルが固定されていなかったと言う事ですね。

まぁ他の部分も固定されているので、これですぐさまカウルが走行中に

落下してバラバラにトランスフォームしてしまうという事はあり得ないと思いますがw

んで数少ない固定ボルトを取り外して左右共にサイドカバーを取り外しましょう。

サイドカバーを取り外す1 サイドカバーを取り外す2

次にフロア側のグローブボックスを開けて、上方向に向かって

固定されているボルトを取り外し、メーター廻りのカバーを持ち上げます。

カバーを持ち上げると左右端にアッパーカウルの固定ボルトがあります。

カバーを持ち上げる:左側

カバーを持ち上げる:右側

これで殆どのボルトを取り外し終えました。

最後にアッパーカウル前部より固定されているボルトナットを全て取り外しましょう。

アッパーカウルの固定部を取り外す

社外品の電装品などを取り付けている車両の場合、

ナット部などにアース線などを挟み込んでいる場合がありますので、

取り外す前にアース線が何本入っているか、また、何色のアース線が

固定されているかしっかりと記録を取っておきましょう。

ボルトナットを取り外したら、アッパーカウルを手前に引いて

取り外してしまいましょう。

無理な力で引っ張らず、少しずつ引っかかりが無いかどうか、

緩め忘れているボルトが無いかチェックしながら取り外しましょう。

アッパーカウルを取り外す

ヘッドライトカプラ、ウインカー配線カプラなど、

アッパーカウルをおなかで支えながら全ての接続されている配線を取り外しましょう。

そして無事にアッパーカウルの取り外し作業完了です♪

アッパーカウルを取り外した

アッパーカウルを取り外して、フロントフォークがよく見えるようになりましたので

現状を確認しておきましょう。

フロントフォークの状態

オイル漏れも特に無いですね。

ただ、ダストシールには少々ひび割れが見えますが、

オイルがダダ漏れの車両に比べれば相当いい具合です。

摺動部分にも目立つような腐食も無いですし、オーバーホールすれば

またしばらく気持ち良くサスペンションも動作してくれるでしょう。

そしてこれがアッパーカウルが無くなって、内部の配線類が

むき出しになっている状態のフロント廻りです。

フロント廻りの配線

HIDの配線やらその他の電装品の配線がごわっちゃごちゃになっていて、

実に混沌(カオスー!)な状態です。ええ。

これもビッグスクーターのカスタム車では良くあることなのです。

んであとはセンタースタンドを立てて、フロントフォークを取り外していくだ・・・・

センタースタンド取り外されてる

センタースタンドナッシング!!

うぉぉぉ。。マジかー。

って、お預かりした段階で分っていましたけどw

センタースタンドがないとねぇ、ビッグスクーターの場合ジャッキを掛ける

ポイントが無いので困ったもんです。ええ。

さぁ・・・どうしたもんだか。

この続きは明日の第2回の記事でご紹介しますね♪

じゃ今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

14.4℃

今日からこの寒色系の色デビューです。

もうね、実際の計測温度よりも体感気温は低くって、

寒いのが嫌いな私から言わせれば、南極並みですよ、南極並み。(行ったことないけどw)

それぐらい寒いのが苦手なので、もしこれを読んでいる読者の方で

冬眠の方法

知っていたら、ぜひコメント欄にどうぞw

クマさんも知ってそうですね・・・あっ・・・カメさんも知ってますね・・・。

は?

ではまた明日も元気でお目に掛かりましょう☆

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