ども。
本日2度目の更新です。
せっかく書いた記事が消えないように小まめに保存しながら執筆をば。
ブログを書いている方なら、せっかく書いた記事が消えてしまうことは
1度や2度は経験している事でしょう。
マジ勘弁
うあああぁぁぁぁ~
ですよね。
分かります。うんうん。
声が出ちゃいますよね。
でも懲りずに今日も更新していきますwウフ♪
↓ この続きを読む ↓
今朝の記事で開店時のTODAYのグリップ表面温度は既にお伝えしているので、
まずは今日の閉店字のTODAYのグリップ表面温度からお知らせ。
0.8℃
今朝もここ最近の朝の温度と比べると低かったので、
夜もこれぐらい低くてもなんらおかしくないですね。
今日から始まるこのブログ記事ですが、
予定では全4~5回になる予定ですので最後までお楽しみに!
まずは車両からご紹介。
プジョー ジェットフォース125FI
今回のトラブルの内容は以下の通り。
・オイルランプの点灯
・エンジンからの異音
・水温異状
どれもコレも起きて欲しくないトラブルですね。
まずは基本的な部分を確認してみます。
エンジンオイルに関しては、お客様がランプ点灯後にオイルを追加して
確認して頂いたようで規定量以上に入っていることを確認。
※エンジンオイル規定量:1.2リットル
クーラントの量も確認しましたが全て正常です。
ではエンジンを始動してみて状況を確認してみます。
アイドリングも正常ですしエンジンからの異音も聞こえてきません。
ふむぅ・・・。
オイルランプは点灯状態のまま変わりません。
しばらくそのままにアイドリングで様子を見てみますが・・・・
水温は上昇しましたがオイルランプの点灯状態は変化無し。
ですが変わりにエンジン部からの異音が聞こえてきました。
その異音を映像を交えてご覧ください。
デジカメの動画撮影なので画質や音質が悪いですが
ヒュンヒュンヒュンヒュン・・・・
っていう音が聞こえていると思います。
エンジン始動直後は鳴っていませんでしたが、
2~3分するとヒュンヒュンと音が聞こえてきます。
異音 + ランプ点灯 + 水温異状上昇 = 重大なトラブル
最低な方程式ですが紛れも無くエンジン内部に
ダメージを受けている事はこの時点で予測はしていました。
まずはエンジンオイルを抜いて確認します。
ジェットフォースのドレンボルトはこちら。
センタースタンド取り付け部のすぐ後方にあるのがそうです。
センタースタンドが邪魔してオイルが抜きにくいのは周知の事実。
あと、ドレンボルトの形状が国産車両と違い特殊です。
いやむしろ専用といっていいでしょう。
どれぐらい特殊かって言うと、
四角い形状なんです。
普通ならば17mmとか14mmとかのメガネレンチで回せそうなもんですが、
おフランス製のジェットフォースはそうはいきません。
この工具でドレンボルトを緩めてオイルを抜いていきます。
ワコーズ製の不要になった小さな缶を切った物を使用しています。
これがまたちょうど良いサイズで使いやすいです。
ドレンボルトがこちら。
ほんっと四角の工具以外はまらないドレンボルト。
コレを取り外す為だけの先ほどの工具です。
んで抜き取ったオイルはというと、
粘度は十分ですが真っ黒ですね。
昨年末にオイル交換したばかりですがわずか1ヶ月でこの様子。
とはいっても、デジカメなので真っ黒に見えますが
実際はもう少し透き通っているのでこんなもんでしょう。
オイルランプ点灯後にお客様がオイルを追加したとの事で
抜き取ったオイルをジョッキに入れて量を調べてみると、
1.7リットルぐらいでしょうか。
ちょうどお客様が追加した量ぐらいが規定量より増えていますね。
この時点でオイル量不足によるランプ点灯でないことはハッキリしました。
では次に疑わしいのは、そう、
オイルプレッシャースイッチですね。
ジェットフォースのオイルプレッシャースイッチはマフラーと
エンジンの取付部分近くにあります。
このセンサーってのは油圧を常時感知するセンサーで
油圧経路に異状があってこのセンサーに油圧がかからなくなると
自動的にボディーアースに短絡してランプを点灯させる機能があります。
つまり、オイルランプが点灯するには
このセンサーのボディーアースへの短絡
が 認められるということになります。
逆に言えば配線が溶けちゃってどこかに接触したり、
センサー自信が馬鹿になって短絡しっぱなしになったりすると
オイルランプが点灯状態になる事があるため、
まずは配線のボディへの短絡(ショート)がない事を確認する為に
センサーから配線カプラーをはずしてみます。
少々抜きにくい場所にありますが頑張って配線を外します。
配線カプラーを取り外した後にイグニッションONにして
メーターランプを確認すると、
オイルランプが消えましたね。
カプラー近辺の配線も確認しましたが、配線の被覆が溶けて
ボディーへの短絡箇所もありませんので
この時点で配線のトラブルということはなくなりました。
オイルプレッシャースイッチも単独で調べてみる必要が出てきましたが、
今のこの状況から察するにオイルプレッシャースイッチ単独の
故障ってのも考えられなくは無いですが、
異音や水温の異状上昇などの状況を踏まえて、
オイルプレッシャースイッチが仮に正常だったとするならば
異音や水温の異状上昇の説明が付かない。
それよりも、オイルプレッシャースイッチは正常で
油圧系統に異状があるとしたらどうだろうか?
異音も水温の異状上昇も
納得がいく故障部位が思いつく
オイルプレッシャースイッチを取り外して単独検査は
後回しにします。
まずはオイルフィルターを取り外してオイルラインの異状が
出ていないか確認してみます。
まずは左右ともに今後作業を進める上で
フットボードやアンダーカウル類が邪魔になりますので取り外します。
取り外したら車両左側のエキゾーストパイプ取付部横の
オイルフィルターカバーを取り外していきます。
こちらも少々入り組んだ場所にあるので工具は適切に選ぶ必要があります。
8mmのボルト2本で固定されているだけですので
工具さえ入れば簡単に取り外せます。
カバーを取り外して内部のフィルターを
取り外してみると・・・・
なんだか出てきてはいけない物が出てきました。
どこの何の破片か分からないアルミ破片。
それ以外にもなにやら黒いプラスティック片も含まれています。
なんか嫌な予感がします
この時点でオイルプレッシャースイッチを疑う事はなくなりました。
いや、もう疑う余地はありません。
オイルプレッシャースイッチは正常でしょう。
なにかしらのエンジントラブルで
油圧がかかっていない
ということは間違いないようです。
とにかくそうとわかればエンジンカバーを開けて確認する必要があります。
まずはマフラーが邪魔なので取り外していきますが、
ジェットフォースのマフラーは前後分割式なので
エキゾーストパイプをまずは取り外します。
まずはジョイント部分を緩めて、
それからエンジンとの固定部のナットを外してエキパイを取っ払います。
意外とすんなりと外す事ができますが、ジョイント部分のボルトナットが
サビ付いている事が多いので、折ってしまわないように注意しながら外しましょう。
エキパイを取り外すとエンジン廻りがよく見える様になります。
こんな風に。
さぁこれで右側のエンジンカバーを開ける事が出来ます。
まずはオイル給油口とホースを取り外します。
ホースを取り外したらカバーを固定している8mmのボルトを
手早く緩めて外していきましょう。
こういう場所のボルトを外すときはT型レンチが作業が早くて便利♪
さささささ~っと取り外す事ができます。
全てのボルトを取り外したらいよいよカバーを開けますが、
ガスケットが張り付いていて手で引っ張ったぐらいでは
外れてきませんので、プラスティックハンマーを用いて
カバーに衝撃を与える事で簡単に外す事ができます。
あ、でも、叩く時は強すぎずゆる過ぎず、叩く場所を考えて
叩きましょう。
2~3度ポンポンっと叩くと、
パカッ
っと乾いた音がしてカバーが少し浮くと思いますので
あとは手でゆっくりと引き抜いていくだけですが、
カバーにはジェネレーター配線が繋がっているので、
予め車体側からジェネレーター配線のカプラーを外して
緩めておいて下さい。
ジェネレーターの配線はこれ。
黄色の配線が入っている6ピンカプラです。
このカプラを外して緩めておいて下さい。
カバーを外すドキドキの瞬間です。
予想通りならばカバーを開けたそこは・・・・
まるで地獄絵巻
となっていることでしょう。
あぁ・・・続きが気になる。
でもこの続きはまた明日にでも。
だから明日も必ず見てねっ♪
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ではまた!
じゃ、今日もいつものアレいっとく~?
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