タフアップチューブの惨劇

ども。

今日の大阪は午後から風が強い1日でした。

時折雨が降ったり雪が混じったり。

先週金曜日に予め注文しておいたチューブが入荷していたので

お客様に入荷のご連絡の上車両を――――

― ◆ ◆ ―

金曜日のお話。

ホンダスーパーカブがパンクしたとの事でご来店

いただいたのですが、あいにく適合するチューブを

持ち合せていなかったので、チューブ入荷後にご入庫いただく事にし、

とりあえずその日は空気圧を目一杯張って

店から2分ぐらいの場所までお帰りいただく事に。  

― ◆ ◆ ―

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車両を引き取りにお伺いしてビックリ天!

リヤホイールからチューブが飛び出して、さらにその飛び出たチューブが

ハブにグルングルンに絡み付いて、完全にホイールがロック状態

な・・・・なんでこうなるの?

どうやら、パンクした状態のまま使用したらしく

結局途中で先の通り、リヤホイールがロックして完全したので

ズルズルと押して帰ってきたそうです。

現場ではデジカメを持っておりませんでしたので写真はありませんが、

このままだとトラックに車両を載せる事もできないので

カッターナイフをお借りして、絡まってギチギチに締まっているチューブを

取り外しました。

ここで思わぬ敗を・・・

タフアップチューブ装着車両である事を忘れていました。

グルグルと絡まってチューブに掛かる圧力ははち切れんばかりの高圧縮状態。

そんなもんにカッターの歯を入れたら・・・・ねぇ?

ちっ♪

びゅるっ♪

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・

タフアップチューブ内部から漏れ止めの薬液が猛烈に噴出。

右半身に薬液が飛び散った上に、バイクやら地面やらにも

ドボドボとこぼれちゃいましたが、ここまで来たらもう後には引けません。

とにかく、プチリプチリとカッターで絡み付いて

どえらい事になっているチューブをホイールから分離させます。

この後、何度も薬液が噴出しましたが一度目のようにもう驚きません。

薬液まみれになるスナップオンのメカニックグローブも気にせず、

やっとの思いでチューブを分離完了。

店に戻ってきてから漏れた薬液をデジカメで撮影。

タフアップチューブの惨劇

緑汁。

もう少し拡大してタフアップチューブの薬液を見てみましょう。

タフアップチューブの惨劇2

なんか固形の物が見えますね。

クーラント液の原液に何かを混ぜ込んだような代物。

これがタフアップチューブの漏れ止め剤の要(かなめ)ですね。

この形の何かをティッシュで水分をふき取ってよく観察してみると・・・・

タフアップチューブの薬液の中身

繊維の塊ですね。

細い細い繊維が大量に絡み合っているようです。

なんていうかねぇ、

何度も何度も類をビリビリと破いて繊維を細かくした状態。

衣服をビリビリって・・・・・あっ!

あれ再利用してるんですね。なるほどなるほど。

さっそくちょいと製造工場?にコメントをいただきに行って来ました。

まずはこちらの工場の方。

こちらの方とか、

こちらの方は元々サングラスを着用されているのですが、

今回は顔出しNGという事でしたので、

南の小島の匿名希望 ○仙人様

という事にしておきましょう。

でも、こちらの方はあまりタフアップチューブへの再利用するほど

ご活躍はされていないようで、国内シェア0.2%程度だそうです。

最近はご隠居生活を送られているそうです。

やはり、ナンバーワンの製造工場はこちらでしょう。

日本全国のタフアップチューブへの再利用繊維製造

国内シェア90%以上を誇るコチラ!

 名希望ビリビリ王!

 紀末もうやだ さん

こちらの方はあまりにも有名過ぎますので、

顔出しは勿論NGでなにやら激しい兄弟ゲンカをしているらしく、

そのケンカの原因ってのがどうやら、

女を巡ってのトラブル

随分とお悩みだそうです・・・。

兄弟で取り合うだなんて、不毛としか言い表せません。

って訳で、胸のトレードマークで過去に何度もトラブルが絶えないらしく、

こちらもモザイク処理をして欲しいとの事です。

この兄弟ゲンカでシャツが破れる事が日常茶飯事で、

もうどれほどのシャツを破いてきたか自分でもわからないそうです。

でも、まさかタフアップチューブ薬液として使用されているだなんて

本人も夢にも思って居なかったでしょう。

その事を本人にお伝えした所、

ヤァッタタタタタタタタタタ

タタタタタタ ヤッタァーッ!!!!

随分と顔に似合わず甲高い声をお出しになって

大喜びしていましたとさ♪

小ネタはコレぐらいにして続きを。

チューブは殆ど現場で切ったので残っていませんが、

タイヤを外すとホイール側に残っていたチューブはたったこれだけ。

たったこれだけ

エアーバルブ周辺のみ。

この部分以外はすべてホイール外に出てしまっていました。

いくら対パンク性能を向上したタフアップチューブとはいえ、

完全パンク状態で乗り続けるのは

 非常に危険ですのでおやめ下さい

と言いたい。

万が一があってからでは遅いですから。

あくまで、ショップまでの走行が可能な程度の

応急的な漏れ止め程度とお考えください。

薬液も衣類に付くとこびりついてなかなか取れませんので

衣類への付着もご注意を♪

こんな風になりますから。

ジャケットについた薬液

あぁ・・・洗濯したばかりなのに。

ってことで今日はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。

TODAYのグリップ表面温度

氷点下0.8℃

明日はもっと寒くなりそうですね。

ではまたっ!


じゃ、今日もいつものアレいっとく~?
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