【前編】JOG(ジョグ)の始動不良を修理してみよう!

ども。

今日は作業が随分作業が混雑していましてですね、

店内がエライ事になっています。

店内が散らかっている

祝日と言うこともあってか朝から来店ラッシュで

作業が思うように進まずに今の時間まで作業が長引いています。

(現在時刻21:46)

朝一番でご来店下さったのは、こっぴどくローダウンしたPCX。

そりゃもうこっぴどいローダウンですよ。

オイル交換ですが、工具は入ってもオイル受けは全く入らず。

地面との隙間は6cmぐらいでしょうか。

バイクの積み下ろしに使用するラダーレールにフロントホイールを乗せて、

地面との距離を取ってからオイル交換です。

※写真は撮っていなくって残念・・・・

それでもあまり地面との余裕がないので、ヤケドしないように

細心の注意を払いながら・・・・

(ジュッ)

ひいぃぃ~っ!

熱々のマフラーに触れると、ヒドク熱いのに背筋がゾワッとします。

作業する時は手袋を付けましょうw

↓ この続きを読む ↓

んで、今日はお昼ごはんが無い日だったんですが、

いつものパキーラさんにお邪魔しようかと思っていたんですけどね。

でもね・・・今日はちょっと無性に牛丼が食べたくなったので、

すき家さんに行こうかと車を走らせました。

で、ちょうど時間はお昼時なので混雑しているだろうと

予想していたのですがね、すき家に向かう途中にあるマクドナルドが・・・・

おっ!お昼時なのに空いてる!!

すき家に行くつもりだったのに、

いつの間にか並んでる

いつの間にかドライブスルーしてるとかw

ジャンクフード好きな本能が反応して、気が付いたらマクドナルドの

車列に並んでるとか。

ジャンクフード誘惑恐るべしw

またそのうち牛丼食べに行こーっと。

あ、パキーラさんにも懲りずに行きますよ。

まだメニューも制覇してないし、裏メニューも引き出したいしw

ぐふw

では今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

30.2℃

晴れ

晴れ!!

明日の大阪の天気は、高気圧に覆われて概ね晴れるでしょう。

なお、南部の海上では明日にかけて、台風が北上する影響で

うねりを伴ってしける見込みです。

降水確率は午後から10%台と少し上がっていますが、

この週末もなんとか天候が持ちこたえてくれたので

このまま台風が来るまでそっとしておいてくれるといいですね♪

では本日の本題です。

まずは車両のご紹介から。

ヤマハ ジョグ

ヤマハ JOG(ジョグ)ですね。

大雨降る中、ガソリンスタンドでエンジンを止めたが最後、

エンジンが再始動出来ない症状でご入庫です。

セルを回してみた感じや、お客様の問診では

エンジン内部トラブルという感じではなさそうです。

感触的には吸排気っぽい感じですね・・・。

メンテナンスもあまりされていないって事なので、

エアークリーナー付近から確認していきましょうか。

エアークリーナーから確認していく

エアークリーナー部で作業する際は、サイドモールが

邪魔になりますので取り外してしまいましょう。

サイドモールを取り外す

次にエアークリーナーとキャブレターを

接続しているダクト部分のバンドを取り外す必要があるので

足下のカバーも取り外しておきましょう。

足下のカバーを取り外す

カバーを取り外して内部を見てみると、キャブレターに接続されている

エアークリーナーのダクト部を固定しているバンドを

指でつまんで取り外しておきます。

バンドを取り外す

次にエアークリーナーを固定しているボルトを取り外します。

エアークリーナーの固定ボルトを取り外す

エアークリーナーボックスをあとは取り外すだけですが、

とにかくこのヤマハ系のゴムはジョグ系に関わらず、

XJR400や他のモデルでも同様に、

ゴムがカッチカチ(硬化)

そりゃもうプラスティックの様になっているのがセオリー。

当然、このジョグも例にも漏れず

ダクト部のゴムがカチカチになっているので、正攻法では

取り外すことが出来ず、結果的に・・・

ダクト部が残ったまま

ダクト部を残したままエアークリーナーボックスが外れました。

これも、ジョグ系ではいつも通りです。

かなりの高確率でこういう形で分解する事になります。

まぁとにかくエアークリーナーボックスは取り外すことが出来ましたので

ヨシとしましょうか。

取り外したエアークリーナーボックス

エアークリーナーボックスを開けてみると・・・

エアークリーナーボックス内部

エアークリーナーエレメント入ってないしw

エアーエレメントがカステラ状になって前部吸い込まれたのか?

まぁ確かにカステラ状になったエアーエレメントを

吸い込んで無くなっていたって、そういう事例もありますけどね

その場合は、吸入口近くだけが丸くキレイに無くなっているもんなんですよ。

でも、この車両の場合は明らかにキレイさっぱり無くなっています。

そもそも入っていなかったのでは無いかと思うほど。

でも、今回のトラブルには直接影響しているとは考えにくいですね。

この場合だと空燃費は異常にずれていますが、2サイクル車の場合

この程度の空燃費ズレでエンジンが全く掛からないって事はないですね。

(パンッ・・・パパンッ)

これぐらいはなるはずなんですよ。

でも、今回はそうじゃなく、全く掛かりそうな雰囲気もありませんね。

ということは・・・ここかな。

マニーホールド

そう、マニーホールドですね。

ここも同じヤマハゴムなので、例にも漏れずひび割れて

二次エアーを吸い込んでしまい、エンジン不調や始動不良を引き起こします。

もうちょっとマニーホールドに近づいて撮影。

ひび割れたマニーホールド

ひび割れているのわかりますかね?

ちょっと分かりづらいですが根元付近でバックリひび割れています。

原因はこれですね。

セルを回しながらマニーホールドを確認するとね、

ピコピコ息を吸い込んだり吐いたりしているのが分かるぐらい。

そうと分かれば作業は一気に進めやすいですね。

まずはメットインボックスの固定ボルトを取り外します。

メットインボックスを取り外す

次はリヤキャリアを取り外します。

リヤキャリアを取り外す

シート前部の開閉金具部にあるシートの固定ナットも取り外して

シートも取り外しましょう。

シートを取り外す

シートを取り外したらシートカウルを取り外しましょう。

シートカウルを取り外す

最後にメットインボックスを取り外しますが、

予めメットインボックス横に配置されているスターターリレーを

取り外しておきましょう。

スターターリレーを取り外す

メットインボックス反対側の底部には、ガソリンコックも

取り付けられていますので取り外しましょう。

ガソリンコックを取り外す

んでメットインボックスの取り外し完了です。

メットインボックスの取り外し完了

まだこれだけじゃマニーホールドは交換出来ませんので、

さらにフロアボードも取り外しましょう。

フロアボードも取り外す

フロアボードを取り外すと、やっと作業出来そうな具合になりました。

作業しやすくなった

オイルタンクも作業の邪魔になりますので、

ホースをつなげた状態のまま、固定ボルトだけ取り外して

横に避けて置いておきましょう。

※引っ張りすぎてオイルホースが抜けないように注意すること!

オイルタンクを取り外す

マニーホールドとキャブレターを固定しているバンドを緩めましょう。

バンドを緩める

次にスロットルケーブルを取り外しますが、ケーブルだけ

取り外すのは無理なので、キャブレタートップからスロットルバルブごと

取り外しましょう。

スロットルケーブルを取り外す

スロットルケーブルを取り外したら、キャブレターをマニーホールドから

引き抜いて取り外しました。

あ、事前にオートチョークなどの配線カプラ、燃料ホース、負圧ホースを取り外しておきましょうね。

取り外したキャブレター

さぁキャブレターの取り外しも完了しましたので、

この続きは定休日明けの水曜日更新の後編でご紹介しますね♪

じゃ今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

25.6℃

今日月曜日が祝日だったって事で、

部品の発注などが全て明日付けになってしまうので

部品の段取りなどが大変です・・・。

明日は休みなので今日中に忘れずに部品注文も

しておかねば・・・。くそぅ・・。手が足らぬw

まぁいい悲鳴ですね、うんうん。

じゃまた水曜日も元気でおめにかかりましょう☆

にほんブログ村 バイクブログ バイク 修理・整備へ

スポンサーリンク