ディオチェスタのオイル漏れを修理してみよう!

ども。

えーっ店の中がごった返してます。

昨日遅くまで掛かって組んでいたこちらの車両ですが、

40%完成

今朝一番で台から下ろして、細々した部品類の取り付けと、

メインハーネスの取り付けを行って一時中断。

で、日中は他のお客様の修理作業でてんてこまいなので、

夜まで作業はお預けです。

とりあえず、今晩中に各種電装品とリヤ廻りは完成させたいな・・とか考えてます。

50%完成

相変わらず店内がどえらい散らかりようです・・・(・ω・;)

作業を立て続けに3件も4件も続けてやると、片付けていくヒマが無くって。。

言い訳はよろしい!(喝)

はい、また後ほど片付けますです。

↓ この続きを読む ↓

片付けるほど元気が残っているかどうか不安で仕方ありません。

とにかく眠いですわ。

ぐーすかぐーすか眠りたいっ!

日中汗をだくだくかいているので、夕方以降の体の疲れ方が

ハンパねぇです。

今日もブログ更新始めたのが22時前ですし、

さぁ一体何時になったら終われるのやら・・・。

とにかく、冒頭のお話はこれぐらいにして、

サクッと今日もブログ更新です。

まずはいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

33.6℃

晴れ

晴れ!!

明日の大阪の天気は、高気圧に覆われて概ね晴れる予報です。

降水確率も夜に掛けて10%ぐらいで、日中は0%で全く雨の心配はありませんので、

思いっきりバイクに乗ってツーリングに出かけてきて下さい♪

では本日の本題です。

まずは車両のご紹介から。

ディオチェスタ

ホンダ ディオチェスタですね。

このディオ系のオイル漏れに関しては、同系統のディオで

既にご紹介していますが、モデル違いって事で再度記事にしてみます。

まずは現状の確認から。

見事なまでに漏れていますね。

カウルのフチから伝って、モールをさらに伝ってフロントタイヤ周辺まで現状の確認

オイルが垂れています。

症状としては突然こうなったのではなく、

以前からこの症状は出ていたのでしょうが、

修理に持ってくるまでにちょっと日数が経っている感じがします。

オイル漏れが発覚した場合は、転倒などの危険があるため

出来る限り早く修理に出されることをお勧めします。

では作業開始です。

まずなメットインボックスを取り外しましょう。

メットインを取り外す

メットインボックスを取り外したら次にサイドモールを

両方共取り外します。

サイドモールを取り外す

メットインボックスを取り外した内側に

ワンタッチのクリップが入っていますので取り外しておきましょう。

クリップを取り外す

クリップを取り外したらシートカウルを取り外しましょう。

爪が前向きに刺さっていますので、後方にずらすようにして取り外しましょう。

シートカウルを取り外す

シートカウルにはメットインボックス開閉用の

キーシリンダーとワイヤーが接続されていますので、

予めワイヤーを取り外しておきます。

ワイヤーを取り外す

んでシートカウルの取り外し完了です。

すっきりしました。

取り外し完了

オイル漏れの原因はもう分解する前から

分かっていますが、部品を発注する前に必ずトラブル箇所を

確認してから発注するようにしています。

んでオイル漏れの箇所はここですね。

ディオ系の定番です。

オイルレベルセンサー

オイルレベルセンサー部のゴムが硬化して縮んで、

オイルタンクとの密着力が弱くなってしまいオイルが漏れてしまいます。

ちなみに、車体左側から激しく漏れる場合はこの部分。

右側からの激しいオイル漏れの場合は、ホースの劣化による漏れとなります。

横から見ると漏れているのがよく分かりますね。

横から見た状態

ちなみに右側の良く漏れる部分のホースがこれですね。

ホース部

オイルタンクと接続しているこの太い部分のホースが

劣化してひび割れてオイル漏れが発生します。

劣化しやすいホース部

今回も念のためホース部を確認しましたが、

激しい劣化はありませんが若干のオイル滲みと

硬化が見られますので、一緒に今回は交換することにします。

んでこれが諸悪の根源、オイルレベルセンサーの新品ですね。

オイルレベルセンサー

このラバー部分が硬化して縮んでしまうので

オイルが大気圧で押されて漏れ出してしまうのが原因です。

交換時は多少オイルがもれてしまうので、

オイル量が少ない場合は予め2サイクルオイルを用意しておいて下さい。

出来る限り漏れ出す量を抑えて作業を行います。

まずはオイルタンクキャップにビニール袋を被せて

大気圧が掛からないようにしておきます。

ビニール袋を被せておく

キャップでビニール袋ごとフタをして閉じましょう。

これでキャップ部から大気圧が掛からないようになります。

次に反対側のオイルホースをクランプしてこちらも

ふさいでおきます。

クランプしておく

ではオイルレベルセンサーを取り外しましょうか。

交換作業は出来るだけ手早く行います。

オイルレベルセンサーを、スゥーーーッと抜き取って

オイルレベルセンサーを抜き取る

少しオイルは漏れますが大気圧が掛からないので

ポンッと取り外しても、しばらくオイルが出てこないです。

でも油断は禁物です。

作業は手早くです。

んでオイルレベルセンサーを取り外して、新しい

オイルレベルセンサーに手早く差し替えました。

新旧のオイルレベルセンサー

んでこれが古いオイルレベルセンサーですね。

写真での見た目じゃ劣化と硬化の具合は分かりませんが、

二つ並べて写真撮影できないのが心ぐるしい限りですw

センサーに差し込まれている配線を取り外して、

古いセンサーを新聞紙の上にポイッ♪

取り外したオイルセンサー

なぜ英字新聞なのかはワタシにも不明ですがw

次にオイルタンクのホースも交換していきましょう。

漏れたオイルなどは最後に洗車しましょう。

これが新しいオイルホースですね。

こちら側も出来るだけ漏れ出すオイルを少なく作業します。

新品のオイルホース

新しいオイルホースは予めクランプしておきます。

クランプしておく

古いオイルホースも先にクランプしておいてあるのを

残したまま、ラジオペンチで挟んで抜き取って

即座に交換新しいオイルホースを差し替えましょう。

頭の中でしっかりとイメージトレーニングしてから

作業するとGOODです♪

オイルホースを準備する

スルッ!

(0.38秒)

チュポッ!!

文字で書くと遅く感じますね・・・

感触的には・・・

スチュポッ!!

こんな感じです。

スチュポッ!の後。

オイルホース内側には、オイルフィルターが付いています。

表からは見えませんが。

オイルフィルター

取り外したオイルホースから、交換するホースを取り外して

この状態にしておきます。

この状態にする

ホースを差し込む前にオイルフィルターをホースにセットして

ジョイントしましょう。

太い方のホースバンドは予め細いホースにセットしておくと

ジョイントしてから太いホースにずらして固定しましょう。

クランプをずらしていく

オイルタンク側をバンドで固定したら、再度ホースをクランプして

細い方のバンドを取付けてっと。

細いバンドをセットする

もう一度ホースをジョイントして作業完了です♪

オイルホース交換完了

漏れ出した量はわずかな量で済みました♪

最後にリヤ廻りを洗剤を掛けて洗車して

オイルタンク周辺をキレイにしました。

洗浄完了

完全に取り外して洗浄していないので、

交換後すぐは少しまだオイルが出ますので

しばらく様子見ておいてください。

最後に外装類を組み立てて作業完了です♪

オイル漏れも無事に止まったので一安心です。

でもね、オーナーさんは車両を修理にお持ち頂いた時に

『もうバイク買い直した方がええかねぇ・・・?』

全然大丈夫です。

まだまだ走れますのでご安心下さい。

この程度のオイル漏れで買い直していたら勿体ないです♪

じゃ今日の作業はここまで!

最後に閉店時のTODAYグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

27.8℃

おぉ。今日は穏やかに涼しい感じですな。

実際、この時期の気温差が問題なんじゃ無くって、

湿度の問題でしょうね。

気温が低くても湿度が高ければ不快感が強いですが、

気温が高くても湿度が低ければ実に過ごしやすい夜になります。

明日は絶好のツーリング日和となりそうなので

気をつけてツーリングにお出掛け下さい♪

ではまた明日も元気にお目に掛かりましょう☆

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