【第3回】フォルツァZ(MF08)のFコードエラーを修理してみよう!

ども。

今週初めから梅雨入りしたはずの日本列島。

なにやら明日以降の週間天気予報を見ていると、

来週は雨マーク無いじゃん。

むしろ、晴れマークがちらほらと出ています。

お天気ニュースを聞いていると、

(早くも梅雨の中休みとなりそうです)

中休みってww

まだ始まったばっかりですやん。

いやでもまぁ・・・雨が降らないに越したことはありませんです。

今日もなんだかんだで、小雨がパラつく事はありましたが、

短時間で降り止む通り雨で、一日中曇り空で営業を終えることが出来ました。

そして今日は週末という事もあってか?なかってか?

お弁当が無い日だったので・・・・

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ここ1ヶ月ぐらい?行ってなかった・・・・

久し振りのサンマリノ

うるわしのサンマリノ♪

安定のベストプレイス感がタマランですwww

【11:30】

(今日のランチはどうすっかね・・・)

最近定番、マクドナルドでシャカシャカポテトでキメるか・・・

いや待てよ、すき屋も最近行ってないな・・・おろしポン酢牛丼もグッドチョイス・・・

いやいや・・・それよりも・・・・久し振りにサンマリノという手もあるな・・・

(うぬぅ・・・・)

・・・・5分後

『マスター♪ あれ? ナニしてるんですかw』

土が詰まったプランターを数個積み上げた台車をゴトゴトガタガタと押して

店の裏手に入っていくマスター・・・。

(私:苦笑)

相変わらずのんびりな雰囲気のマスター♪

こういう気の抜けた感じ、やっぱり最高です。

おなかは空いていたのですが、バツグンの調子って訳じゃなかったので

アッサリした感じのパスタを注文。

今日のパスタ

奥にもう1つパンが映りこんでいますよね・・・。

なぜだかてんちょも合流w

でね、パスタにタバスコを掛け過ぎて、スッパイし辛い辛い。

また、お弁当が無い日は様子見てサンマリノ突撃します♪

では今日もいつもの開店時のTODAYのグリップ表面温度と

明日の大阪の天気予報をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 開店時

28.2℃

曇り

曇りのち時々晴れ

晴れ

明日の大阪は気圧の谷の影響で、午前中は曇りで南部を中心に

雨の降るところが有りますが、午後からは高気圧に覆われて

次第に晴れてくる予報です♪

最高気温も今日と同じぐらいか、1℃ほど高くなる予報です。

今朝は少々肌寒く感じる朝でしたよね。

明け方はTシャツ姿で布団を蹴って寝ている私の場合、

寒くて寒くて目が覚めたぐらい。

明日も似たような天候になりそうなので、今夜は

ちゃんとパジャマ着て寝ますw

では本日の本題です。

先日からご紹介している

フォルツァZ(MF08)のFコードエラーを修理してみよう!

ですが、本日は3回目となります。

前回までの記事は以下のリンクよりご覧頂けます。

【第1回】フォルツァZ(MF08)のFコードエラーを修理してみよう!

【第2回】フォルツァZ(MF08)のFコードエラーを修理してみよう!

さて、前回までは確か

導通を点検する

制御モータの導通確認まで完了したところまででしたね。

今日は駆動系の分解作業から初めて行きましょう。

まずはプーリー部のプラスティックのアウターカバーを取り外していきます。

プラスティックカバーを取り外す

前後2分割となっているので、まずはフロント側を取り外しました。

フロント側を取り外した

フロント側のカバーを取り外すと、駆動系等の冷却用

エアーの取り込み口が見えます。

フィルター部

フィルターがホコリで完全に詰まってます。

後ほど取り付ける際にエアーブローして清掃しておきましょう。

残る後方のカバーを取り外しましょう。

内部のスポンジ(制音用)がケースにビッタリと張りついて

アウターカバーが外れにくいことがありますので、

少々力を入れて引っ張ってあげると外れてくれます♪

スポンジも長年密着していると、結構な力で張り付いてしまいます。

アウターカバーを取り外した

次にプーリーカバーの固定ボルトを、グルリ一周取り外しながら回ります。

ボルトを取り外す

ボルトを取り外してから、プーリーカバーを

プラスティックハンマーでトントンッ!と軽く叩いてあげると

こんな感じでカバーが外れます。

カバーを取り外した

走行距離が30,000km超えていましたが、

予想していた程ゴッテゴテに汚れてないですね。

ウェイトローラーという部品その物が無いからかな?

それとも20,000kmぐらいで定期点検した結果だろうか。

まぁいい・・・今はとにかく目の上のたんこぶ・・・

忌まわしきFコードエラーを解消するだけだw

次の点検項目は、レシオセンサの点検です。

レシオセンサはドライブプーリー左上の

クランクケースに取り付けられています。

レシオセンサ

これだけ外装類を取り外していても、

工具の種類や形状によってはアクセスしづらい位置にあります。

レシオセンサのカプラおよび周辺に配線やカプラが

配置されていて作業しづらいので、ステーもろとも取り外してしまいましょう。

ステーごと取り外す

ステーごと周辺の配線やカプラを避けると

随分と作業しやすくなりました。

レシオセンサが良く見えるように。

レシオセンサって言ってますけど、実際はスロットルポジションセンサと

ほとんど役割は同じです。

形状も同じですが。

レシオセンサの固定ボルトを取り外していきます。

固定ボルトを取り外す

ボルトを取り外した後、レシオセンサを取り外しますが、

クランクケースから取り外す瞬間に

『カチッ!』

と、音が聞こえるのが正常です。

そもそも、このレシオセンサは取り付け時に45度ぐらい?

ひねった状態から取り付け位置まで戻しながら

取り付けるので、浮かして取り外した瞬間に音がして正常なんです。

戻す方向に内部でスプリングが効いていますので。

んでこれがレシオセンサを取り外した状態です。

レシオセンサを取り外した

レシオセンサに写真の平らな突起が差し込まれています。

レシオセンサ裏側の写真を撮影するの忘れましたが、

とにかくこの平らな部分が入る形状になっていますので、

そこにちゃんと取り付けられていたか確認しましょう。

レシオセンサ側の差込部が破損していたりする場合は、

レシオセンサを交換し、また、差込部にスプリングの張力が

効いてない場合も同様に交換してください。

正常に組みつけられていた場合は次の

確認作業に移りましょう。

クラッチを予め広げてVベルトを内側に落とし込んでおきます。

クラッチを広げてベルトを落とし込む

それからドライブフェイスのナットを

インパクトレンチを使用して取り外しましょう。

ナットを取り外す

取り外し完了っと。

フェイスを取り外した

Vベルトをちょっと下に向けて避けてから、

プーリー右脇のステーを取り外してから、

さらにその奥に有る固定ボルトを取り外しましょう。

ボルトを取り外す

この固定ボルトがムーバブルドライブプーリ本体の

固定ボルトとなっています。

このボルトを取り外さないと、どれだけ引っ張っても外れませんので

必ず取り外しましょうね。

ボルトを取り外すとずずずぃぃぃっと外れていきます。

ムーバブルドライブプーリを取り外した

かなりの重量感がありますw

巨大なギヤが付いているので当然といえば当然ですな。

これこそが、悪名高いホンダSマチックの心臓部です。

ホンダ Sマチックの心臓部

Vベルトのカスですんごい事になっています。

んでこのプーリー部分も2分割となっています。

大きなネジの様になっていて、写真手前のステー部分に

プーリー本体がねじ込まれている状態です。

ステー部を取り外した

ちょっとネジ部分が分かりにくいのでもう少し拡大っと。

ネジ部分

このネジというかレールというか、このネジ部分によって

プーリー本体が前面に出たり、へっこんだりすることによって

変速している、これがSマチックです。

ヤマハの旧車だったっけか?の、クラッチのレリーズ機構も

同じ機構を使っていましたね。

クラッチを握るとレールに沿って部品が押し出され、

その先にあるプッシュロッドを押してクラッチを操作する。

それの発展形といいましょうか。

それはさておき、とにかくベルトのカスで汚れが酷いので、

分解したついでにエアーブローしてキレイに清掃しましょう。

カスを落とす

ステー側もエアーブローして清掃しておきます。

ステー側も掃除する

どちらも、古いグリスを出来る限り拭き取っておくのをお忘れなく。

新しいグリスをねじ山部にしっかりと塗りこんで、

何度か手で動作させて、またグリスを塗りこんでを数回繰り返して

グリスをしっかり全体になじませておきます。

グリスを塗りこんでおく

これでプーリー部のフリクション過大って線は消えましたね。

この部分のネジ山がかけていたり、スムーズに作動しない場合は

変速がスムーズに行なえない為、同様にFコードのエラーが出てきます。

Vベルト交換時には面倒でも必ず、分解、グリスアップをお忘れなく。

この部分の動きがスムーズだということは、変速にも違和感がなく、

ひいては制御モータの負荷軽減にもなります。

続いてエンジン側も相当に汚れていますので、

エアーブローしてまずはカスをぶっ飛ばします。

エアーブローする

(ゲホッゲホッ)

すっ・・・凄まじいカスが舞い散りました・・・。

めげずに呼吸を止めてエアーブローを続けていき、

クラッチ部分もブシューっと・・・

クラッチ側もすごい

(グハッグホッ)

こちらも相当な量のカスが舞い散りました。

んで、何とかエアーブローと清掃完了です。

清掃完了

ドライブプーリーを元通りエンジンに取り付ける前に、

左奥に見えているギヤを手で回し、レシオセンサシャフトが

滑らかに回るかどうか確認します。

※レシオセンサを必ず取り外した状態で確認する事!

※制御モータも取り外してから確認すると分かり易いです

※写真を撮り忘れてまして。。。

また、レシオセンサシャフトを指で軽く握りつつ、

ギヤを回転させて引っ掛かりや、ロックしてしまう部分が無いかも確認します。

当然、レシオセンサシャフトの動作以外にも、

目視で確認できるギヤ欠けなども無いか確認しておきましょう。

このレシオセンサシャフトや、ドライブプーリとの接続ギヤに

異常が無い場合は、先ほども書いていた通り

サービスマニュアルのエラーコード表に書かれていた

制御モータからムーバブルドライブギヤ間のギヤ機構のフリクション過大

というトラブルに、このレシオセンサシャフトやギヤは関係ないって事が

はっきりと分かりましたね。

故障箇所が少しずつ見え始めてきました・・・。

あともう少し点検項目が有りますが、この続きはまた明日以降の記事で。

じゃ今日はここまで!

最後に閉店時のTODAYのグリップ表面温度をお知らせです。

TODAYのグリップ表面温度 閉店時

19.6℃

夜になるとまた冷え込みが出てきましたね・・・。

さすがに半袖で作業している寒くなってしまい、

窓や扉を閉め、さらにいつもの薄手のジャケットを羽織って作業しているとね、

いがな!!!w

で、ジャケットを脱いでちょうどよくなりましたとさっ♪

ではまた明日、お目にかかりましょう☆

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