【中編】マグザムの定期点検と部品交換をしてみよう!

ども。

すっきり晴れた今日は朝から薄雲かかる曇り空で、

厳しい暑さも少し和らいだ日曜日となりました。

とはいっても、やはり季節は夏・・・・

『あのぉ~すみません・・タイヤがパンクしちゃったみたいで・・・・

 こちらでパンク修理お願いできますか?』

(トテトテトテ・・・バイクに向かって歩いていきながら)

『ええ、もちろんパンク修理できますよ~♪』

(バイクを見て・・・やっぱり)

『あのですね、リヤタイヤがもう使用限度なので交換になりますね。』

何度このやりとりをしただろうか・・・。

タイヤ残量がタップリある状態でパンクされる方が全体の2割弱。

タイヤの使用限界に達している状態でのご依頼が8割ですね。

タイヤ残量が少なくなるとパンクのリスクも

高くなるということが分かって頂けると嬉しい限りでございます♪

で、ちょうどタイミングが悪い事に朝から作業スペースに

車両が入っていた為、表で作業を実施しましたが・・・

曇り空とはいえ・・・

気温、日差しうんぬんもそうですが、なによりこの湿度が

汗を大量に噴出させる一因でもありますな。

曇り空とはいえ侮れません・・・夏の空は。

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でね、今日はちょっと変わったお客様がお昼過ぎから

ご来店中です。

現在も店内にいらっしゃるので早くお帰り願いたいのですがね・・・

なかなか帰っていただけなくって困っております。

突然目の前にワッ!と来たので相当驚いて、

声が出てしまいました。

で、ご来店のお客様ってのがこちら。

黒い蝶1

黒客・・・。

狭い店内を飛び回るとね羽の音がファサファサ聞こえるんですよ。

小さい蝶ではなく結構大型の蝶のようで、

羽を広げた大きさで言うと15cmぐらいでしょうか。

なんていう蝶なのか分かりませんけど・・・。

壁に止まったので急いでカメラを向けて撮影に成功。

黒い蝶2

立派な蝶ですね~初めて見ましたよ。

真っ黒でもうちょっと胴の部分が細い、爪楊枝みたいな蝶は

よく見かけるんですけどね。

羽のフチが白いのが特徴でしょうか。

裏側はもうちょっと鮮やかでした。

これも奇跡的に写真に収める事ができました。

黒い蝶3

いやぁ~立派です。

裏側の繊細な模様がすごいです。

あと、オレンジ色も黒に映えます。

でもね、こんなに褒めているのに

くて触れない33歳(;ω;)

あぁ・・情けないw

未だに店内を飛び回ってます。ええ。

明日まで元気で居てるか心配です。

明日の朝もまだ元気に居てる様なら、

勇気を振り絞って捕まえて外に逃がしましょうかね。

ではいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

35.8℃

曇り

曇り一時雨

雨

明日の大阪の天気は日本海を進む低気圧や

前線の影響で雲が広がり、北部や中部では断続的に

雨が降り、朝にかけて雷を伴って激しく降るところがある見込みです。

降水確率は午前中まで30-50%と高くなっており、

午後からは20-30%と低くなっていますが

日本海側の前線の影響で雨が降りやすい、ぐずぐずの1日となりそうなので

雨具のご準備はお忘れなく♪

では本日の本題です。

先日からご紹介してる

マグザムの定期点検と部品交換をしてみよう!

ですが、今日は中編となります。

昨日ご紹介した前編に関しては以下のリンクよりご覧頂けます。

【前編】マグザムの定期点検と部品交換をしてみよう!

さて、前回までは確か

エアークリーナー内部を掃除しておく

エアークリーナーボックス内部を清掃したところまででしたね。

今日はこの続きをご紹介します。

今日はまずスパークプラグを交換していきます。

スパークプラグは取り外したメットインボックス下に見えている

エンジン部にあります。

スパークプラグ

プラグキャップを取り外してスパークプラグを取り外しました。

取り外したスパークプラグ

端子部が随分と丸まっていますね。

ここまで減るともう交換ですね。

いや今回はそうでなくても交換しますけど。

次に駆動系を分解して内部を確認する予定ですが、

外装類が邪魔なのと洗車のためにカウル類と

全て取り外しましょう。

まずはサイドカウルから取り外します。

サイドカウルを取り外す

次にテールランプ下のカウルを取り外します。

カウルを取り外す

次にテールランプ下のシートカウル固定ボルトを取り外してっと。

ボルトを取り外す

シートカウルを取り外します。

シートカウルを取り外す

これで駆動系を分解しやすくなりました。

駆動系を分解しやすくなった

マグザムはカウルが下方まで結構巻き込んでいるので、

できるだけカウル類を取り外して作業する方が効率がいいです。

外装類を取り外すと随分とすっきりしました♪

スッキリした

では早速駆動系を分解して行きましょう。

まずは表面のカバーを取り外します。

カバーを取り外す

カバーを取り外したところに、プーリー部への

外気取り入れ部用フィルターが装着されています。

フィルターを取り外す

外気を吸い込む部分のフィルターで、なおかつ

地面から近い場所に取り付けられていますのでホコリまみれになってます。

これも要交換ですね。

んでカバーを取り外しました。

カバーを取り外した

次にプーリーカバーも取り外しましょう。

プーリーカバーを取り外す

長期保管でしたが、走行距離は浅いので

駆動部も目を疑うほど汚れていないですね。

駆動部の汚れ

250ccのスクーターともなると、プーリーやクラッチ部の

センターナットはカバーと共締めされていますので、

カバーを取り外すとナットも外れた状態となります。

クラッチアウターを取り外してから、シーブを掴んで

ベルトを内側に落とし込みます。

ベルトを落とし込む

ベルトを落とし込んだらクラッチキャリアASSYを

取り外すことが出来ますので取り外しましょう。

クラッチキャリアを取り外した

表面上はひび割れもなくベルトのコンディションもいいですね。

ベルトのコンディション

んでこれがクラッチ廻りを取り外した状態のエンジンです。

クラッチを取り外したエンジン

プーリーも取り外しましょう。

取り外してランププレートを取り外すと

内部のウェイトローラーが確認できます。

ウェイトローラー

ウェイトローラーは偏磨耗もなく交換は不要ですね。

とりあえず分解して汚れを落としたら元通り組み入れます。

元通り組み戻す

ウェイトローラーの確認が済んだら次はVベルトの確認です。

まずはこんな風にぎゅいっと丸めて、内側にひび割れなどが

発生していないか目視確認です。

Vベルトの確認

うん、ひび割れもなくこちらもコンディション良しです♪

走行距離はまだ1万キロ以下なので、2万キロの定期交換時まで

問題なく走れそうですね。

クラッチシューのスプリングの切れや、

シューの以上磨耗などを確認します。

クラッチの状態確認

こちらも偏磨耗やスプリングの断裂、弱りなどもなく

コンディション良しです♪

全ての駆動部位の確認が終わったら、各ベアリング部に

しっかりとグリスを給油してから取り付けましょう。

グリスを塗っておく

プーリーカバー内側のカラーも一度取り外して、

古いグリスをふき取って、新しいグリスを塗っておくのをお忘れなく。

カバー内側のベアリング部

あとは元通り全ての部品を取り付けましょう。

※取り付けに関しては説明を割愛させていただきます

さぁこれで駆動部の点検も完了したので、

残りの作業はまた明日の記事ででもご紹介します♪

明日は最終回ですが、ちょっと記事が長くなりそうですよ~。

では最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

27.8℃

今日は夕方から予報通り雨となったため、

夜になって随分とすごし易い温度になりました。

明日もぐずぐずの天候となりそうですが、過ごし易い

一日となりそうですね♪

ではまた明日、元気でお目にかかりましょう~☆

ちなみに、珍客はまだ店内に・・・

珍客(蝶)

ではまた☆

strongまずは表面のカバーを取り外します。p

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コメント

  1. だっくす より:

    こんばんわ、初めまして「だっくす」と申します。
    スミマセン、ちょっと教えて頂けないでしょうか?
    駆動系のウェイトローラーとドライブベルトを交換したのですが、プーリーカバーの取り付け要領がよく分からなくて困っております。
    プーリーカバー周辺のボルトを均等で徐々に締めていったのですが、プーリーのナットを締めなかったのでプーリーカバーのドライブ側を割ってしまいました。
    カバーボルトとプーリーナットの取り付け要領とトルク値を教えて頂けたら大変有難いのですが。
    宜しくお願い致します。m(__)m

    • うわーごめんなさい!!スパムに振られてて気が付くのが遅くなりました。

      これは基本的な事ですが、カバーの類いは
      必ず対角に少しずつ均等に締め付けていきます。

      締め付けトルクは使用しているボルトの
      太さやナットの大きな等によって異なりますが、
      プーリーナットの場合ですと概ね6.0Nm程度です。

      しかし、この数値で締めれば絶対安心という事ではありませんので
      数値はあくまで1つの指数として捉え、実際はナットの状況や
      締め付けた際のトルク感などを加味して
      多少味付けしてあげる事も必要です。