イントルーダー400のバッテリーを交換してみよう!

ども。

本日2回目の更新です。

といっても、こちらが本番なんですけどね。

まだまだ世間では3連休が終わるまではお正月ムードですよね。

勿論、業界全体でもまだまだお正月ムードが抜け切りません。

毎年そうですが、1月の1週目は殆ど仕事になりやしません。

特に今年はお正月休みの後にすぐに3連休が有りますし・・・・。

まぁ、我々のような小売店からすれば

お客様のご来店の機会が増えるやんかっ♪

連休が増えれば増えるほどドキドキワクワク感も高まります。

でもねぇ、今年はイイ事だけじゃ無いんですよ。

だってね、3連休明けって火曜日なんです。

それがなんだって?

当店定休なんです。

6日(午後以降分)・7日(終日)に発注しても

メーカーから部品が届くのが11になるんです。

じゃあさ、

今週は定休日無しにすれば?

とか、

正月休み取り過ぎ。5日から営業すれば?

なんて言わないで下さいw

色々色々色々色々色々色々色々多忙なんですこう見えて。

んじゃ今日もいってみよ~う♪

さぁまずは今朝のTODAYのグリップ表面温度から。

TODAYのグリップ表面温度

2.2℃

今朝は目を見張るほどの冷え込みではなかったですね。

次は今日の本題。

スズキイントルーダー400(VK51A)のバッテリーの交換方法をご紹介。

車両はこちらですね。

イントルーダー400

カッコいいですよね。この時代のイントルーダーって。

惜しみなく各部にこれでもかって言うぐらいクロームメッキを施し、

さらにシャフトドライブ採用でチェーン調整の手間いらず。

なんて素晴しいバイクなんでしょう~♪

あれよあれよ、という間に色褪せていく

ワインレッドの

マジかよまたかよ、という間に同調が狂っていく

キャブレター

おぉっとおぉっと、と言ってる間にキィキィ鳴いて来る

フロントブレーキ

走っても走っても、あっと言う間にへこたれて来る、

 バッテリー

手入れしても手入れしても、結局何かと手が掛かる、

 イントルーダー

アンタ・・・(ググッ)・・・それっていうとさ、つまり(グボハッ)・・・・

ヒヤァーッハッハッハ!!

へっへっへ

エエトコ無しやんけw

いやいや、そうでもないですよ。

手が掛かる子ほど可愛いって言うでしょ?

イントルーダーもそうなんです。

確かにあれこれとクセが強いバイクですが、今の時代には無い

メーカーのコダワリとか、その時代背景とか、設計者の思いとか、

とにかく噛めば噛むほどイイ味が出てくる、まるでスルメイカのようなバイクなんです。

21インチホイールでハンドリングもスムーズ。

それでいて、アメリカンらしからぬシートポジションとステップ位置。

街乗りから高速ツーリングまで、気軽に楽しめるエンジン特性。

セントラムモーターサイクルは、全国でも屈指のイントルーダー販売店です。

400ccモデルから1400ccモデルまで販売実績が豊富です。

イントルーダー400(VK51A)に関してはセントラムモーターサイクルにお任せ下さい!

さてさて、まだまだといい所はたくさんあるんですが

この位にしておかないと、バッテリー交換完了まで辿り着けない気がしますので

ドンドンと記事を進めていきます。

まずはバッテリーを取り外す為の下準備として搭載位置から確認しましょう。

ハイッ!ソコっ!

シートを取り外したその中にどうせあるんだろ?それがバイクじゃ普通だぜ?

って思った人、

イントルーダーにはそんな普通などという生ぬるい言葉は通用しません。

バッテリー搭載位置

エンジン後方下部のサイレンサー裏側に搭載されています。

拡大してみて見ましょう。

バッテリーを発見

ありましたね。

今見えているのは、プラス側のターミナルです。

それにしてもドエライ場所にバッテリーを持ってきたもんです。

バッテリーの搭載位置を確保してスタイルを崩すよりも、

バッテリーを多少無理のある位置に移動してでも、

現在のスタイルを維持する事に尽力した結果でしょう。

バッテリーの交換はご覧の通り上部から出来ませんので、

下記底部より取り出します。

バッテリー底部

ほんっとステキとしか言い様がありませんな。

写真で見えている部分が最終的には、

パカッと開く

このようにパカっと開くんですが、すんなりと作業は進ませてもらえません。

なにより、既にジャッキが見えている通り、フタが普通に開きません。

だってだって、

地面があるじゃねぇか・・・・

ですよね。

それに、手順として先にフタを開けても、また結局閉める事になりますので

まずはこの手順通りに一緒に進めていきましょう。

まだそう簡単に外させやしないよ、

    オ ・  ・  ・ サンッ ♪ (うふ

はい、じゃあ次。

ターミナルに接続している配線を取り外していきます。

最初に外すのは、必ずマイナス側からです。

理由を書き始めると長くなりそうなので割愛します

マイナス側は車両左側に有りますが・・・・

邪魔なレギュレター

 ※写真は作業が多少前後した写真を使用しています

レギュレターが邪魔で工具が入んねぇってばよ・・・

じゃあ外せばいいだろ

あぁそうですよね。

外しますよ。外しますとも。でも、後のことはしらねぇぞ・・・・

右側どないして外すねん・・・・

レギュレターの取付部分

サイレンサー近すぎ・・・・・

これだとボルト外した後、次にボルト入れれないって。

そりゃね、外す時はスパナで緩めればいいんですけど、

完全に取り外しちゃったとなると、

ボルトどころか指も入りませんけど?

そうなんです。

完全に取り外しちゃうと厄介極まりない。

ボルトを持つ指すら、サイレンサーが邪魔して入れる事ができません。

完全に取り外しちゃった方は、小一時間かけてスパナを使用して

うまくボルトを取り付けて下さい。(マジ大変です。

もしくは、急がば回れと先人達が言ったように、

ドえらい回り道のサイレンサー取外し作業

を行って下さい。

くれぐれも、ストイックな作業が好みな方だけにして下さい。

それ以外の普通の方は続きをどうぞ。

右側のボルトを緩めた状態にしておいて、

近くのフレームなどに結束しているバンドを緩めて、

レギュレターの配線を緩めてしまいます。

配線が緩んだら、レギュレターを手前に軽くずらせば、

簡単にバッテリーターミナルにアクセスが可能です。

ただし、アクセスが可能というだけで満足のいく作業が

出来るかどうかは、

あんちゃんの技量が肝や

 そぉ・・・ですかw

マイナス側のターミナルが外れたら、次はプラス側を外しましょう。

マイナス側のターミナルを外した後は、バッテリー端子に接触しない様に

配線を接触しないようにしておいて下さい。

端子を取り外した

こんな感じで取り外し完了です。

さぁこれでいよいよバッテリー底部のフタを開ける準備が出来ました。

まずはフタをしっかりと開けるように、車体をジャッキアップします。

イントルーダーのジャッキアップポイントは少ないんですよね。

なんてったって、フレーム冷却通路の一部になっているもんで。

で、数少ないジャッキアップポイントがこちら。

ジャッキアップポイント

右側サイレンサーとエキパイのジョイント部分の裏手にあるフレーム。

この部分にジャッキを掛けるんですが、皿の大きな油圧ジャッキなどは掛けれません。

エンジンとのクリアランスが10数mmしかないので・・・。

くれぐれも、エンジンにジャッキが掛からないようにしてください。

ジャッキアップした途端にエンジンが・・・・・ボキッですからね。

写真にあるようなパンタグラフジャッキが一番使い勝手が良いです。

もう少し分かりやすいジャッキアップポイントの写真がこちら。

もうちょっと分かりやすいジャッキアップポイント※作業が多少前後している写真を使用しています

写真ではそのままフレームにジャッキを掛けているように見えますが、

ブログでの説明用に当て布を取り外しているだけですので、

実際には当て布などを入れてジャッキアップしてください。

ジャッキアップを始める前に、バッテリー底部のフタが開かないように

固定している下記ボルト(2本)を緩めておきましょう。

取り外す必要はありません。緩めるだけで結構です

フタの固定ボルト

車体の状態を確認しながら少しずつジャッキアップします。

リヤホイールがコレぐらい浮けばOKです。

リヤホイールの浮いてる様子

さぁリヤホイールが浮いたら先ほど緩めておいた

ボルトを取り外してフタを開けましょう。

フタの固定ボルトを外す

ボルトを取り外す際は、フタがバッテリーの重みでいきなり開いてしまいますので、

必ずフタを手で押さえながらボルトを取り外して下さい。

フタを開く

フタが開いてきましたね。

勢いよく落ちてこないようにしっかりと押さえながら徐々に開けて下さい。

いったいメーカーはこの構造をどう考えているのかサッパリですが、

バッテリーの脱着経路全体がスチール製なので、勢いよく取り出したりして

万が一にでもバッテリーターミナルバッテリーBOXに触れると

バッチバチいいながら火花が出ますので、大変危険です。

過去に私も経験した事があります。

しかも、そういう時に限ってバッテリーが挟まって動かないんですよね。

かといって、ターミナルを何かで保護する事も出来ません。

唯一出来る事と言えば、ゆっくりと慎重に取り出す事ぐらいでしょうか。

さぁもうここまでくればバッテリーは取り外せますね。

そろそろ新しいバッテリーの初期充電も完了している頃ですので、

早速新しいバッテリーを逆の手順で取り付けていきます。

まず取り付ける前にターミナル部分に腐食防止の為に

グリースをタップリと塗っておきましょう。

ターミナルにグリスを塗る

開放型バッテリーはターミナル部分が腐食しやすく、

接続端子の接触不良などが発生するのを防いでくれます。

次はブリーザーチューブも忘れずに取り付けておきましょう。

バッテリーのブリーザーチューブ

さぁこれでバッテリーの準備完了です。

そそくさと車両の下にバッテリーを移動します。

バッテリーを車両下に移動

ターミナルがバッテリーBOXに接触しないように細心の注意を払いながら

バッテリーBOXにバッテリーをおさめつつも、フタを閉めていきます。

フタを閉じる※先ほども使用した写真ですがw

バッテリーがおさまったらフタのボルト2ヶ所を忘れずに固定しましょう。

フタの固定も終われば後はターミナル端子の固定だけですので、

この時点でジャッキは取り外してOKです。

取付時は必ずプラスから取り付けていきます。

あと、取り付ける前にボルト先端にもしっかりとグリスを塗っておいて下さい。

ボルトにもグリスを塗る

これも腐食防止の為です。

マイナス側の取付時にも忘れずに塗っておいて下さい。

ターミナル取付完了

うんいい感じ。

マイナス側も同様です。

ターミナル取付完了 マイナス側

これで無事にバッテリー交換完了です。

最後に正常に発電しているかどうかのチェックをしましたので

動画をご覧下さい。

ちなみに、イントルーダーは全シリーズ(クラシックは除く)通して

発電容量が不足気味な場合が多いので、ヘッドライトはキルスイッチを付けて

日中は消灯した方がGOODです。


まずはヘッドライト消灯状態でのイグニッションONからエンジンスタートまで


次はヘッドライト点灯状態でのイグニッションONからエンジンスタートまで

これが正常な状態の発電量です。

これよりも数値が1Vぐらい低い場合はショップへの検依頼をオススメします。

今日の記事は如何でしたか?

コレできっとイントルーダーのバッテリー交換も自分で出来るはず♪

でも、あまり無理はしないように。

困ったらいつでも、

セントラムモーターサイクルにご一報を

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせ。

TODAYのグリップ表面温度

なんと、氷点下6.2℃

通りでバイクのシートが凍ってるわけだ・・・。

あ、そうだそうだ、本日ご来店のお客様をお1人ご紹介

往年の名車RZ250

昔からのお付き合いでご贔屓にして下さっている

初期型RZ250でご来店のお客様。

自賠責保険の更新のためにご来店下さいました。

エンジンのオーバーホール、フロントブレーキのダブルディスク等々

快調に走っておられるようで何よりです。

いつも大変お世話になっております。

今後ともセントラムモーターサイクルを宜しくお願い致します。

じゃあ今日はここまでっ!

じゃ、今日もいつものアレいっとく~?
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コメント

  1. ゆうき より:

    イントルーダーの400vk51aに乗っているのですが、マフラー変えたいんですが、なかなか社外マフラー見つからず、スリップオンマフラーであきらめようかなと考えだしてるのですが、良かったら持ち込みなどいけたりしますでしょうか?