【後編】250TRのフロントフォークをオーバーホールしてみよう!

ども。

定休日明けの今日、朝から陸運局やら役所やら行ったり来たり。

陸運局に行った帰りに、銀行に・・・と思って出かけたはずなのに、

気が付いたら店に帰って来とるがなw

しかも、すっかり忘れてて作業してたりw

途中で思い出して銀行行ったんですけどね、

物忘れって怖いですな。

帰巣本能っていうのか?

物忘れなのか?

まぁとにかく、最近ちょっと物忘れすることが多くて困ります。

しかも忘れているって事に気が付くまで、ちょっと時間が

掛かってしまうこともあるので厄介ですわ。

そんな年でもないのにw

ボケるにはいってw

物忘れしたときは、

『ヤカン様ヤカン様ヤカン様・・・・・(ぼそぼそ)・・・』

ってイイながら探したりすると思い出しやすいそうです。

まぁ気のせいでしょうケドw

あっでも、実践してちゃんと見つかった時はヤカン様にしっかりと

有り難うと申し添えておくのをお忘れ無く。

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んでね、午後からは事故修理の下準備です。

要所要所で写真撮影しながら作業を進めていきますので

通常よりもやや時間が掛かります。

で、途中お客様の来店なども有って現在の店内の状況が・・・

店内

ちょいとごった返してます。

明日は朝から競りの日ですが、合間を縫って一気に分解しましょうかね。

あとは足回りを取っ払うだけなので。

※フレーム交換とか諸々です

明日の競りは来週の記念オークションに全精力を注いでいるのか、

出品数が残念すぎます・・・。

来週の記念オークションに期待するしか無いか。

まだちょっと後片付けもありますので、冒頭のお話はこれぐらいにして

早速今日もいつものブログ更新をば。

まずは開店時のTODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

38.6℃

晴れ

晴れ!!!

明日の大阪の天気は晴れ。

雨が降る気配が全くしない晴れ

最高気温は今日より3度ほど高い34度の予想。

暑さが日に日に増していきますが、熱中症には十分気をつけて下さいね。

とはいっても、エアコンが効いた室内と室外を行ったり来たりする場合は、

逆に体調崩しそうなので、なんとも言いにくい所ですな。うん。

私はエアコンをあまり付けないので関係ないですけどw

では本日の本題です。

先日からご紹介している

250TRのフロントフォークをオーバーホールしてみよう!

ですが、本日は後編の最終回となります。

前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

【前編】250TRのフロントフォークをオーバーホールしてみよう!

【中編】250TRのフロントフォークをオーバーホールしてみよう!

さて、前回までは確か

洗浄完了

分解したフロントフォークを洗浄し終わった所まででしたね。

今日はこの続きをご紹介していきます。

まずはインナーチューブ末端部に新しいブッシングを取付けていきましょう。

新しいブッシング ブッシングを取付ける

シートパイプにスプリングをセットしてっと。

スプリングをセットする

シートパイプをインナーチューブに入れて、

続いてスプリングも入れます。

スプリングを入れる

カラーも入れましょう。

カラーも入れる

カラーを入れたら、インナーチューブを逆さま向けて立てましょう。

するとインナーチューブからシートパイプ先端が飛び出ますね。

飛び出たシートパイプ

シートパイプ先端にカラーを取付けます。

カラーを取付ける

この状態のインナーチューブにアウターチューブを

真っ直ぐ差し込んでいきます。

アウターチューブを差し込む

シートパイプとアウターチューブの位置を

アウターチューブ底部ドレン部から覗いて合わせてから、

新しい銅ワッシャに交換したドレンボルトで固定します。

新旧の銅ワッシャ 固定する

初めからインパクトレンチで絶対に締め込まないこと。

必ず初めは手で工具を持って締め込んでいきましょう。

※インパクトレンチでの本締め作業は後ほど行います

インナーチューブを元通りの向きに戻してから、

カラーを一旦抜き取ります。

カラーをもう一度取り外す

次に新品のスライドメタル(ブッシング)をインナーチューブに

入れていきましょう。

新品のスライドメタル インナーチューブに入れる

専用工具でまずはスライドメタルを打ち込んでいきましょう。

※ワッシャも入れておきましょう

スライドメタルを打ち込む量は、以下の写真のように

アウターチューブ側の段差ときっちり揃うまで圧入しましょう。

圧入量

次にオイルシールを打ち込んでいきますが、

そのまでにいつも通り内側に薄くシリコングリスを

塗って準備しておきましょう。

シリコングリスを塗っておく オイルシールを入れる

スライドメタル同様に専用工具で打ち込んでから、

新品のクリップでオイルシールを固定します。

新品のクリップ

最後にダストシールを入れますが、

オイルシール同様にシリコングリスを塗っておくのをお忘れ無く。

シリコングリスを塗っておく ダストシールを入れる

ダストシールは指で押すと入りますので

工具で叩く必要はありません。

そしてフォークを逆さまにしてドレンボルトを

インパクトレンチを使用して本締めしましょう。

本締めしておく

フォークオイルを準備しましょう。

250TRの標準オイル量などは以下の通りです。

※年式などによって異なる場合があります

規定オイル量:.371ml ±4ml

油面:104mm ±2

オイル種類:G-10

メスシリンダーに規定量より少し多めに注ぎ入れておきます。

メスシリンダーに入れる

ある程度放置して気泡を抜いてから

インナーチューブに注ぎ入れていきます。

注ぎ入れる

注ぎ入れたら、インナーチューブをストロークさせて

フォークのエア抜き作業を行います。

エア抜きするエア抜きする

エア抜きが一通り終わったら、

またしばらくそのままフォークを放置して、

内部の気泡が抜けるまで待ちましょう。

5分ぐらいでしょうか。

まぁ気の済むまで放置して下さいw

ここでもう一度最後にエア抜きをしてから、

フルボトムさせて油面を計測して微調整を行い、

最後にスプリングなどを入れていきましょう。

スプリングとワッシャを入れる またカラーを入れる

スプリングとカラーの間にはワッシャが入りますので

忘れずに入れておくように。

トップキャップを取付けていきますが、

さすがに・・・

チョコレート?

こんなトップキャップはさすがに再利用出来ませんので

もちろん新品交換です。

Oリングとキャップ

どれぐらいの年月であれぐらい腐食して

朽ち果てるのか、この新品のキャップを見ていると

気が遠くなりますな・・・。

変換ソケットをトップキャップに差し込んでから、

キャップを取付けていきます。

キャップを取り付ける

コレぐらい入った所でインパクトレンチを使用して

最後に本締めしましょう。

んでこれが締め付け完了後。

締め付け完了

美しい・・・・。

トップキャップに新しいゴムキャップを取付けます。

ゴムキャップ先端部に薄くグリスを塗ってから

作業するとGOODです。

新品のキャップ キャップを取付けた

これでフロントフォークのオーバーホール作業完了です♪

オーバーホール作業完了

最後に水洗いして油汚れを落としたら全ての作業完了です!

あとは車体に取付けていくだけですが、

ブレーキ廻りの修理時に取付け作業を少しご紹介していますので

ここはざっと写真だけでダイジェストで説明します。

ステムに差し込む 突き出し量を確認する フォークの取付完了

以上で250TRのフロントフォークオーバーホール作業完了です♪

じゃ今日の作業はここまで!

明日からはまた別の作業をご紹介しますのでお楽しみに♪

最後に閉店時のTODAYグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

34.4℃

これから毎晩寝苦しい日が続きそうですね・・・。

夜寝る時はエアコンONですよね。

うさぎさんの為にもエアコンON♪

ではまた明日も元気にお目に掛かりましょう☆

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