ども。
今日は朝からずーっと雨でしたね。
今日の午前中は家の用事で開店時間を遅くさせてもらい、
ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
まぁ朝一番でしたし、雨だったのでそんなに
急な来店も無いだろうと思っていたんですけどね・・・
『午前中行ったら、「お急ぎの方はお電話下さい」って張り紙が
あったんですけどお急ぎじゃなかったので帰りましたw』
お急ぎじゃなかったってーーーw
昨日、修理でお預かりしていた車両が、修理完了した旨
お電話差し上げていたんですけど、電話口に出られなかった上、
お客様からも折り返しの電話が無かったのですが・・・。
今朝一番で来られた様でw
しかもお急ぎじゃなかったってwww
電話かけてこの文言聞いて吹き出しそうになりましたわw
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でね、このお客様昔から本当にご贔屓にして下さっていて、
本当にありがたい事なんで、毎度何かあるごとにご近所ですし
車両の引取り、納車をさせて頂いて玄関先で修理代金を頂くのですが・・・
必ずピン札
でのお支払いなんですw
しかも、釣銭を持っていかなくてもキッチリと
1円単位までご準備してくださいます。
なんで支払いは千円札山ほどなんですかw
まぁ釣銭用に持っているんでしょうけど、
千円札が数十枚も財布の中にあるとね、
それでなくても釣銭用の千円札も予め有るってのに・・・
SOUSEKI夏目★ぶれいく中
パチンコとかしないのに、まるでパチンコ常習者の財布みたいです。
ええ。
じゃ今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と
明日の大阪の天気予報をお知らせです。
24.2℃
曇りのち時々晴れ
明日の近畿地方は、梅雨前線や低気圧の影響で中部や
南部では雲が広がり、雨の降るところがありますが
午後にかけて晴れ間が広がる予報です。
北部では湿った空気の影響で雲が広がりやすく、雨の降るところがある見込みです。
降水確率は1日を通して10%台と低くなっていますが、
不安定な天候ゆえ雨具はお持ちになるようお願いしますね。
では本日の本題です。
先日からご紹介している
デスペラード400のオイル漏れを修理してみよう!
ですが、本日は第3回目となります。
前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。
■【第1回】デスペラード400のオイル漏れを修理してみよう!
■【第2回】デスペラード400のオイル漏れを修理してみよう!
さて、前回までは確か
ウォーターポンプ部のこの穴の説明をしたところまででしたね。
今日はこの続きをご紹介しますね。
今日はまずメカニカルシールを取り外していきましょう。
メカニカルシールの黒い部分は、ゴムではなくプラスティック?で
出来ていますので、割りながら少しずつ取り外していきます。
ひとしきり割って外せる部品を取り外し終えた状態がこちら。
この最後に残ったラスボス的存在の金属部分が
とにかく固くて外す事ができません。
そりゃそうですわな。
この部分が緩いと水漏れしてしまうんで。
で、これが正攻法かどうか分かりませんが
いつもメカニカルシール交換時はこうして取り外しています。
中央の突起部を千切りとった後、
ウォーターポンプ本体に絶対に傷を入れないように
細心の注意を払いながら、リューターで
メタル部分のフチに一部切れ目を入れます。
んで、切れ目の部分を細いラジオペンチなどで
めくっていきましょう。
フチをある程度めくっていくとメタル部分を
ウォーターポンプ部より分離させる事ができます。
メタル部分とウォーターポンプとの
接着面には液体ガスケットの様なボンドが付いているので
余計に簡単には取り外せないようになっているんですな。
まぁ、この方法が一番手っ取り早く外せる方法だと思いますので、
リューターをお持ちの方は是非。
で、リューターが無い場合は無理をせず
ウォーターポンプASSYでの購入をどうぞw
んでこれがメカニカルシールを取り外した部位の
拡大写真です。
穴中央オイルシール右上あたりに、細い通路が見えますよね。
これが前回の記事で書いていた、あの穴ですね。
で、メカニカルシールの次はその奥にある
オイルシールを取り外します。
オイルシールはさほど強固に固定されていないので
簡単に取り外すことが出来ます。
ここに新しいオイルシールを取り付けます。
オイルシールを取り付ける時は、予め周囲に薄くシリコングリスを
塗ってから取り付けるとGOODです。
次にメカニカルシールの取り付けですが、
これがまた結構大変です。
取り外し時にこれぐらい苦労するってことは、
当然取り付け時も苦労する事は分かりますね。
オイルシールの圧入とはレベルが違います。
とにかく普通に圧入用の工具を使用してもなかなか
圧入出来ません。
かといって、力いっぱいに何度も
圧入の為に叩き続けるのもよろしくないですし。
ですので、ここは熱膨張の力を借りて少しでも
楽に取り付けしてみたいと思います。
※圧入用の工具は用意しておいてください
メカニカルシール本体は冷凍庫で冷却します。
そうそう、写真でも分かると思いますが
メカニカルシール外側に青い帯のようなのが見えますよね?
そうです、先ほどはオレンジ色のガスケットでしたが、
このメカニカルシールはブルーのガスケットが
予め塗られています。
で、ウォーターポンプ本体はヒーターガンを使用して
オイルシールを痛めない程度まで温度を上げておきます。
メカニカルシールを冷凍庫から取り出すと、
急速で室温に戻ってしまいますので、こうして氷の上に
乗せたまま近くまで運んで来ておきます。
ちなみにヒーターガンで暖めているウォーターポンプ
本体の現在の温度はというと・・
72.4℃ですね。
このぐらいの温度になると、素手で触るのは危ないので
皮手袋を装着して作業してます。
現在周辺はバイクショップらしくない、こんなカオスな状態です。
いい温度になったところで、圧入用の工具も横に準備して
手早くメカニカルシールを圧入します。
ウォーターポンプ本体に接触させた段階から
一気に熱膨張は収まりますので、
手早く工具で圧入しましょう。
んでこれが圧入完了後のメカニカルシールです。
メカニカルシールの圧入は、ベアリングなどの
圧入時と同じく出来る限り、メタルの分厚い強度がある部分を
叩いて押し入れるようにしましょう。
さぁ今日は一番の難所であるメカニカルシールの
取り付けまで完了したので、この続きは明日の記事でご紹介したいと思います。
じゃ今日の作業はここまで!
最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。
19.0℃
今日の夜もちょっと肌寒いですね・・・。
でも、車に乗ると室内の結露がすごいので
エアコンをつけなきゃいけないし・・・。
朝晩、相当冷え込みますので布団はきちんと
被ってお休みくださいね♪
ではまた明日お目にかかりましょう★
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